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【追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双 第5巻 見どころ紹介】エド、ティアとともに2つ目の異世界へ!

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カッパ室長です。

 

今回はどこでもヤングチャンピオンにて連載中の漫画 ヤングチャンピオンコミックス『追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双』第5巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

第4巻の紹介記事はコチラ↓↓

【追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双 第4巻 見どころ紹介】ティアの想いがエドを孤独の呪縛から救う!? カッパ室長です。 今回はどこでもヤングチャンピオンにて連載中の漫画 ヤングチャンピオンコミックス『追放されるたびに...

 

追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双

原作:日之浦 拓
漫画:仁森 島司
キャラクター原案:GreeN

 


第5巻の見どころ(ネタバレ注意)

2つ目の異世界はケモニアンと人間が憎み合う世界

ティアの努力が実り、次元の壁を越えて「白い世界」に一人佇むエドとの再会を果たす。

そこでティアはエドがこれまで100個の世界から追放されていたこと、ようやくやり遂げたのにそれを捨ててもう1回最初からやり直していたことを知る。

そしてエドの孤独を知ったティアはエドと一緒に他の世界を旅して回ることを決意する。

エドは世界を移動するのは自分の能力じゃないからティアを連れて行けるか分からないと言おうとすると、白い世界にある水晶玉がキラキラと光って主張してくる。

試しにティアに触らせてみると、ティアは一緒に行こうシェイクハンドという追放スキルを授かり、手を繋げばエドと一緒に世界の壁を越えられるようになった。

こうしてエドとティアは2つ目の異世界への扉を開く。

エドたちがやってきた異世界はケモニアンと人間毛無しが憎み合う世界で、二人の前にケモニアンの勇者候補ワッフルが現れ…

『追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双』第5巻 P30,31,32より

感想(ネタバレ注意)

第5巻から2つ目の異世界のお話がスタートしました。

 

前回、大規模な魔法術式を完成させ「白い世界」にいるエドのもとに辿り着いたティア。

無茶なことして転移してきたティアに「何やってんだオイ!?」と怒るエドと、今まで一人で100の異世界から追放されていたことを知り「何やってるのよエド!?」と怒るティアが同じ構図で描かれているのが面白かったです。

ティアが神から<一緒に行こう>という追放スキルを授かったのを見て、エドはティアがここに来たのも神の想定通りなのか?と疑問を感じていました。

『追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双』第5巻 P18,19より

一体神は何を考えているのでしょうね?

エドが考えるようにエドに世界を救わせることが目的なのか?

それならなぜ1周目でそうさせなかったのか?

1周目では完璧に救うことが不可能だと分かっていたのかもしれません。

そしてティアが一緒に旅できるのは後々ティアの存在がどこかの異世界を救う際に必要になるからなのかも。

 

<002>の扉を開く前、エドがティアに「休憩してからでもいいんだぞ?」と尋ねた時、ティアは自分が未来を引き換えにここにやってきたことを思い出していました。

もしかしたら思っている以上にティアに残された時間は少ないのか?

ちょっと不安ですね。

 

エドとティアは手を繋ぎ<002>の扉をくぐり、モフモフのケモニアンがいる世界へやってきました。

最初に出会ったワッフルは柴犬やコーギーみたいな可愛さがありますが、他のケモニアンは結構いかつい見た目をしてるんですよね。

特にライバルのドーベンとか狼みたいな見た目でかなり強そう。

『追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双』第5巻 P92,93より

「獣人」という言葉はこの世界では「人になり損なった獣」と人間がケモニアンに対し差別的に使う言葉だから使ってはいけないそうです。

対してケモニアンも人間のことを「毛無し」と呼んでいて、お互い憎み合っていました。

そんな世界でエドたちはケモニアンのワッフルを勇者選考会で勝たせて最強の勇者にするのがこの世界での目標のようです。

1周目でもそれはできていましたが、1周目と同じようにするとワッフルが二度と笑わない悲しい結末になってしまうため、2周目ではその問題をクリアしていくことになります。

この問題を解決するためにはワッフルのライバルになるドーベンを救う必要があります。

彼は選考会の途中で何者かに妹をさらわれ脅されたり、さらには故郷がクロヌリと呼ばれる敵に襲われ命を落としてしまいます。

なのでエドたちはドーベンの妹を救出すること、ドーベンがやられる前にクロヌリの襲撃から村を守らないといけません。

またワッフルがドーベンに真正面から勝たなくてはいけないので、やることは多そうです。

 

エドたちは本来はもっと後に使うはずのミカガミというクロヌリでワッフルのレベルアップを図ります。

『追放されるたびにスキルを手に入れた俺が、100の異世界で2周目無双』第5巻 P130,131より
この辺りは1周目の知識をしっかり活用していて良いですね。

さらにこの修行でエドやティアもミカガミと戦う姿を見せ、毛無しと呼ばれる人間も強い者がいることをワッフルに気づかせていました。

1周目ではケモニアンと人間の対立については何もしてこなかったエドですが、今回はこの問題も解決しようとしているのかも。

エドはドーベンの妹をさらった相手はおそらくケモニアンと考えていて、下手にエドたちが動くとケモニアンと人間の戦争のきっかけになってしまうと言います。

はたしてエドはどうやってケモニアンと人間の関係を悪化させずに問題を解決していくのか。

というかドーベンの妹をさらった人物が何者なのか気になりますね。

その人物はなぜドーベンではなくワッフルを優勝させようとしているのか?

 

第5巻のラストでは訓練を終えたワッフルが最後の仕上げとしてエドに勝負を挑んできました。

どんな勝負が見れるかとても楽しみです。

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