どうも、カッパ室長です。
今回は少年画報社が贈るWEB異世界マガジンヤングキングラムダにて連載中の漫画 YKコミックス『シリアルキラー異世界に降り立つ』第9巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第8巻の紹介記事はコチラ↓↓
『シリアルキラー異世界に降り立つ』
原作:河本ほむら
漫画:ヒロ
殺人鬼vs転生者
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— ヒロ@シリアルキラー異世界に降り立つ (@oekaki22158843) December 25, 2022
第9巻の見どころ(ネタバレ注意)
転生者マクリウスとの決着の時
異世界統一トーナメント決勝戦、シルキィvs.ヨルギッテの大将戦。
転生者メビウスから「星龍の加護」を分け与えられたシルキィは魔法を阻害する特性を武器にヨルギッテに立ち向かっていく。
しかしヨルギッテはシルキィに口づけをし魔力を同調させることで己の魔法を通じるように変換してしまう。
その結果、ヨルギッテの氷の魔法がシルキィの腹を貫き、シルキィは敗北してしまうのであった。
トーナメントに優勝することができなかったシルキィたちは本来の目的である転生者マクリウスに近づくことができなくなってしまう。
『シリアルキラー異世界に降り立つ』第9巻 P42,43,44よりそこでシルキィは作戦を変更し、ヨルギッテにマクリウスを殺させることにした。
シルキィはヨルギッテとの戦いの最中、ヨルギッテの精神世界に迷い込み、ヨルギッテがマクリウスに対し激しい復讐心を抱いていることを知り、彼女なら作戦を遂行できると思ったからだ。
ヨルギッテが目的を遂行できるようシルキィはある魔法が封じ込められた魔封じの筒を渡す。
そして夜となり、マクリウスを殺すためにそれぞれが動き始めるのであった。
感想(ネタバレ注意)
第9巻では異世界統一トーナメントの決勝戦の続きが描かれ、そして転生者マクリウスと決着をつけていきます。
まずは決勝戦の続きから。
前回シルキィはメビウスから「星龍の加護」を分け与えられ、ヨルギッテの魔法を無効化し優位に立っていました。
しかしヨルギッテは魔力を同調させることで魔法が通じるようにしてしまいます。
やはり「七陽」の一人だけあって、このようなイレギュラーな事態にも対応できてしまうんですね。
メビウスもヨルギッテのことを「命を賭す努力を積んだ天才の類」と称賛していたし、これはシルキィが弱いのではなくヨルギッテが強すぎただけのようです。
死闘の最中、ヨルギッテが魔力を同調させたことでシルキィはヨルギッテの精神世界(記憶)に迷い込んでいました。
そしてそこでヨルギッテが“最強の魔法使い”へと成った理由を知ります。
彼女が世界一の魔法使いになろうとしていたのは、想い人である青年アガトが世界一の剣士を目指していて、そんな彼の隣にいたかったから。
この時のヨルギッテは恋する乙女で可愛かったですね。
それを変えてしまったのがマクリウスでした。
マクリウスにアガトを殺されてしまい、それからヨルギッテは復讐のために“最強”を目指すようになったようです。
想い人を追って都に来たら、殺される現場を見せられるとか可哀想すぎるし、同情しちゃいます。
ヨルギッテの記憶を見たこともあり、シルキィはヨルギッテに敗北。
『シリアルキラー異世界に降り立つ』第9巻 P37,38よりまぁシルキィは悪人じゃないヨルギッテを殺してよいのか悩んでいたし、ここで殺さずに負けて良かったのかもしれませんね。
そして復讐に燃えるヨルギッテにマクリウスを殺してもらうことにしていきます。
当初の計画とは違いますが、こちらの方がシルキィたちにとっては安全で良かったのではないかと私は思いました。
マクリウスを殺したいと思っている人間はシルキィやヨルギッテだけではありませんでした。
マクリウスの仲間だと思われていた転生者組のメビウスやサトーも彼が邪魔だったようです。
だからメビウスはシルキィに力を貸したんですね。
彼らには彼らの遂行すべき計画があるようで、それにはマクリウスだけでなく現地人やシルキィ達、さらには彼ら自身も必要な犠牲なんだとか。
一体彼らは何を企んでいるのでしょうね?
そして今回のメインとなるマクリウスを殺すお話へ。
ヨルギッテは夜の相手をするフリをしてマクリウスを殺そうとしますが、用心深いマクリウスはそれを見抜きヨルギッテを処してしまいます。
ですがそれもシルキィは見越していたようで、渡していた回復魔法入りの魔封じの筒によりヨルギッテは復活し、油断して眠ったマクリウスを灼熱の炎で燃やしました。
さすがにこれで死ぬことはないだろうと思ってたら、その通りでマクリウスは炎に耐え、逃亡を図るヨルギッテを燃えながら追いかけてきます。
『シリアルキラー異世界に降り立つ』第9巻 P134,135,136よりマクリウスを燃やした時のヨルギッテの殺意に満ちた顔が一気に絶望と恐怖の顔に変わっているのがこの状況のヤバさを物語っていてとても良かったです。
捕まったら即アウト、怯えながら必死に逃げるヨルギッテ、まさにパニックホラー映画を観ている気分でしたね。
この激ヤバな状況をシルキィ達がどう打破するのかと思ったら、まさかの真っ向勝負。
チートスキル「究極筋肉」を持った無敵のマクリウスに総力戦で挑むとは思いませんでしたね。
ヨルギッテの炎で弱ったマクリウスに攻撃を叩き込んでいくシルキィ達。
錆丸も戦いに加わっていてマクリウスにダメージを与えていましたが、反撃をくらって刀にひびが入っていました。
刀が折れてしまった場合、錆丸ってどうなってしまうのでしょう?死んでしまうのかな?
最後はシルキィがヨルギッテの氷結魔法に紛れ込みながらマクリウスに接近し、口の中にシルシルの魔法が封じられた魔封じの筒を飲ませ内側から大爆発させました。
メビウスの話では闘技場を吹き飛ばすぐらいの威力っぽいし、さすがにこれでマクリウスも死にそうですね。
でもそうだとしたら近くにいるシルキィ達も危ないのでは?
とにかく、今回で対マクリウス編に決着がついたようです。
次回からは新章突入とのこと。
次はどの転生者が相手なのか、そしてどんなお話になっていくのか。
単行本第10巻は2026年冬頃発売予定です。
公式スピンオフ作品の紹介
『シリアルキラー異世界に降り立つ 異世界バトルロイヤル』


