こんにちは、こんばんは。
能力者系のバトル漫画大好き、カッパ室長です。
今回は週刊少年サンデー・サンデーうぇぶりにて連載されている漫画『GOLDEN SPIRAL』第5巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
『GOLDEN SPIRAL』第4巻の紹介記事はこちら↓↓
『GOLDEN SPIRAL』
著者:福地 翼
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— 福地翼@ゴルスパ2巻発売中 (@fukuchi_tsubasa) August 18, 2022
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
犯人捜し
ガロが乗ってきた“オルペウスの卵”を持ち去った人間は護衛班の隊長達の中にいることがわかった。
卵を取り戻すため、リリーは隊長定例会議で犯人を捜すことに。
集まった隊長はリリーと亡くなったオッドを除くと8名。
『ニケ隊』隊長 ニケ・スナイデル、『マダル隊』隊長 マダル・ヴィヴィアン・W、『シュシュ隊』隊長 シュシュ・ファーファ、『リンダ隊』隊長 リンダ・マックキュー、『アカメ隊』隊長 アカメ・マッカージュ、『シカバネ隊』隊長 シカバネ・ワイスリー、『リョウマ隊』隊長 リョウマ・モスキーノ、そして『ジャスティン隊』隊長で猫のジャスティン(♂)。
神父の話では持ち去った隊長の右手の甲にはドクロのようなアザがあったという。
リリーは隊長達の手の甲を注視してみるが、全員の手の甲にそのようなアザは見当たらなくて…
禁書を求めサリュー教団の本拠地へ
“外の世界”へ行くための空飛ぶ“方舟”を作ろうとしている大発明家の少年・ノアと出会ったガロ達。
ノアが言うには空を飛ぶ仕組み自体も分かっており、部品もこの国にある物でまかなえるのだが、足りない物が一つあるらしい。
それは“創造力”。
0から何かを創造するために必要なのは『想像』すること。
ノアが方舟を作るためには実際に“空を飛ぶ巨大な方舟”の資料を見る必要があった。
この国には空飛ぶ乗り物の資料がサリュー教団によって燃やされてしまっているが、サリュー教団の本拠地になら“禁書”として保管されているとアカメは言う。
ガロ達はノアに“禁書”を読ませるため、サリュー教団の本拠地『リベルテ大聖堂』へと潜入するのだが…
感想
護衛班入班試験も終わり、今回から“外の世界”へ脱出するための方法を模索する展開になっていきます。
そして新キャラも沢山登場しました。
まずはガロが乗ってきた“オルペウスの卵”探しのお話から。
ここで護衛班の隊長たちが全員登場しました。
そんな隊長たちの中から“オルペウスの卵”を持ち去った犯人を見つけるのですが、リリー隊長が有能すぎました。
噓を見抜く能力が強すぎるのもそうですが、怪しい挙動を見逃さず、少しの情報から犯人を特定しているのが凄すぎます。
そして卵を持ち去った犯人はアカメ隊長であることが判明。
アカメ隊長だと知った時は焦りましたね。
ビャオが入隊したのがアカメ隊だったから、もしアカメ隊長が悪側だった場合、ビャオも敵に回ってしまう可能性がありましたから。
ですが、アカメ隊長は卵を持ち去りましたが敵ではないことが分かり一安心。
彼女もサリュー教団から卵を守ろうとしていたようです。
アカメ隊長は目つきが悪くて敵っぽく見えるけれど、それはミスリードを誘うためだったのかもしれませんね。
そうなると、他の隊長の中に敵に通じている人がいるかもしれません。
どの人も怪しく見えるんですよね。
でもジャルとサミエルが入隊しているシュシュ隊長とリンダ隊長は安全そう。
残りのニケ隊長、マダル隊長、シカバネ隊長、リョウマ隊長あたりにスパイがいる可能性もあるかも。
リョウマ隊長は仮面で素顔が見えないのが怪しいですね。
シカバネ隊長もこういうオッサンは怪しいと相場が決まっているんですよね。
ニケ隊長はリリー隊長のことを「義兄さん」と呼んでいたから、彼はローサの弟なのかな?
彼も無害そうな爽やかイケメンですが、こういう奴に限って裏の顔があったりするから油断できませんね。
そして一番気になるのがジャスティン。
なんで猫が隊長?
ジャスティンもマグユーザーなのでしょうか?
もしかするとジャスティンは恐ろしく強かったり、何か特別な能力を持っているのかもしれませんね。
ガロ達は大発明家ノアと出会い、方舟を作るために“禁書”を探すという展開になっていきます。
水没する国にノアの方舟って、これ完全に旧約聖書のヤツですね。
オルペウスの卵も神話関連のものだし、天使も出てくるし、この作品は神話をモチーフにしたものが多そうですね。
そしてガロ達はサリュー教団の本拠地へ潜入するのですが、この場所が怪しすぎます。
なぜ地下に天使が拘束されていたのか?
サリュー教団が天使を操っていたのでしょうか?
そうだった場合、なぜそんなことをするのか?
あと、ガロが触れたとたんに天使が動き出したのも気になりますね。
ガロがこの国の住人じゃないからでしょうか?
謎が多すぎます。
教皇も怪しさMAXですね。
額に縫い跡もあるし、なんだかハロウィンのキャラみたい。
この姿にも何か理由があったりして…
あと地下で出会ったクラベルという元国王軍の青年。
いきなり現れましたが、彼は信用できるのか。
ノアも敵に捕まってしまったし、ガロ達はこのピンチをどう切り抜けるのか。
次巻が楽しみです。
第6巻は2023年9月15日頃発売予定です。
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