こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回はシリウスコミックス『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第11巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
第10巻の紹介記事はこちら↓↓
『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』
漫画:村上よしゆき
原作:茨木野
キャラクター原案:あるてら
今日から新連載!
村上よしゆきのなろう系漫画、水曜日のシリウスで始まりました。ニコニコで無料で読めます!
「落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~ 」
よろしくお願いしますー!!!https://t.co/NpFGXG2SKT pic.twitter.com/UYl4gIP8x7— 村上よしゆき (@murakami44) December 2, 2021
第11巻の見どころ(ネタバレ注意)
光の巨人
ルシフェルが呼び出した神の一柱・ハデスは帝国軍の兵士十万人の魂を食べ、天界の神々に復讐をしようとしていた。
それと同時刻、学園ではユリウスが魔法実技の試験で3種類目の神域級魔法を繰り出していた。
その名も[獅子座竜星群]。
突如現れる光の巨人。
その妙な気配を察知したハデスはルシフェルに煽られ、ユリウスを殺すため学園へと飛び立つ。
しかしいざ光の巨人を目の前にするとハデスは身がすくんで動けなくなってしまい…
くっころ女騎士登場
ユリウスとの決闘に負けたペンドラゴンは腹いせに王都の教会に使者を送り、「ユリウスが悪魔にとり憑かれた」と嘘をついて聖騎士に討伐依頼を出してしまう。
聖騎士とは悪魔退治のスペシャリストで、あらゆる悪を絶対に許さない清廉潔白な孤高の集団、中でも神に選ばれし[13使徒]は魔族に対抗できる技量を持つ存在だという。
その[13使徒]の聖騎士ヘンリエッタ(29歳)が依頼を受け街中を歩いていると、偶然にも目標であるユリウスに出会ってしまい、いきなりユリウスからオバさん呼ばわりされてしまうのであった。
感想
第11巻は前回の魔法実技試験の話の続きから始まり、夏休みに突入しユリウスが聖騎士に出会う話などが描かれました。
今回は帝国の兵士たちを殺しイキがっていたハデスとユリウスの激しい戦いが見れるのかと思っていたのですが、まさかのハデスが瞬殺されるとは…
というかユリウスにハデスは認識されることもなく、ちょうどその場にいたカカシ扱いを受けていましたね。
ユリウスの最後の神域級魔法[獅子座竜星群]で出てきた光の巨人はまさかの『新世紀エヴァンゲリオン』のアダムのそっくりさんでした。
ハデスを掴んで首を吹き飛ばすヤツもアニメ版のカオルくんを殺すシーンにそっくりだったし、エヴァ好きはこのシーンを見てニヤニヤしたのではないでしょうか?
また死んだハデスの魂が昇天する描写は藤崎竜先生の『封神演義』の魂魄が飛んだシーンみたいでしたね。
前回ハデスの見た目が楊戩の半妖体みたいだなと思っていましたが、今回のこのシーンで『封神演義』をネタにしていることが確定しました。
その後もユリウスがハデスに殺された兵士たちを生き返らせていたのですが、その時使用した魔法[女神の息吹]が『HUNTER×HUNTER』で登場した「大天使の息吹」にそっくりだったし、この1話で色々な作品をネタにしすぎですね。
というかこの作品の出版元は講談社ですが、集英社やKADOKAWAなど別の出版社の漫画をネタにしてて大丈夫なのかちょっと心配になってきます。
あくまでコメディネタの一つとして描いているだけだから問題ないのかな?
あと今回の件でルシフェルはヴェノムザードに目をつけられていました。
普段は可愛いヒロインなのに、主であるユリウスのためにマジギレするヴェノムザードがカッコ良すぎる。
ルシフェルは一体何を企んでいるんでしょうね?
またラグナロクを起こしたいのか?
もしかしたらユリウスに神々を全員殺させるのが目的だったり?
本人は世界平和と言っていますが、これから彼が何をしてくるのか気になりますね。
続いてユリウスたちは夏休みに突入し、学生生活の夏を満喫していくようです。
ですがペンドラゴンのせいで聖騎士と戦う展開になっていきそう。
騎士だし今度は聖闘士星矢ネタが仕込まれてきそうですね。
そして今回新たなヒロイン枠?ラッキース〇ベ枠?として新キャラ・ヘンリエッタが登場。
美人さんなのにみんなからオバさん扱いされてて可哀想すぎる…
彼女は数々の修行を経て教皇から鎧をもらい[13使徒]になったようです。
その修行内容が『ドラゴンボール』や『HUNTER×HUNTER』、『NARUTO』、『鬼滅の刃』などジャンプ系の修行ばかりなのはちょっと気になりますが…
そんなヘンリエッタですが、自慢の宝剣もユリウスのクソださTシャツに壊され、鎧や衣服もユリウスに破壊されすっぽんぽんになり第11巻の表紙の姿にされていました。
まさにくっころ女騎士の末路って感じですね。
恥ずかしくて逃げてしまったヘンリエッタですが、今後も登場してくれるのか気になります。
個人的には年上キャラはあまりいないし今後も登場してラッキース〇ベ要員になってほしいです。
最後は帝国の教会本部で他の[13使徒]が登場しましたが、[1]だけヤバすぎますね。
なんで1人だけあんなデカいんだ!?
ここまで強キャラ感を出していますが、結局はユリウスに瞬殺されるんだろうなぁ。
ラストで「聖騎士壊滅まであと5分ー」とか書かれているし、悲惨な未来しか見えませんね。
はたして彼らはどうなってしまうのか、続きが楽しみです。
第12巻は2025年2月ごろ発売予定です。
原作小説はコチラ
おわり