こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は月刊少年エースにて連載中の『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第16巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第15巻の記事はこちら↓↓
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』
原作:伊瀬勝良
漫画:横田卓馬
監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
オタク少年と優等生美少女と1999年の夏① pic.twitter.com/sy4KiNSb19
— 横田卓馬 (@kyooteta) August 28, 2021
第16巻の見どころ(ネタバレ注意)
八雲との再会、そして…
ゴブさんのバンド正式加入&メジャーデビューをお祝いした神納はじめたちはゴブさんからお礼にとスノーボード施設の無料招待券をもらい、慧美とルーの3人で遊びに行くことに。
慧美とルーがスノボを楽しむ中、スノボが全然滑れないはじめは雪像づくりコーナーに休憩に行くと、そこにはなんと諏訪原八雲の姿が…
一方、警視庁内ではとある捜査が行われていた。
それはアンゴルモアの亡霊である「マルス代表」と名乗る何者かが「アンゴルモアの御名のもと ふたたび秩序を混沌へと還す」という文言をインターネット掲示板に書き込み、「次の花火は東北だ。」と犯行予告を出していたのだ。
三本勝負最終戦 千年大祝祭
はじめがレイモンドの秘書になることを断ろうとしていることを知り、慧美は自分のために断らないでほしいと言って、二人は喧嘩状態になってしまう。
渋山いとの提案を受け、二人はシールド戦、学年末試験、そしてM:TGの世界大会「千年大祝祭」の三本勝負で決着をつけることに。
シールド戦、学年末試験を終え、一勝一敗となり最後の戦いである千年大祝祭へ。
予選ラウンドは三つの部屋に分かれて異なるフォーマットで戦う。
そしてブースター・ドラフトの部屋では慧美と八雲、スタンダードの部屋でははじめといとが戦うことになるのであった。
特別特典
第16巻の特別特典は
《噴出/Gush》
の公式プロモカードとなっています。
色 | 青 |
コスト | (4)(U) |
カードタイプ | インスタント |
レアリティ | コモン |
カードテキスト | あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたがコントロールする島(Island)を2つ、オーナーの手札に戻すことを選んでもよい。 カードを2枚引く。 |
【お知らせ】#すべそれ こと漫画「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」の第16巻が9月25日に発売!はじめと慧美の未来を左右する最終戦争が幕を開ける――。
特典プロモとしてフォイル仕様の《噴出》を封入!ぜひ貴方のお手元に。https://t.co/F4lZe1IPeC #mtgjp pic.twitter.com/AEi4rSlXBL
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) August 28, 2024
感想
今回から千年大祝祭編が開幕しました。
はじめや慧美、八雲、白金久遠、ルー、来島卓、椋木燐などの強者たちが招待されていて最終戦争感があってとても面白そうです。
第16巻の冒頭では2011年の日本が描かれ、そこでは慧美が会社で3.11の復興プロジェクトのことで上司に直談判している姿がありました。
何を直談判しているのでしょうね?
復興プロジェクトに大手デベロッパーが入るのを止めようとしているのか、それとも慧美に何かアイデアがあってそれを通そうとしているのか。
まだよく分からないですが、慧美は神河市を震災前の姿に戻そうと思っているのではないでしょうか?
未来の話も気になる展開になっていますね。
そして話は1999年冬へ戻り、スノボ施設ではじめは八雲と再会を果たしました。
八雲はかなり気まずかったでしょうね。
しかし、前回本音をぶつけあって戦ったおかげもあって、八雲は傷つきながらもしっかりと大人に成長していました。
「ありがとう 私に魔法みたいな時間をくれて…」とはじめに感謝を告げるシーンは本当にグッときました。
そのあとの笑顔で別れたと見せて涙を流しているのを、雪だるまが溶ける描写で表現しているのも良かったですね。
これで八雲の片思いも終わりとなったようです。
それとルーのほうもしっかり決着をつけてくれていました。
ルーは以前久遠と戦って負け、それをきっかけに未練を絶っていました。
てっきり久遠とくっつくと思ったのに…
はじめにも「慧美がいなかったら好きになってたよ…」と友達宣言されたし、ルーは誰ともカップルにならずに終わってしまうのかな?
こうなると久遠のほうも誰ともくっつかないで終わるのかな?
もしかしたら八雲とくっついたり?
そしてM:TG世界大会「千年大祝祭」編へ。
ここではじめと慧美が戦ってレイモンドの秘書の件に決着がつくようです。
はじめと慧美は予選ラウンドが違うから当たるのは決勝ラウンドになってからですね。
今回は慧美と八雲、はじめと渋山いとの戦いが描かれました。
八雲の使っているデッキは《はじける子嚢》や《ブラストダーム》など消散カウンターのカードが使われてて、当時メチャクチャ強かったなぁと懐かしくなりました。
というか八雲はブースター・ドラフトでよくあの完成度のデッキが作れましたね。
慧美のほうも《双頭のドラゴン》で暴れていました。
よく別のカードゲームのネタを入れてきたなぁ。
今回八雲は闇落ち状態ではなく、魔法の時間に入りはじめと同じようにキラキラモードになっていました。
慧美もこの戦いで魔法の時間を会得するのかと思いましたが、会得することなく学習能力の高さで八雲を破っています。
慧美の魔法の時間は最終戦あたりに描かれそうですね。
そしてはじめといとの戦い。
師弟対決ということでGガンダムのネタが仕込まれ、いとさんが東方不敗、はじめがドモンになっていました。
はじめは最初苦戦していましたが、魔法の時間を使うことなくいとさんを倒していましたし、以前戦った時よりも確実に成長しているのが分かりましたね。
そしてはじめたちが激闘を繰り広げている裏で「マルス代表」が怪しい動きを見せています。
この敵をはじめの兄・神納一駆が捕まえるという展開になっていきそうですね。
この「マルス代表」の正体が実は警察の土岐という男のようです。
犯人は一駆のすぐそばにいますが、はたして一駆は彼の正体を見破り、テロを阻止することができるのか。
土岐が爆弾を仕掛けた場所がはじめたちがいる場所になりそうだし、これからどうなっていくのかとても楽しみです。
コチラもオススメ
『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』
おわり