どうも!カッパ室長です。
今回は週刊少年ジャンプにて連載されている『ウィッチウォッチ』第9巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
第8巻の紹介記事はコチラ↓↓
『ウィッチウォッチ』
著者:篠原健太
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第9巻の見どころ(ネタバレ注意)
背が高くて豊満な女が来た!?
ある日、乙木家に背が高くて豊満な女がやってくる。
女性の名前は倉持桃(通称:モモチ)。
モモチも魔女の血を引いていて3年前から魔法に目覚め、高校を卒業してから悠仙郷に行きニコの母・伊吹に会ったという。
そしてモモチは魔女として生きることを決め、まずはこの家のサポートをしながらニコと一緒に魔法を磨こうと考え、この街に引っ越してきたのだ。
そんなモモチにニコたちの世話を任せて、モリヒトは一人修行に出かける。
モリヒト不在の3日間でニコたちは母性強めの年上女性モモチの甘やかしで骨抜きにされてしまうのであった。
パンで彼の気持ちを知ろう
クラスメイトの黒和小麦からニコたちは恋愛相談を受ける。
彼女は自分の家が経営するパン屋にやってくる1組の浜崎くんに恋心を抱いていた。
人の頭の中がわかる魔法はないか?と訊ねられ、ニコは人の心を直接読める魔法はないが近い事ができる魔法ならあると答える。
その魔法は“セイアンサー”。
「人の形をして生まれたもの」に「対象者の髪の毛」を入れて魔法をかけると、それが対象者として会話をしてくれるというものだった。
しかし、これには少し問題点があって…
パンの人形だったらパンの種類しか、野菜の人形だったら野菜の名前でしか話せないというものだったのだ。
感想
今回は可愛い新キャラが登場しました。
豊満な白魔女のモモチこと倉持桃さん。
待望の女性キャラが仲間入りです。
仲間が男ばっかりだったからこれで少しバランスが取れた感じです。
そしてモモチは見た目も性格も最高でした。
19歳といっていますが、もう見た目が美人な奥さんですよね。
性格も明るくてみんなに優しく、すぐにニコたちとも打ち解けています。
今後は彼女が乙木家のお母さん的ポジションになるのかな?
これまではモリヒトがお母さん、お父さんの両方を担って大変そうでしたが、これで少し楽になるのかも。
ですが、モモチは母性が強すぎでみんなを甘やかしすぎてしまうため、モリヒトが厳しいお母さん役を続けないといけなくなりそうな感じはしますね。
ちなみにモモチの得意とする魔法は「瞬間移動」でした。
とても便利な魔法なのですが、移動させる質量や距離が大きいほど自身の体重が減ってしまうという欠点があります。
ですがそれでもかなり強力な魔法です。
攻撃に使っても良し、守りに使っても良し、様々な場面で使われそうですね。
今後も黒魔女との戦いに大いに役立ちそうな予感がします。
デメリットの体重が減ってしまうというのも、女性にとっては嬉しいことなのかもしれません。
食べても食べても太ったら魔法を使えば体重はリセットされるということですからね。
ただ怖いのは自身の体重で賄えない量や距離を移動させた場合どうなってしまうのかということでしょうか。
そもそも魔法が発動しないなら良いのですが、もしも自身が消滅してしまったり、骨になってしまうなどだった場合はかなり恐ろしいですよね。
コメディ漫画だからそこまでのことはないと思いますが…
とにかく今後、モモチはお笑い回、シリアス回どちらにも期待大ということですね。
「ハマザキ秋のパンまつり」回は本当に笑いました。
浜崎くんの代わりにパンの人形が質問に答えていくのですが、全部パンの種類で答えているのが面白かったです。
パンの名前言っているだけなのに声に出して読んでみると本当に質問に答えているように聞こえてくるんですよね。
こんな発想ができる篠原健太先生が凄すぎます。
「デニム道」の回もデニムについて丁寧かつ詳しく説明していて、なおかつそれを面白おかしく描いているのが凄いです。
あと今回も他の作品の画風になったニコたちが出てきました。
今回は藤子 不二雄Ⓐ先生の『笑ゥせぇるすまん』のキャラっぽくニコたちを描いています。
前の「どうぶつの森シリーズ」や「マインクラフト」だったり英語の教科書や壁の落書きなど他の作品の画風を上手に取り入れていて、それが面白いのが本当に素晴らしいと思います。
今後も他の作品によせたニコたちが見てみたいですね。
今回も笑い満載でした。
次の巻もお笑いメインなのかな?それとも黒魔女とのシリアス回になるのか。
どうなるのか楽しみですね。
コチラの作品もオススメ
『彼方のアストラ』
『SKET DANCE』
おわり