こんにちは、こんばんは!
カッパ室長です。
今回はマンガワンにて連載されている裏サンデーコミックス『きみに恋する殺人鬼』第2巻の見どころを紹介させていただきます。
第1巻の記事はこちら↓↓
『きみに恋する殺人鬼』(あきやまえんま)
大学デビュー陰キャが新歓コンパに行く話 ※グロ注意 #きみに恋する殺人鬼 (1/10) (1/10) pic.twitter.com/HpHKfhGRX8
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第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
吉崎心愛を守るため、再び現れたストーカー男を今度は自らの意思で刺してしまった鈴木龍斗。
前回の正当防衛とは異なり、これで龍斗は確実に罰を受けることが決まってしまった。
自分の人生はもう終わっている、しかし心愛に生きようと言ってもらえた龍斗は捕まるまでのほんの少しの間でも好きに生きようと決めた。
そして弱かった自分を捨て、「これからは僕がなりたい僕になる。」と生まれ変わろうと決意するのであった。
龍斗と心愛の二人は現実逃避のため夢の国「デデニーランド」へ向かう。
夢の国で楽しい時間を過ごす二人。
しかし、そんな二人の前に如月という男が現れる。
如月は心愛の予備校時代の友人だという。
そして如月は上から物を言うような高圧的な態度で心愛を責め始める。
龍斗がやめさせようとすると如月は龍斗に「キミってさ、心愛ちゃんのなんなの?」と問いかける。
龍斗が彼氏だと答えると如月は敵意剥き出しとなり、最後は不気味な顔で龍斗に「せいぜい頑張れよ。」と言って去っていく。
しかしその後、心愛に如月の魔の手が…
翌日シーへ行くためホテルに泊まった龍斗と心愛。
龍斗が部屋から離れている間に如月が部屋に侵入し、心愛に睡眠薬を飲ませ連れ去ってしまうのであった。
感想
第2巻の舞台は夢の国だから龍斗にとって束の間の幸せ回かと思いきや、普通にドロドロした展開でした。
まずはストーカー男の処理のシーンから。
龍斗が本格的にヤバいヤツになってしまったのはここからですね。
山に向かうまではまだ気弱な龍斗が少し残っていました。
しかし、ここでストーカー男が無駄なあがきをしてしまったのが良くありませんでしたね。
命乞いをして逃げればよかったのに、そこで龍斗を騙して反撃しようとしたせいで、龍斗が残忍なモードになってしまいました。
ここでストーカー男がただ命乞いをするだけだったら、龍斗の人生ももう少し良いものになったかもしれませんね。
そして今回のメインであるデデニーランドでのお話。
ここで龍斗と心愛は新たな男・如月と出会いました。
こいつもまたかなりヤバいヤツで、心愛に振り回された男の一人でした。
予備校時代、如月は心愛に告白したが振られてしまったせいで周りからバカにされてしまったらしいです。
そのため、侮辱したやつらを恨み、自分のモノにならなかった心愛を恨んでいたようです。
そして心愛を愛しすぎている如月は他の男に心愛をとられないよう心愛の周りにいる男たちを殺していたようです。
前に心愛の友人である市原さんがしていた心愛の家の近くで発見された死体の話の犯人はコイツのようですね。
連続殺人犯なのに、平然と遊園地で遊んでるのはメンタルヤバすぎです。
如月は整形して顔を変えているようだから警察にもバレなかったのかな?
心愛が出会ったとき、如月に気づけなかったのは彼が整形をしていたからでした。
周りの人たちがバカにするぐらいだから、元々はもっとブサイクだったのでしょうね。
今の顔は如月が殺した速水という男に雰囲気が似ています。
これはきっと如月の中で彼に憧れがあったり、彼のような顔なら心愛が自分を選んでくれると思ったからなんでしょうね。
結局中身は変わっていないため、心愛に再び振られてしまい、心愛に酷いことをしようとしていました。
そこに龍斗が助けに入り、物語はまたしても悲しい展開へと進んでしまうのでした。
まだまだ心愛には謎が多くありそうです。
個人的には今回の如月との一件は偶然ではないような気がします。
デデニーランドへ行こうと誘ったのは心愛で、元々友達と約束してたけど友達が来れなくなったと言っていました。
しかし如月は自分との約束を破ってなんでこんな子と一緒に来てるのかと心愛に問いかけています。
ということは心愛が元々約束していた相手というのは如月で、如月がデデニーランドに来ることを知っていたということですよね。
それなのにデデニーランドに龍斗と行くというのは不思議です。
これはわざと如月と龍斗を会わせて、龍斗に如月を処理させたかったという風にも見えてしまいますね。
しかし、心愛も危ない目に遭っているからその可能性は低いのかな?
また気になったのは、心愛が龍斗に言った「…龍斗くんは、変わらないでほしいな…」というセリフ。
これは過去に心愛と仲の良い男たちがみな性格が変わってしまったということですよね。
如月もそうだし、龍斗たちを襲ったストーカー男もたぶんこれに該当するのでしょう。
みんな心愛と一緒にいることで変わってしまい、不幸な目に遭っているからこんなセリフを言ったのか。
もしかしたら心愛の大事だった人も変わってしまい、心愛自身も傷ついているのかもしれませんね。
大事だった人が変わってしまい、その結果心愛が魔性の女になってしまったのかも。
まぁまだ心愛が魔性の女なのか、それともただの不幸な子なのかは不明ですが。
でも時々見せるあの目は男を洗脳するような目ですよね。
これで何も考えてないというのは信じられません。
やはり心愛にはまだ明かされてない面があると思います。
それが今後どう明かされていくのかがとても楽しみです。
ついに人を殺めてしまった龍斗。
これでもうハッピーエンドの道は閉ざされてしまいましたね。
龍斗がこれからどんな人生を送っていくのか。
今後の展開がとても気になりますね。
おわり