こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は月マガ基地で連載中の漫画 KCデラックス『罪と罰のスピカ』第5巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
コミックDAYSにて堂々1位を獲得した超人気作です!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第4巻の紹介記事はコチラ↓↓
『罪と罰のスピカ』
原作:井龍一
漫画:瀬尾知汐
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
怪しいバイト先で殺人事件発生!?
夏休みに入り、都麦澄光はネットで見つけた楽チン・簡単・高収入と書かれたバイトの求人に応募した。
仕事の内容は人里離れた山荘で宿泊客への接客や家事などを住み込みで手伝うというもの。
同じロッジの従業員である佐浦涼に連れられ山荘へやってきたスピカ。
この山荘に宿泊している客は4名。
旅人系インストグラマーの羽三村美優、ドラマ脚本家の樹場寿尾、投資家の阿久平太、登山家の安房智。
それにスピカと佐浦、ロッジのオーナーである猿賀庄司を加えた計7名が一つ屋根の下で過ごすことになった。
スピカがリビングの掃除をしていると窓の外で猿賀と安房が口論しているのを目撃する。
すると羽三村が「安房って全国指名手配されている強盗殺人犯の海部勇に似てないか?」と言い出すのであった。
翌日、猿賀と安房が朝早くハイキングに出かけたきり帰ってこないため全員で周辺を捜索すると、崖の下に転落死した猿賀が発見される。
阿久は「これは事故死に見せかけた殺人だ!そしておそらく…犯人は山荘のメンバーの中にいる…!!」と名探偵のようにカッコよく言い放つ。
しかしスピカが「あ はい。犯人は安房さんですよね」とあっさり犯人を特定してしまい…
『罪と罰のスピカ』第5巻 P39,40より感想(ネタバレ注意)
第6巻ではスピカが住み込みでバイトしている山荘で殺人事件が起きるお話などが描かれました。
そしてこれがただの殺人事件ではなく、衝撃の展開になっていくのが本当に面白かったです。
夏休みに入り、スピカはネットにあったリゾートバイトを応募していました。
ドーナツ屋のバイトもしているのにこの子メッチャ働きますね。
というかこの求人、どうみても怪しいバイトですよね。
案の定、オーナーが胡散臭い男だったしスピカに運び屋みたいな仕事も勧めてきてましたし。
そしてその山荘で事件に巻き込まれていきます。
山荘に宿泊しているのはスピカも含め個性豊かなメンバー。
『罪と罰のスピカ』第5巻 P6,10,12,13,14より猿賀社長が殺されて、ミステリーやサスペンスで定番の山荘での殺人鬼探しが始まると思ったら、スピカが速攻で終わらせてて笑っちゃいました。
せっかく阿久がカッコよく決めたのに、可哀想すぎる。
まぁ 山荘のメンバー内に犯人がいるんだったら心が読めるスピカは簡単に見つけちゃいますよね。
でもこの殺人事件はただの序章で、本番はその次からでした。
実はここに集まった人間は過去に一緒に強盗をしていたメンバーでした。
阿久がこの家に隠された大金を一人で大金を持ち逃げしようとしましたが、佐浦や樹場、羽三村にボスである「鼠」から「金を持ち逃げする裏切り者を殺せ」というメッセージがきたことで阿久は殺されてしまいます。
そこからはそれぞれが金を一人占めしようと欲をかいて殺し合いが始まります。
ホントお金って醜い争いを生み出しますね。
みんな悪い顔しすぎです。
彼らは「鼠」によって振り回され、疑心暗鬼になったまま死んでいくのです。
ここまではしょうもないお話だなと思いましたが、これは全部スピカが意図して引き起こしたものだと知ってとても驚きました。
最初にスピカは事件に巻き込まれたと言いましたが、逆ですね。スピカが彼らを巻き込んだようです。
実はスピカは2年前彼らに強盗に入られ、家族を殺されていたのです。
今までのお話は世の中の罪を逃れた悪人を罰するものでしたが、今回はスピカの復讐のお話だったんですね。
さらに今回は協力者も登場しました。
協力者はなんとスピカの祖母。
南爪刑事と目暮署長の会話ではスピカが唯一の生き残りで他は全員殺されたと言われていましたが、実は祖母も生き残っていたようです。
祖母だけは事件が起きた日に現場にいなかったのかもしれませんね。
つーか、南爪刑事が都麦家を見に行ったときに聞き込みをしたおばあさんがその人だったとか恐ろしすぎるよ。
あの時おばあさんは他人事みたいに話してくれていたけど、内心どんな思いだったんだろう?
目暮署長が言うように強盗犯だけでなく、犯人を捕まえられない無能な警察への怒りがあったのではないでしょうか?
そして使えない警察どもに頼ることをやめ、スピカと一緒に復讐を始めたという感じなのかもしれません。
スピカの祖母が共犯者なのは分かりましたが、祖母が「鼠」のアカウントを使えているのはなぜ?
もしかしたらこの山荘に来る前に本物の「鼠」を殺しているのかも。
あとラストで都麦家に強盗に入るように指示していた「イナバ」は樹場だったことも判明。
「イナバ」がこのグループの一番トップなのかと思いましたが、「鼠」とはどんな関係だったんでしょうね?
お互い顔も知らないようでしたし、情報を共有し合う同業だったのか、それとも「鼠」のほうがより立場は上だったのか?
そして都麦家に強盗に入る際、「イナバ」は「殺しはナシ」と指示していましたが、スピカ以外はみんな殺されていました。
この指示を無視してしまったのは、老人以外がいるという想定外のことが起きたからなのかも。
そのあたりも次の巻で明らかになるのかもしれないですね。
いつの間にか南爪刑事も独自調査でかなり真相に迫ってきていました。
『罪と罰のスピカ』第5巻 P176,177より偶然とはいえスピカの祖母とも顔を合わせていますしね。
彼は確たる証拠を掴んだらスピカを捕まえに動くでしょうし、スピカはこれからどうするのかも気になります。
というかスピカよりも祖母のほうが危ないのかもしれませんね。
次の巻でどうなるのか楽しみです。
単行本第6巻は2026年3月頃発売予定です。
井龍一先生の他の作品紹介
『降り積もれ孤独な死よ』
富字山南警察署の刑事・冴木仁は空き巣の通報を受けて、とある屋敷へ。
ところが、調べを進めていく中で、衝撃の事実が判明。
捜査陣に戦慄が走る。
血塗られた狂気と対峙する刑事を描く、激情と慟哭のノワールサスペンス、開幕。


