どうも!
ラブコメ大好き、カッパ室長です。
今回は週刊ビッグコミックスピリッツにて連載されている漫画『結婚するって、本当ですか』第5巻の紹介です!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『結婚するって、本当ですか』第4巻の紹介記事はコチラ↓↓
『結婚するって、本当ですか』(若木民喜)
YouTube“BIG COMICS”より
勢いで告白してしまった後… (1/5) pic.twitter.com/QRGG7djLw3
— 若木民喜@スピリッツ連載中 (@angelfrench) July 12, 2021
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
お試し同棲スタート!!
初キスの衝撃で社会人なのに中学生のように大混乱してしまう莉香と拓也。
そんな二人は突然、黒川支店長に呼び出され、来年の新卒採用のためのWEB企画「私たちのやりがいJTCライフ」を担当してほしいとお願いされてしまう。
なぜか黒川支店長は二人が同居していると思っていて、就活生にJTCが夫婦共働きにも理解のある企業と思ってもらうため、二人の仕事と生活をブログ日記にしてサイトに掲載してほしいということだった。
二人はこれは結婚話が本当か確かめるための罠なのでは?と怪しんでしまう。
一緒に暮らしてブログだなんて何が起こるかわからず危険すぎると、リカはもうあきらめるのも手なのかもしれないと言う。
しかしタクヤは「オレはシベリアには行きたくないし、本城寺さんがシベリアに行くのもイヤです。」と言って、やりがいJTCライフをやろうと提案するのであった。
そして始まったやりがいJTCライフ。
リカは今回の企画のガイドライン“勇み足完全防止プラン”を作成してタクヤ宅にやってきた。
それには「とうとつな行動は控えましょう。」「相手の気持ちではなく、自分の気持ちに気を配りましょう。」「行動する前に手を上げよう!」といった防止三ヵ条が記載されていた。
さっそく手を挙げて発言したり、部屋の中にテントを設営したりするリカにタクヤは呆然としてしまう。
さらに食事や風呂、トイレの問題などもあったり、緊張して眠れなかったりと、ふたりは一緒に住むことの大変さや一人の生活の気楽さを思い知るのだった。
大人の恋愛ってめんどくさい――!!
計画の終わり!?
リカとタクヤのやりがいJTCライフが順調に進む中、社内ではシベリアのイルクーツク支店行きの社員は権田が候補になったという噂が流れ始める。
その噂を聞いたタクヤは自分たちのウソの計画の代わりに権田がイルクーツクへ行くことに心を痛める。
「この計画はなんにも悪くない。本城寺さんの計画は完璧で、あの時のオレたちには必要だったんだ。ただ…オレには想像力が全然なかった。」
自分たちの代わりに誰かが行かないくてはいけない。辛いのは自分だけではない。みんな同じで、みんな自分の人生を一生懸命生きていることをタクヤはこの計画、そしてリカのおかげで気づくことができた。
翌日、権田をイルクーツクに行かせないため、そして何もかもを終わらせるため、タクヤは黒川支店長のもとへ行く。
そしてタクヤは黒川支店長に頭を下げ謝罪をするのであった。
「…黒川さん、オレ結婚なんてしないんです。
オレ、ウソついてたんです。イルクーツクに行きたくなくて…ウソの婚約をしたんです。
人のことなんて考えてなかったです。みんなをだましてました。
本当に、すみませんでした。
イルクーツクにはオレが行きます。行かせてください!」
それを聞いた黒川支店長は「よくわかったわ。ちょっとこっちに来て。」とタクヤをある部屋に招き入れる。
そこにはなんとリカの姿が…
感想
第5巻の表紙はノルウェーの民族衣装を身に纏ったリカとタクヤでした。
このノルウェーでの伝統的な花嫁衣装は「ブーナッド」と呼ばれていて、洗礼式などのシーンでも着られることが多いようです。
頭に載せた大きな王冠は、花嫁の純潔を象徴しており、家族に代々受け継がれていく大切なものなんだとか。
前回初キスを済ませたふたりでしたが、今回は同棲生活という新たな難関に直面していきます。
こうなる原因は黒川支店長に何者かが電話でリカとタクヤが同居しているとウソの情報を流したからっぽいですね。
これは今までタクヤたちに脅迫電話をしてきた相手なのか!?
黒川支店長に指示できる人物だから、会社内の上層部あたりの人物なのかもしれませんね。
そして始まった同棲生活。
リカの“勇み足完全防止プラン”のせいであまりイチャイチャしたりドキドキするような雰囲気になりません。
部屋の中にテントを設営したり、発言する際は挙手しなくてはいけなかったりと、自分たちでよりめんどくさい恋愛をしているような気がするのですが…
でもやっぱり同棲したてはトイレだったりお風呂だったり、恥ずかしいことが多いですよね。
こういう一緒に暮らすことの大変さや一人暮らしの気楽さも描かれていて、大人の恋愛のめんどくささがとてもうまく描かれています。
リカはタクヤの家の真の主であるかまちゃんにも認めてもらえたようなので、今後も一緒に暮らすのは問題なさそうです。
一緒に暮らし始めたおかげでリカはタクヤが料理上手だったり、香辛料集めが趣味だったりと今まで知らなかったことを知ることができたようです。
やはり、より長い時間一緒にいることは大変かもしれませんが、その分新たな発見ができるよいきっかけとなるようですね。
リカとタクヤが同棲生活を送る中、シベリアへ行くのは権田に決まったという噂が流れ始め、タクヤは心を痛めます。
権田は前回のカオリーの件もあるため、権田をシベリアに行かせたくないというタクヤの優しさが描かれていますね。
そして誰かがシベリアに行くくらいなら自分がシベリアに行こうと、タクヤは今までのウソを黒川支店長に告白します。
これは男らしいですね。
リカも同じことを考えていたようで、同じタイミングでリカもシベリア行きを志願していました。
どちらかがシベリア行きかと思われましたが、ここでまさかの人物がシベリアに行くことになり、リカもタクヤも日本に残ることができました。
しかし計画をバラしてしまった以上、ウソの結婚生活もこれで終わりです。
この先どうなってしまうのかと思った次の瞬間、まさかの展開に…!?
物語は新たなステージへ進んでいき、これからふたりにどんな壁が立ちふさがり、それをどう乗り越えていくのか。
続きが待ち遠しいです。
第6集は2022年春発売予定です。
おわり