こんにちは、カッパ室長です。
今回は少年マガジンエッジにて連載中の『江戸前エルフ』第3巻の見どころを紹介していきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『江戸前エルフ』第2巻の紹介はこちら↓↓
『江戸前エルフ』
著者:樋口彰彦
ウチの神社の神様がエルフだったはなし③ pic.twitter.com/aPAJmi3oF5
— 樋口彰彦 (@higuchi_akihiko) October 15, 2020
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
あそびの達人
ある日、小糸が境内の掃除をしていると小柚子が学校の宿題について相談してきた。
宿題の内容は『昔の遊びをおじいちゃんおばあちゃんに教えてもらおう』というものだった。
それを聞いて「遊びのことなら私にきくといいとおもう…」と覇気のない声で自信ありげに登場するエルダ。
さっそくエルダに江戸時代の子供たちの遊びについて聞いてみる2人。
江戸時代では『イカのぼり(現代の凧揚げ)』や『姉様人形』などが流行っていたとエルダは話し、また「日本の子供の遊びといえばやっぱりコレかな」と言い、折り紙で色々なものを作って披露する。
最後にシャボン玉を作り、境内で遊ぶ3人。
小糸は「どう小柚子 宿題できそう?」と小柚子にきいてみる。
すると小柚子は申し訳なさそうに「ごめんなさい…私嘘ついてたの…」と言う。
小柚子は最近忙しそうで一緒に遊ぶことができなかった小糸と、また昔みたいに一緒に遊びたくて嘘をついていたのだった。
新たな来訪者
今日も今日とて趣味に没頭するエルダのもとに新たな来訪者が…
やってきたのはキラキラして映えそうなエルフ。
彼女は金沢の麗耳神社祭神『麗耳毘売命』で本名はハイラリア・アイラ・ミララスタ(通称:ハイラ)。
ハイラは前田利家公に召喚された金沢のエルフで、エルダやヨルデよりも100歳年上のお姉さんだった。
御祭神自ら手伝いのために東京まで来たことを聞いて、小糸はなんて高尚な方なんだと尊敬の眼差しを送る。
しかし、ハイラにはある欠点があった。
それは重度の博打好きということ。
ここへ来るまでに宝くじに有り金すべてをつぎ込み、さらにはお土産代まで使いきってしまって、エルダ達へのお土産を路肩に生えていたぺんぺん草で誤魔化そうとするほどだった。
東京へ来たのは東京競馬場のレースが目的でもあったのだ。
そんなハイラを迎えに来たのはインフルエンサーとして有名な女の子・古伊万里いすずだった。
感想
今回はお取り寄せスイーツ、昔の遊び、エルダと小糸の1日、ハイラの来訪という感じのお話でした。
お取り寄せスイーツのお話では、最初はお取り寄せスイーツを独り占めしようとしたエルダでしたが、小糸が自分のためにアイスを買ってきてくれたのを見て、自分の卑しさを反省するのが可愛いですね。
2人がもぐもぐスイーツを爆食いしている姿はとっても可愛いです。
最後はお腹いっぱいになって夕飯を用意していた小柚子に怒られるというオチも良かったですね。
そして昔の遊びのお話では、甘え下手な小柚子可愛いし、姉妹の仲の良さがしっかり感じられました。
あとエルダの折り紙の上手さが異常なほどでしたね。
ドラゴンとか折ってて、もはや職人です。
個人的に一番好きだったのはエルダと小糸の1日を描いたお話。
エルダは安定の寝坊から始まり、プラモの本を読んだり、ネットサーフィン、ゲームと現代を本当に満喫しているなという感じです。
小糸の方は学業や神社のお仕事をしっかりこなしていて、普通に偉いなと思っちゃいましたね。
一番ツボに入ったのが高耳神社の御朱印です。
確かにエルダらしい御朱印ですけど、これってご利益とかあるのかな…
でも御朱印好きの私にとっては、もしあるのなら是非ともいただきたい御朱印ですね。
グッズとかにならないかな。
最後に新たなエルフ、ハイラの登場です。
セレブっぽいお姉さんキャラかと思えば、クズギャンブラーだったとは…
彼女の巫女であるいすずちゃんはどういうキャラでしょうね。
小糸たちとどんな絡みを見せてくれるか楽しみです。
おわり