どうも!
ファンタジーものも大好き、カッパ室長です。
今回はコミックDAYSにて連載されている漫画『この世界は不完全すぎる』の第5巻を紹介させていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『この世界は不完全すぎる』第4巻の紹介記事はこちら↓↓
『この世界は不完全すぎる』
著者:左藤真通
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
ザ・ダイヤモンド
テスラが目覚め、公都マズゥナの指導者であるアルバがサイ公国を管理するメタAIであることが判明した。
最高位の魔法“粉砕”を行使したり、デバッガーを使役して国を統治しているアルバに怒るテスラ。
ハガはテスラからアルバについて運営に報告するように指示され、報告書の作成を始める。
すると突然、周囲の景色が変わり、ハガはどこか別の場所へワープさせられてしまった。
武器も石版も持っていない状態のため、ハガは慎重に周囲をマッピングしながらこの場から脱出を図る。
ダンジョンを進んでいくとハガは大量の本が収められている書庫にたどり着いた。
文字化けや誤字誤訳だらけの禁則処理が全然されていない本たちを見つけてしまったハガはデバッグ心に火がついてしまい、熱心にデバッグを始めてしまう。
そんなハガの後ろから、?マークがついたキューブ体が姿を現す。
驚くハガにこのキューブ体は「私(株)エンタメイションでバイトしてました キノシタといいます」と自己紹介をしてくる。
キノシタはもともとリザードマンの姿だったが、特殊なセット装備を装備したらモデルが用意されておらず読み込みエラーでこの姿になってしまったと言う。
そしてキノシタはハガにこのダンジョンがどこにあるのかを説明するのであった。
「ここはマズゥナ神殿地下遺跡群…
通称ザ・ダイヤモンドの地下1000Fです。」
それを聞いてもめげずに脱出するため上を目指そうとするハガ。
そんなハガにキノシタは上を目指すのはムリだと言う。
「地下1000Fはダンジョン最深部。大回廊を抜けた先、大広間にはレイドボス 沈黙の悪魔がいます。」
地下カジノ
ハガのワープに巻き込まれ、同じ地下ダンジョンにワープさせられてしまったアマノ、アキラ、アカネ。
3日たっても救助がこないため、3人はハガが定期的に鳴らしている角笛の音を頼りにハガを探すことにした。
迷路のようなダンジョンを進んでいくと奥に明かりが見え、行ってみるとそこにはなんとカジノがあったのだ。
ここは地下カジノ ザ・ダイヤモンド・オブ・ダイヤモンド。
何が起こるかわからないため慎重に行動しようとするアマノであったが、アカネがさっそくスロットを始めてしまう。
そしてあっさりと有り金全部スッてしまったアカネ。
アマノはコイン貸し付け契約書を読んでみると、そこには恐ろしい内容が…
なんと内臓を担保にすると書かれてあり、アカネはコイン1000枚を借りるのに心臓と肺、肝臓、すい臓、たんのう、腎臓を担保にしていたのだった。
戦って逃げようとするがこのエリアは非戦闘区域で全てのダメージが無効にされてしまう。
出口も閉ざされ、逃げられなくなったアマノたち。
するとアマノはアカネの臓器を取り戻すため、カウンターでコインを借り、ポーカーに挑むのであった。
感想
今回は地下ダンジョン「ザ・ダイヤモンド」編でした。
サイ公国のメタAI・アルバによってマズゥナ神殿地下遺跡群「ザ・ダイヤモンド」の地下1000Fに飛ばされてしまったハガ達。
ハガは敵対されていたからしょうがないけど、アキラとアカネはとばっちりを喰らって可哀想でしたね。
いきなり違うところに飛ばされても焦ることなくダンジョンをマッピングしたりデバッグするのがハガのすごいところだと思います。
これは今まで様々なダンジョンを探索したり、しっかりデバッグ作業をしてきたからできる業なんですかね?
早く脱出しなくちゃいけないのに、書庫でデバッグ心に火がついてデバッグの報告書を書き始めてしまうあたりもハガらしくて面白かったです。
そして今回新たなデバッガーも登場しました。
アキラたちの同僚のキノシタ。
?マークの謎の物体で分かりにくいですが、この人女性だったんですね。
読み込みエラーになるとこんな可哀想な姿になってしまうとは…
あと、彼女もいきなり地下ダンジョンに飛ばされたと言っていますが、アルバにやられたのかな?
そのへんも気になりますね。
カジノに迷い込んだアマノ、アキラ、アカネの3人はアカネの臓器を取り戻すため、アマノがポーカーで勝負を挑んでいきます。
カジノとかってRPGでよくありますよね。
こういうところで一番高価な商品を手に入れるまでやり続ける人もいるのではないでしょうか?
ゲームだと気兼ねなくできますが、ここでは命がかかった勝負。
アカネはそのへんの考えが甘い人みたいですね。
アマノの頑張りなどもあって、なんとか乗り切ることができましたが、次はレイドボス戦。
一難去ってまた一難って感じですね。
レイドボスの沈黙の悪魔は今までの敵なんかよりもはるかに強く、複数のタンクがダメージを肩代わりしてやっと倒せる設定になっているようです。
そんな敵に対してもチートは一切使わずに攻略しようとするハガ。
ハガの作戦でなんとか倒せたかと思われましたが、まさかの第二形態へ…
ハガたちがこの強すぎるレイドボスをチートなしでどうやって攻略していくのかがとても気になりますね。
また、メタAIはテスラとアルバのほかにもノイマン、テラー、フェルミの3人がいるようです。
彼らはこの世界の各国を管理しているとのこと。
そのうち彼らも登場するのかな?
はたして彼らはハガやテスラの敵となるのか?それとも仲間になるのか?はたまた干渉しないのか?
次の巻が楽しみですね。
おわり