カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている『カッコウの許嫁』第21巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
第20巻の紹介記事はコチラ↓↓
『カッコウの許嫁』
著者：吉河美希
YouTube“KADOKAWAanime”より
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第21巻の見どころ（ネタバレ注意）
告白の返事
幸の高校受験の合格発表当日。
凪とエリカも海野亭にやってきて幸の帰りを待つ。
帰ってくるのがやたら遅いため不合格だったのではと一同が不安になる中、幸は合格通知を持って現れるのであった。
これで幸に告白の返事をすることが決まってしまった凪。
悩み過ぎて挙動がおかしくなる凪は友人の遊馬シオンに恋愛相談をしてみることに。
シオンから「立ち向かうんだよ。その時の自分を信じろ… 自分の直感を信じるんだッ！！」というアドバイスを受け、凪は幸が待つ神社へと向かうのであった。
『カッコウの許嫁』第21巻 P44より入学できない！？
幸の入学金の準備は大丈夫だろうかと心配になった凪は実家に戻り両親に訊ねてみることに。
すると父・洋平が自慢げに「用意してあるぜッッ 57万円！！」と言って用意したお金を見せるが、実際は197万円必要で全然足りなかった。
凪のときは56万円だったが、それは凪が特待生で入学し入学金と授業料が免除になっていたからだった。
そのことを知って焦る洋平は「明日までになんとかするからよ…！」と言うが、翌日の放課後に連絡してもまだ家に帰ってこないという。
いつもドタバタしている海野家だがさすがに今回はマズイのではと思った凪が実家に戻ると、そこには凪の実父でエリカの父親・天野宗一郎が待っていて…
感想
今回は幸の受験合格発表から告白の返事のお話や、バレンタインのお話、そして入学金のため凪がアルバイトをするお話などが描かれました。
まずは告白のお話から。
幸が無事受験に合格できたため、告白の返事をすることになる凪。
ですが幸から告白はなかったことにしたいと言われ、もう一度告白されるまで保留という形で終わりました。
まぁある程度予想出来ていた結果ですね。
幸が告白を取り下げるきっかけになったのはひろの「でも海野君には振られると思う」という言葉でした。
アレがなかったら今回告白を取り下げることはなかったのかもしれません。
ひろは幸の性格なども考え告白の返事を聞くのをやめたくなるように仕向けてあのセリフを言っていたのかも…
せっかく凪もシオンのアドバイスを受け、直感に頼って返事をしようとしていたのにちょっと残念でした。
今回凪は直感に頼っても分からないと言っていましたが、あそこまで悩むくらい幸のことを好きだということを自覚してほしいですね。
普通妹に対してあそこまで悩むことはないんだから。
次に告白される時は凪の幸への好感度は今よりも上がっているから、成功する可能性が高くなりそうですね。
バレンタインのお話では凪がヒロイン全員からチョコをもらいます。
凪が誰のチョコから食べるのかを気にするエリカが可愛かったです。
それぞれのチョコは包装も含め個性が出ていましたね。
あいのは宝石みたいで可愛かったし、ひろのは和風な感じだったし。
エリカもちょっと見た目が悪いですが、幸のはいつも通りの見た目の悪さでした。
でもふたりとも味は美味しいというのがやはり姉妹なんだなと思わせてくれますね。
ホワイトデーで凪がみんなにどんなお返しをするのか楽しみです。
最後に幸の入学金のお話へ。
宗一郎が凪の作ったカツ丼を食べて涙を浮かべるシーンはちょっと感動しました。
『カッコウの許嫁』第21巻 P138,139より今まで離れ離れだった実の息子の手料理を食べることができたんだから、そりゃ嬉しいでしょうね。
その後、凪は宗一郎に入学金を借り、その分宗一郎の経営する旅館で住み込みのアルバイトをすることに。
旅館の支配人や女将は最初凪に厳しくしますが、凪が有能すぎて女将のほうはすぐに落ちちゃってましたね。
海野家や天海ハウスで磨かれた家事スキルが大活躍です。
ラストでエリカもやってきたし、宗助たちも箱根に来るようだし、ここでもまた一波乱ありそうです。
どうなるのか続きが楽しみです。
『カッコウの許嫁』第22巻は2024年4月17日発売予定です。
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おわり
