どうも!
ファンタジーもの大好き、カッパ室長です。
今回はサンデーうぇぶりにて連載中の漫画『幻狼潜戦』第2巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『幻狼潜戦』第1巻の紹介記事はコチラ↓↓
『幻狼潜戦』
著者:桜井亜都
国のために死んでもらうと言われた話
1/18#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/IJUZHx139v— 桜井亜都@幻狼潜戦🐺1巻9/12発売 (@sakurai_ato) September 12, 2023
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
極秘任務
「篝ウルト」として東ノ國でスパイ活動することになったウルトは王女・宝神ラゴの部下になることに成功する。
そこでウルトはラゴの側近である黒木バンジから彼もウルトと同じように西ノ國からのスパイで10年も潜入していることを知らされる。
バンジからの信用を得られたウルトはラゴとの極秘任務に参加することになった。
それはラゴと舞踏会で踊ることだった!?
西の使者との接触
仮面舞踏会当日。
「バース」の取り引き現場を押さえるため、ウルトやラゴたちは人型となって舞踏会に参加する。
そしてウルトたちはもう一つの任務として西ノ國から来る人間の使者に資料を渡すことになっていた。
だが任務を行う予定だったバンジが自由に動けなくなってしまい、代わりにウルトが西の使者と接触することに。
ラゴをこの場で殺す計画を立てていたウルトだったが西の使者に資料へ渡すためにラゴのもとを離れ約束の場所へと走る。
そして合図を送り部屋に入ると、そこには西の使者としてやってきた九条麗央がいたのだった。
感想
今回はウルトがラゴたちと極秘任務をおこなう話が描かれました。
極秘任務とは仮面舞踏会の会場内で「バース」の取引が行われるため、その現場を取り押さえるというものだった。
その会場に潜入するため、ウルトはラゴと一緒に舞踏会に出るための踊りの練習をすることに。
ウルトは姉・麗華の仇であるラゴとどんどん仲良しになっていきますね。
踊りの練習中、ラゴは「タンラリラ♪」と麗華のオリジナルソングを口ずさんでいました。
これでラゴが麗華と面識があることが確定しましたね。
ウルトはラゴが仇であると確信し、すぐにでもラゴを殺そうとしていますが、はたして本当にラゴが麗華を殺したのでしょうか?
殺そうとする相手に「タンラリラ♪」なんて楽しい曲を麗華が歌うはずもないし、ラゴは麗華と仲良しだった可能性のほうが高いですよね。
それにウルトがラゴに曲のことを訊ねると驚いた顔をして、ちょっと悲しそうな雰囲気を出している気がしました。
ラゴは麗華が殺される現場にいて、麗華が死んだことを悲しんでいるのではないでしょうか?
あと気になったのはラゴが暗闇を苦手なことです。
「暗い部屋の中は嫌だ」と言っていますが、これは過去に暗い部屋に閉じ込められていたのかもしれません。
これも麗華が関係しているのかもしれませんね。
ラゴが見せる人間みたいな素ぶりに困惑するウルト。
人間みたいな素ぶりをするということはラゴは過去に人間と一緒に、もしくは人間のように生活していた可能性もありそうですね。
ラゴの過去が麗華の死の真相に繋がっているようだし、ラゴの過去が描かれる時が楽しみです。
そして今回、西ノ國の使者としてやってきた麗央とウルトが接触するシーンが。
ウルトのほうは麗央に気づきましたが、麗央のほうはウルトに気づきませんでした。
麗央はウルトが死んだと聞かされているし、必死に忘れようとしていたから別人だと思い込もうとしていたのかもしれませんね。
しかし、最後に麗央はウルトだったのではないかと確認に向かおうとしています。
はたして麗央はウルトと再会することができるのか。
「バース」の取引のほうは何者かがラゴたちの動きを売人に知らせていて逆に襲われる展開になっていました。
一体誰が情報を流したのか。
今のところ私が怪しいと思っているのは牛角副隊長と第弐部隊副隊長の入江ルイです。
牛角副隊長は外にいるはずだったのに中に入ってきてたし、ラゴたちを取引が行われる部屋の中へ連れて行ってましたから。
入江ルイのほうはラゴとウルトが練習を始めるところを目撃していたから情報を流すことができそうだし、あとなにより細目キャラだし。
まだ誰が味方で誰が敵か分からない状態です。
敵の奇襲でウルトを庇ってラゴが負傷してしまったし、これからウルトはどうするのか。
続きが気になります。
単行本第3巻は2024年5月頃発売予定です。
おわり