カッパ室長です。
今回は週刊少年サンデーにて連載中の漫画 少年サンデーコミックス『パラショッパーズ』第3巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
第2巻の紹介記事はこちら↓↓
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『パラショッパーズ』
著者:福地翼
アナタならどの能力を選びますか?
1/16 pic.twitter.com/1YTTuBtrug— 福地翼@パラショッパーズ (@fukuchi_tsubasa) May 16, 2025
目次
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
デパートでゾンビパニック!?
天良木光定たちは『ゴーレムジム』をクリアし、さらにこの「パラショップ」が『番組』であることを見抜いた。
そんな彼らのもとに服部兄弟からSOSの連絡が入る。
服部兄弟は真宿三丁目のデパートにある「ステージ」に挑戦しているらしく、猛の悲鳴のあと通話映像には突然何者かの顔がアップで映し出され、まるでホラーのようだった。
天良木は視聴者は今「番組」の仕組みに気づいた自分達の動向に注目しているはずだと推測し、視聴者の興味があるうちに次のミッションに挑むべきだと考え、みんなで服部兄弟の救出へ向かう。
そしてやってきたステージレベル5の『Zデパート』。
ここでのルールは「デパート内に捕らえられている『ズーピー人形』を救出する」ことだと説明を受ける。
さっそく服部兄弟のもとへ向かおうとする天良木たちであったが、いきなりゾンビの大群に襲われて…
『パラショッパーズ』第3巻 P34,35,36よりvs.王生組
生ける屍「Z」から逃げつつ、ワクチンを手に入れるため別館8階にやってきた天良木たち。
そこで天良木たちは他の参加者から「王生組」というホスト達がこのZデパートの最大勢力として君臨し、彼らが徒党を組んで安全な場所で好き放題していることを知る。
また真宿ナンバーワンホストで「王生組」のリーダー・王生がステージクリア方法である「救出」の真相を握っていることも知ることができた。
天良木たちはワクチンで服部兄弟たちのZ化を治しに行こうとするが、王生組によってチームはバラバラに分断されてしまい…
感想(ネタバレ注意)
第3巻からは「Zデパート編」が開幕しました。
「ゴーレムジム」をクリアした天良木たちは褒賞で「メールアドレス」を手に入れました。
てっきり次の戦いに有利になる「能力ポケット追加」だと思ったのですが違いましたね。
天良木は今後のことよりも「今どうしたら視聴者が面白がるか」を優先していました。
天良木だけがこのパラショップを視聴者目線で考えていましたね。
でも本当にこのメールアドレスは何の意味があるのでしょう?
運営宛てに「あなたは誰?」とメッセージを送っていましたが、はたして返信はくるのか?
そして「ゴーレムジム」はクリア後ジムごと消え、周囲の人間は誰もそのことを気にしてはいない様子でした。
運営って認識阻害の力も使えるのかもしれませんね。
知ってる場所が出てくるとちょっとテンション上がっちゃいます。
「Zデパート編」では第1巻に登場した服部兄弟や八咫烏のゼンが再登場。
ゼンさんが強力な助っ人になると思ったのに、しょーもない感じでZ化してて笑えました。
そしてもう1人新キャラも登場。
碧山羽鳳という女子高生で、タオルぐるぐる巻き女という衝撃的な登場の仕方でした。
『パラショッパーズ』第3巻 P58,62より彼女の“如意タオルの能力”は主にZの噛み付きから身を守るために使われていましたが、他にも色々応用が利きそうな能力ですね。
また、能力だけじゃなくこの子自身もちょっと変わっていて、何事もやってる「途中」は楽しめるけど「終わり」が見えると冷めちゃうんだとか。
なんだか今どきの子って感じですね。
だからといってズボンまで中途半端に穿いているのはちょっとえちちです。
終わりを悟ってズボンをちゃんと穿いたところを鬼塚莉央に脱がされているシーンとかもパンツが見えちゃいそうでドキッとしちゃいました。
彼女も仲間になりそうだし、マイペースな碧山が今後このチームでどう活躍していくのか楽しみです。
そして今回の見どころでもある王生組とのバトル。
ホストの王生はこのデパートで好き放題しているらしいのですが、なんでそんなことしてるんでしょうね?
早くステージクリアしろよって思うのですが…
天良木たちは「王生組」のショウを倒したことで王生に目をつけられ、狙われてしまいます。
そしてチームがバラバラに分断され、それぞれの場所でバトルが始まるという私の大好きな展開に。
今回は神父・斎藤馨と“金網を張る能力”を持つ敵・鹿波ヒカルの金網デスマッチが描かれました。
斎藤は王生組の「金網の城」を作っているこの金網使いを倒すためにわざと1人罠にかかったフリをしたのかもしれませんね。
ふざけているようで実は色々考えているのが斎藤の良い所です。
戦いでも普通に勝つのではなく、最初にピンチな状況から入り、そこから逆転してみせるという『お客さん』である視聴者を盛り上げる工夫をしていました。
面白かったのが、斎藤がいきなり「後藤」という激ヤバキャラになったこと。
『パラショッパーズ』第3巻 P159,160より最初はホントに二重人格なのかもと思ったのですが、これは斎藤が視聴者を楽しませるために考えた「設定」でした。
マジでこの人面白いこと考えますね。
後藤になってから一気に攻勢に入り逆転するのもスカッとして最高でした。
残りは西園寺公徳のバトルと、鬼塚&碧山のバトル。
西園寺の相手は以前西園寺が使っていた“身体の一部を攣らせる能力”を持った三木という男。
鬼塚&碧山の相手は“最大5平方Mの扉を作る能力”を持つ男と“足でぶん投げる能力”を持つ男。
碧山はもう詰んだとズボンを穿き諦めかけましたが、鬼塚のアツい言葉で再び戦意を取り戻していました。
鬼塚はパンがない状況ですが、ここからどうやって窮地を脱するのか。
そして天良木はワクチンでゼンを治し、仲間の危機を救うことはできるのか。
最後は天良木と王生のバトルになるでしょうし、どんな戦いになるのかも楽しみですね。
単行本第4巻は2026年2月発売予定です。
福地翼先生の作品紹介
『うえきの法則』
■あらすじ
神の座を巡り、神候補の天界人が自分の選んだ中学生に固有の特殊能力(一人につき一つ)を与え、他の神候補の選んだ中学生と戦わせる催しが開かれる。
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こうして植木は“ゴミを木に変える能力”でバトルに参加することに…
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