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【魔女ノ湯 第1巻 あらすじと感想】湯女たちの未練を絶ち、心を癒す物語

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こんにちは。こんばんは。

カッパ室長です。

 

今回はヤングコミックにて連載されている『魔女ノ湯』という漫画の紹介です!!

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

魔女ノ湯堀 博昭


どんな内容?(ネタバレ注意)

癒し癒される温泉宿「魔女の湯」

物語は主人公である会社員・澤 克忠さわ かつただが崖から飛び降りようとするシーンから始まる。

澤は会社の金を使いFXで大儲けをしていたが、突然の石油の暴落により20億の負債を作ってしまう。

この事態に仲間だと思っていた同僚たちからも掌を返したように冷たい扱いされ自殺を決意していた。

そんな時、能面の半分をつけた和服の女性・四條しじょうミサが現れ、「死ぬ覚悟があるのでしょう?だったら人助けをしませんか?」と言われる。

彼女が営む温泉宿「魔女の湯」では俗世で魂をズタズタにされ身魂とも疲れ果てている女性客がおり、彼女たちを癒してほしいとお願いされてしまう。

すると、目の前にはいきなり温泉宿が現れ、そこにはそれぞれ半分のお面をつけた艶やかな湯女たちが裸で出迎えてくれた

彼女たちのいつくしむ奉仕によって澤は身も心も癒されていく。

そのおかげもあり、澤は会社へ戻り借金を返済するべく動き出す。

その後も澤のところに魔女の湯への路が開かれるようになる。

湯女たちからの奉仕を受けた澤はなぜか彼女たちから懐かしさを感じるようになった。

そして知るはずのない湯女たちとの思い出を見ることになる。

ミサは澤に湯女たちの魂に“癒し”を与え、現世への未練を絶ってほしいという。

こうして澤は彼女たちから癒されるかわりに、彼女たちの想い人の代わりとなって、非業の死をとげた彼女たちの心を癒していくこととなった。

感想

この作品、ただエッチなだけでなく、現世に未練がある女性たちの心を癒してあげるというちょっと切なくて良いお話でもありました。

主人公が湯女たちに癒されることで彼女たちの記憶を知り、そして彼女たちが心から欲している言葉や行動で癒してあげるといった展開になっています。

エッチなシーンはがっつりエッチですけど、湯女たちの過去のお話はけっこう切なくて良い話ばかり。

彼女たちの想い人の姿になった主人公はその記憶を知り、毎度彼女たちを成仏させて別れなくてはいけないので、結構辛い気持ちになってて可哀想ですね。

この女性たちに恋をしても主人公とはくっついてハッピーエンドになれるわけではないですからね。

今のところ、湯女は6人、「呼び手」という案内役のミサさんを含めると7人。

これから新たに増えることもあるのかな。

ミサさんは案内役という扱いですが、彼女も何か現世に未練をもっていそうな感じがします。

最後はミサさんを癒してこの物語は終わるのかな。

はたして澤は湯女たち全員の心を癒してあげることはできるのでしょうか。

そして個人的に一番気になっているのは、澤は20億という借金を返済することができるのかということ。

並大抵のことでは20億なんて稼げないですからね。

どうやって返済するのか、今後が楽しみです。

 

 

おわり