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【久保さんは僕を許さない 第1巻 あらすじと感想】“恋”と名が付く2歩手前の思春期スイートコメディ

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どうも、こんにちは。

ラブコメ大好きカッパ室長です。

 

今回は週刊ヤングジャンプにて連載されている『久保さんはモブを許さない』の第1巻を紹介します。

ヒロイン女子とモブ男子による思春期スイートコメディです。

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

久保さんは僕を許さない雪森寧々

どんな内容?(ネタバレ注意)

高校1年生の白石純太しらいしじゅんたは隣に居ても気づかれない、集合写真に写っているのに欠席だと思われて顔写真を合成される、そんな存在感ゼロの“モブ”男子

白石くんはクラスメートに五度見されてやっと気づかれる、姿が見えたときはいいことがあるかもと噂されるほどの自分では、青春を謳歌するどころか青春のステージにすら上がれないと考えていた。

ところがクラスメートの“ヒロイン級”美少女久保渚咲くぼなぎさだけはそんな白石くんを見つけ出し、いつもちょっかいをかけてくるのであった。

 

この日も、久保さんに恥ずかしい写真を撮られ、弱みを握られてしまった白石くんは、どのくらいみんなに気づかれないのかを検証すべく、授業中に椅子の上に立たされてしまう。

さすがに先生に気づかれ注意を受けてしまうが、授業は何事もなかったかのように進んでいく。

そんな姿を見て久保さんは白石くんに「今日の授業の主役だったね」と微笑む。

「それを仕組んだ久保さんは敵だね」と白石くんが返すと久保さんは

私は白石くんのヒロイン」と笑顔で答えるのであった。

そんなことありえないことだと分かっていながらも、久保さんの行動にドギマギしてしまう白石くんだった…

ここが魅力的!!

この作品は美少女ヒロインとモブのような主人公がイチャイチャする物語です。

 

この漫画の魅力、それはヒロインの久保さんの可愛さですね。

白石くんにちょっかいを出してニヤっとしている時の顔や、嬉しそうに笑う顔がとても可愛い。

機嫌が悪くプクーとむくれる顔までもが可愛いんです。

久保さんが可愛いのは、単に白石くんをからかっているのではなく、好意があって白石くんにちょっかいをかけているからですね。

久保さんの恋する女の子の表情がとてもグッとくるんですよね。

はたから見ると久保さんが白石くんのこと好きなのはよく分かるのですが、

白石くんが今までのモブ人生のせいで、久保さんみたいな人が自分のことを好きになるなんてない、と思い込んでしまっているので恋愛にまで上手く発展していない感じですね。

 

しかし、白石くんのモブ感は本当に凄いです。

主人公とは思えないほどの雑な顔。

とても描きやすそうです。

今のところ、白石くんが久保さんにドキドキさせられっぱなしだから、今後、久保さんをドキッとさせるような男らしい行動が見てみたいですね。

今のままじゃ、まだまだ2人の恋は進んでいかなさそうなので、何か2人の関係を進展させるような出来事が起こることを期待しています。

次巻では白石くんと久保さんのどんなイチャイチャが見られるのか楽しみです。

 

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 雪森寧々先生の他の作品

『人間に恋した鬼は咲う』(全4巻)

■あらすじ

鬼や妖怪が出没するという深い森。

愛する者を殺され生きる希望を失った少年は、森で出会った鬼に「僕を殺して」と懇願する。

感情を持たない鬼には少年の行動など理解できるはずなかったが、死を前にして笑顔を見せる少年になぜか心魅かれていくのであった…。

心に闇を抱えた少年と「恋」を知らない鬼の百年にも満たない恋物語!!

人間に恋した鬼は咲う(一) より引用

 

おわり