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【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 第15巻 見どころ紹介】はじめ、レイモンドとの再戦!!&慧美vs.椋木燐!!

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カッパ室長です。

 

今回は月刊少年エースにて連載中の『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第15巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第14巻の記事はこちら↓↓

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すべての人類を破壊する。それらは再生できない。

原作:伊瀬勝良
漫画:横田卓馬
監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト


第15巻の見どころ(ネタバレ注意)

再戦!!

1990年10月。

クラスメイトたちも受験勉強を始め、神納はじめも自分の将来について考え始めるようになっていた。

そんな時、再び来日していたレイモンドと喫茶しぶやまにて再会を果たす。

そしてレイモンドが慧美を秘書にしたいと言い出すのではじめはそれを止めるためレイモンドとM:TGで勝負をすることに。

一本目ははじめが新戦術“デルレイッチ強襲アサルト”で勝利するが、二本目はレイモンドの“スーサイド・ブラウン”に圧倒され敗北し1-1の状態。

レイモンドに勝つには魔法の時間マジックアワーに入るしかない。

しかし、はじめは魔法の時間に入る方法が分からずにいた…

慧美vs.燐

はじめがレイモンドと戦っている頃。

沢渡慧美は社長とともに同人誌即売会に参加していた。

理由はM:TGの女王・椋木燐手合わせしてもらうため。

慧美はこの数ヶ月で飛躍的に成長したはじめに追いつくため、自分も魔法の時間を修得するために彼女を探していたのだ。

そこで燐を見つけることができた慧美はさっそく対戦してもらうことに。

慧美は軽量クリーチャーを主体とした“リベリオン”デッキで挑むが、それに対し燐は“リス対立”で慧美の戦力を削いでいくのであった。

特別特典

第15巻の特別特典は

《殺し/Snuff Out》

の公式プロモカードとなっています。

コスト (3)(B)
カードタイプ インスタント
レアリティ コモン
カードテキスト あなたが沼(Swamp)をコントロールしているなら、あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、4点のライフを支払うことを選んでもよい。
黒でないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。

 

感想

今回ははじめとレイモンド、慧美と燐の対戦が描かれました。

『メルカディアン・マスクス』が登場し、私がドハマりしていた頃のカードがたくさん出てくるのでとても楽しかったです。

今回の単行本の特別特典カードが《殺し》のプロモだったのにも驚きです。

結構いいお値段するカードなのにタダで手に入っちゃうなんて…

 

M:TGの対戦も面白かったですが、はじめと慧美の恋愛パートも面白かったです。

再び付き合い始めた二人がイチャイチャする姿がもう…

風邪をひいた慧美がお見舞いにきてくれたはじめに甘える姿は本当に可愛かったです。

あとなんかプロポーズっぽいこと言い始めてるし…

しかし第14巻のラストや今回の冒頭で2011年の慧美が描かれていますが、あの時点ではまだはじめとは結婚していなさそうですよね。

この先二人に何があるのか気になります。

 

そしてはじめとレイモンドの再戦。

レイモンドたちがはじめが強くなったことよりもオリジナル詠唱をすることに驚いているのが面白かったですね。

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第15巻 P66,67より

あいかわらずレイモンドはメチャクチャ強いし。

スーサイド・ブラウンは、《修繕》を使用したティンカー系茶単デッキの一種で、《崩れゆく聖域》でプレイヤーへのダメージをライブラリーに肩代わりさせ、《ファイレクシアの処理装置》で巨大なクリーチャー・トークンを生み出すのが強力すぎます。

レイモンドは前回の“R・O・P”もだし、こういう一発で大量のダメージを出す戦いが好きなのかな?

そんなレイモンドにはじめは魔法の時間に入って見事に勝利。

魔法の時間とは思考のスイッチを前頭前野から大脳基底核に切り替えることで過去の経験から最高の判断を即時参照することなんだそうです。

ただのスーパーサイヤ人状態かと思っていましたが、こんな難しい説明があったとは…

そしてこの戦いではじめが魔法の時間の入るためのトリガーが何なのかが判明しました。

はじめが魔法の時間に入るためのトリガーは「慧美」でした。

慧美を守るため、慧美と一緒にいたい、慧美を想う気持ちがトリガーになっているようですね。

 

慧美と燐の戦いも白熱していました。

“リベリオン”も“リス対立”もどっちも激強デッキでしたね。

燐と戦って魔法の時間を修得しようとしていた慧美でしたが今回修得することができず敗北。

しかし最後のはじめと慧美が切り札を使うシーンはカッコよかったですね。

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第15巻 P128より

いつ慧美が魔法の時間を修得するのか楽しみです。

魔法の時間に入ったら慧美はどんな感じになるのかも気になりますね。

はじめみたいにキラキラして前髪が上がったりするのかな?

 

レイモンドとの対戦後、はじめはレイモンドから一緒に世界で仕事をしないかと誘われます。

はじめはどうするのか気になりますね。

もしはじめが世界で働くことを選んだのなら、2011年の慧美がはじめと一緒にいないことに納得できます。

しかし気になるのは2011年の慧美が神河市のニュースを見て呆然としていること。

これははじめが世界で働くことを断り、神河市に残っていたからかもしれません。

はたしてどちらなのか。

 

次回からは日本で開かれる大きなトーナメントのお話になっていきそうです。

はじめや慧美、白金久遠やルー、来島や燐なども招待されていて強敵たちが集うようです。

あと後ろ姿でしたが八雲も描かれていたから彼女も再登場しそうですね。

これがはじめの最後の戦いになるのかも。

どんな激闘になるのか今から楽しみです。

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おわり