こんにちは、こんばんは!
カッパ室長です。
今回はコミックヴァルキリーにて連載されている『JKからやり直すシルバープラン』の第6巻を紹介させていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『JKからやり直すシルバープラン』第5巻の紹介記事はコチラ↓↓
『JKからやり直すシルバープラン』
原作:林達永
作画:李惠成
元傲慢お嬢様が人生をやり直すお話(1/13) pic.twitter.com/YpmEBfsO5w
— コミックヴァルキリー編集部 (@comic_valkyrie) February 18, 2020
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
弥奈すみれの復讐
弥奈すみれ 無職 26歳
彼女は2年前、私立蘭華学院の英語教師だったがタイムリープ前の二ノ宮小百合によって学校をクビにされていた。
その日以来、再就職先も見つからず彼女の人生は狂ってしまったのだ。
すみれはあの日小百合に屈服せず最後まで戦うべきだった、もしあの頃に戻れるのならうまく生きてみせるのにと後悔をしていた。
そんなある日、すみれのもとにある1通の手紙が届いた。
発送元は私立蘭華学院で、その内容はまさかのすみれに学院へ戻ってきてほしいという再雇用の案内だった。
すみれは小百合に復讐することを胸に誓い、私立蘭華学院に復職する。
そして復帰早々にすみれは小百合と対峙してしまう。
内心ビクビク状態のすみれ。
しかしこの後彼女にとって予想外の出来事が待ち受けていた。
小百合がすみれに全身全霊の土下座をかましてきたのである。
復讐に燃えていたすみれはあの二ノ宮小百合が自分に土下座をしてくるという謎の展開に困惑してしまうのであった。
記憶と違う…!?
実はすみれを学院に復帰させたのは小百合だった。
小百合は過去に自分がすみれをクビにさせたことを思い出し、すみれにしっかり謝罪してやり直そうと考えていた。
その話を聞いて尾上、ハヤナ、真紀も小百合がすみれに許してもらえるように協力してくれることに。
みんなの優しさに感動する小百合。
そんな小百合にハヤナは「一度ちゃんと聞いてみたかったんだけどさ、人がここまで変わるって普通じゃないのよ… なにかあったの?きっかけとか」と訊ねてくる。
小百合はこの子たちならすべて受け入れてくれるかもと思い、彼女たちに自分は最低な未来を経験して過去に戻ってきたタイムストリッパーであることを打ち明ける。
当然ハヤナたちはそんな話を信じず小百合を笑う。
小百合は信じてもらうために、業界ナンバーワンの松島電気がゲーム業界を始めたPONYに追い抜かれるなど未来の出来事を話す。
だが真紀は松島電気は業界の中の下程度だと言う。
さらに小百合が経験してきた90年代では自動車業界のトップはTOYOSANなのに対し、この90年代の自動車業界のトップはNITAとなっていたのだ。
家に帰り調べてみると、他の社会的な出来事は過去の小百合が経験したものと同じだったが、業界などの一部が記憶と違っていた。
つまり小百合の祖父の失脚を防ぐには過去の記憶だけでなく、変化した現在の状況もふまえて予想しなくてはいけないというさらに難しい状況になったということだった。
感想
今回から弥奈すみれとの仲直り編がスタートしました。
かつて自分がクビにしてしまった英語教師・弥奈すみれを復職させ、小百合はすみれに許してもらおうと必死に行動していきます。
そしてすみれは自分の人生を台無しにした小百合に復讐しようとしていきます。
復讐という言葉が出てくるからまたちょっとシリアスな感じになるのかと思いましたが、そんなことはなくお笑いよりのお話になっています。
すみれは小百合が担任の原田先生に惚れていると勘違いし、小百合はすみれが原田先生に惚れていると勘違いするというアンジャッシュみたいなコントが始まってしまうからです。
こうしてすみれは小百合の恋を横取りしようと、小百合はすみれと原田先生との恋のキューピッドになろうと必死になっていきます。
お互い勘違いしたまま話がうまく進んでいくのが本当に面白いです。
勝手に巻き込まれてる原田先生は可哀想だけど、可愛いすみれさんとくっつけるなら役得ですよね。
そして今回は文化祭も開催されていて、このイベントで小百合とクラスメイトの仲が深まっていきました。
頑張る小百合の姿を見て、クラスメイトのみんなも小百合が良い方向に変わっていってることに気づいてくれたようですね。
これで小百合のシルバープランも大きく前進したことだと思います。
また今回新たな事実が判明しました。
小百合が過去に経験してきた90年代の記憶とタイムリープしてきた90年代とでは微妙に違っていたのです。
社会的な出来事は同じようですが、業界のトップ企業が違っていたりするようです。
これは小百合が人生をやり直したせいで歴史が変わり始めているということなんでしょうか?
家電業界のトップがサイオンジになっているあたり、少し影響があったのかもしれませんね。
もしくは以前から私が予想するように小百合以外にもタイムリープしてきた人物によって歴史が変えられているのかもしれません。
そうなると今回文化祭にやってきた小百合の祖父の秘書・竹勇三がますます怪しく見えてきます。
なぜわざわざここで彼を登場させたのかが気になりますからね。
竹が小百合の動向を探っているようにも見えましたし…
今後どんな展開になっていくのかとても楽しみです。
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