カッパ室長です。
今回はヤングキングで連載中の漫画 YKコミックス『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル』第3巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
大人気作品『シリアルキラー異世界に降り立つ』の公式外伝作品です!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第2巻の紹介記事はコチラ↓↓
『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル』
原作:河本ほむら
漫画:ヒロ
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
「セーブ&ロード」の攻略法
チートスキル「セーブ&ロード」を持つ転生者・タダシを討つため、彼のパーティを尾行する快楽殺人鬼の九鬼櫻子と不老不死の聖女・ミリア。
すると櫻子たち以外にもタダシを狙う転生者が現れ、タダシとの戦闘が始まる。
彼のチートスキルは「一万年修行」というもので、異空間で一万年修行を積んで編み出した最終奥義を繰り出していく。
しかし「セーブ&ロード」で何百回とやり直ししてきたタダシにあっさりと躱され殺されてしまうのであった。
そんな戦闘を見た後、「厄介なチートスキルのようですね」と心配するミリアに櫻子は「たぶんイケるんじゃない?」と余裕そうに答える。
そして翌日、櫻子はミリアを囮にしてタダシに奇襲攻撃を仕掛けるが返り討ちにあってしまい…
新たな仲間?
櫻子の前に突如現れたヨロヨロした謎の男。
彼は櫻子が殺した男の血を飲むと体が膨らみイケメンへと変貌を遂げる。
そして「我が名はオーギュスト・ド・シュヴァリエ。お察しの通り転生者で…チートスキルは「吸血鬼」です」と自己紹介を始めるのであった。
さっそく殺し合いを始めようとする櫻子にオーギュストは膝をつき「貴方に忠誠を誓います」と言い出す。
『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル』第3巻 P102より彼が求めていたのは「絶対的支配者」。
究極の支配とは絶対的存在に殺されることにあると言い、オーギュストは「貴方が勝ち残り、絶対性を証明した後殺してもらう。それが私の望みなのですよ…」と説明し、櫻子の下僕となり手伝いがしたいと申し出てくるのであった。
感想(ネタバレ注意)
第3巻では超強力なチートスキル「セーブ&ロード」を持つ転生者タダシを殺すお話や、櫻子たちに新たな仲間が加わるお話などが描かれました。
まずはタダシとの戦いのお話から。
櫻子たちが戦う前に格闘家みたいな転生者が戦ってましたが、あれは完全にかませ犬でしたね。
タダシを倒すための情報収集のコマとしては役に立っていたのかもしれませんが、あまりにも哀れでした。
名前すら出てきませんでしたもんね。
彼のチートスキル「一万年修行」は異空間で鍛えれば鍛えるほど成長できるという強い能力でしたが、彼の頭が悪かった。
「セーブ&ロード」のスキルだと知っていて、真正面から攻めていくのバカすぎです。
そして枝一本で殺されるとか何を鍛えてたんだよって思っちゃいました。
櫻子は「セーブ&ロード」の特性を利用して攻略していきます。
その方法はタダシが絶対に助からない状況でセーブをする、いわゆる「詰みセーブ」をさせることでした。
『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル』第3巻 P66,67よりセーブ直後に櫻子が襲い掛かり、ロードしても攻撃を防ぐことができない&助けも呼べないようにして、タダシがもうロードしても意味がないと心を折れるまで何度も殺していました。
タダシは心が折れて都合の良い夢を見始めていましたが、そこでみんなから拍手されて褒めてもらっているシーンが『新世紀エヴァンゲリオン』の最終話にあったおめでとうのシーンみたいでしたね。
こうして櫻子は見事タダシを殺すことに成功。
でもあれでタダシが殺されるのはちょっと納得いかない気がしちゃうんですよね。
ロードした瞬間に即死とかロードしても水中の奥底とかならまだ分かるのですが、襲われるだけなら何か対策できるだろって思っちゃいました。
一万年修行した格闘家の転生者に勝てたんだから、櫻子相手だったら何百回とロードを繰り返せば攻撃を防げるものなんじゃないでしょうか?
それだけ櫻子の殺しの技術が高いということなのかもしれませんが。
「何万何億何兆回やり直ししてでも必ず排除する」とか言ってたのに、櫻子の拷問で心折れるとかやっぱりコイツは根はしょうもない奴だったということでしょうね。
次に櫻子たちに新たな仲間ができるお話。
オーギュストはイケメンですが、中身はただのドMの変態野郎みたいです。
チートスキル「吸血鬼」で血がある限り不死身らしいのですが、こちらにはもう不老不死の聖女がいるしただの劣化版にしか見えませんね。
でも彼の能力の凄いところは血の匂いを嗅ぎ分けれること、それと血を操ることでしょうね。
血を自由に動かせることができると言っているから、武器にも使えるし他にも色々応用が利きそう。
これで戦術の幅が広がりますね。
しかし彼は櫻子に忠誠を誓っていましたが、自分の主に相応しくないと思ったらすぐに裏切るようだしまだ油断はできないのかもしれません。
最後は転生者アルドレードとのバトルが開始。
彼女はチートスキル「魔眼」を持っているのですが、これがまた凄いのなんの。
「石化」の能力だけなのかと思ったら「千里眼」や「熱視線」「催眠」などなど、眼を使った能力をほぼほぼ使えています。
『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル』第3巻 P135,136より使えたらミリアも殺せるかもしれませんね。
石化だけだったら相手の眼を見なければ問題ないのですが、「熱視線」による攻撃や「催眠」によって操られた人間の対処は目を開けてないとできないので両方を対処するのはかなり難しそう。
櫻子も目をつむって戦っていましたが、さすがに複数人との戦いは無理そうでしたね。
仲間になったばかりのオーギュストはミリアと一緒に石化しててマジで役に立たなかったし。
この大ピンチの状況で今度はヴォイドと名乗る仮面の男まで登場してきました。
なんか『未来日記』の12thみたいなヤツが出てきましたね。
彼は「チートスキルを討つチートスキルの使い手」と言っていて、「虚無帰還」という技でアルドレードの催眠にかかった民間人を無力化していました。
これはもしやチートスキルを無効化する能力なのかな?
そうだった場合、コイツと組めれば櫻子は無敵になれるのでは?
はたしてこの転生者の登場で、このバトルはどうなっていくのか。
単行本第4巻は2026年初夏発売予定です。


