どうも、カッパ室長です。
今回は月刊ヤングキングアワーズGHにて連載された『かみくじむら』第4巻の紹介です。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『かみくじむら』第3巻の紹介はこちら↓↓
『かみくじむら』(大見武士)
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
動き出す村長
かみくじ村では戦後にも元軍医たちにより人体実験が行われていた。
現村長も当時捕まって調教を受けるなど悲惨な過去を送っていた。
そのせいで、誰かに奪われて死ぬことがなによりも不幸と考えるようになった村長は、皆に幸福な死を与えようとしていた。
その準備ができたと思った矢先、フタバからソウジが生きていたという報告を受ける。
殺したはずのソウジが生きていて、信頼していたエリに裏切られた村長は2人を探し始める。
永瀬の失態
永瀬はエリから就任式で村長が永瀬や村の人々を殺そうとしていることを聞く。
またソウジが村長捕縛計画を立てていることも…
ソウジたちの協力を得て村長を追い出すことができれば、今度こそ愛され尊敬される人生が始まるとニヤつく永瀬。
その後、エリの言うとおり家に待機していた永瀬のもとにミナがやってくる。
村長を倒すために人手がいるだろうと考えた永瀬。
ミナなら自分の言うことも聞くし安全だろうと、つい村長を倒す計画をしゃべってしまう。
その話を聞いて震えるミナ。
ミナは永瀬のもとに村長を案内しにきていたのだ。
最後の戦い
あっさり村長にやられてしまった永瀬は、村長をソウジの所まで案内してしまう。
すべて白状してしまった永瀬はそれでも自分は悪くないと言い訳を叫び続ける。
ソウジは一瞬のスキを突き、村長に反撃し、エリとミナを抜け穴から逃がす。
村長とソウジと永瀬、2対1の状況となった。
ソウジは永瀬に武器を渡し言う「ここが人生の正念場だ。女のために命を張る。こんな機会そうないぞ。本物の「男」になれる機会なんてな。あいつにヒトアワ吹かせてやろうぜ」
しかし永瀬は…
「お断りします」
そう言って一人抜け穴へ逃げていくのだった。
感想
カルト村でのクズ無双の漫画も今回が最終巻でした。
永瀬は最後の最後までクズでしたね。
物語自体は全員バッドエンドの形で幕を閉じた感じでした。
村長と永瀬が地獄を見るのはいいんですが、エリやミナ、村の女性たちまでも悲しい終わり方をするのはちょっと可哀想でしたね。
むしろ誰にも奪われずに村を崩壊させることができて、村長自身は幸福な死を迎えられたのかもしれません。
この物語はこれで完結しましたが、
月刊ヤングキングアワーズGHにてかみくじむらのifの世界が描かれた「かみくじむら~ぬめりロワイヤル~」が新たに連載を開始しました。
こちらの作品では村長との戦いにも勝利し、全てが上手くいった平和な世界が描かれています。
タイトルからしてエッチ全開な感じだし、これはシリアス成分ゼロでエロと笑いの物語になりそうです。
こちらでも永瀬がエリたちとエッチなことをたくさんすることでしょう。
本編では永瀬は一度もミナを抱くことが出来なかったので、こちらでは色々エッチなことをしてくれるんじゃないでしょうか。
楽しみですね。
あと、本編では村の「籤で決める」というルールが最後の方まったくなかったので、こちらではしっかり籤をしてほしいですね。
おわり