こんにちは、こんばんは。
ラブコメ大好き、カッパ室長です。
今回は月刊コミックキューンにて連載されている漫画 MFCキューンシリーズ『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』第6巻の見どころや感想などを書かせていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』第5巻の紹介記事はこちら↓↓
『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』
著者:安田剛助
私だけ孕ませてくれない(1/4) pic.twitter.com/6RdF17Zq5J
— 安田剛助 (@YasudaK00suke) May 27, 2025
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
タワーディフェンス
林間学校でのハプニングもあり、榊雪菜は三森夏樹のことを考えると胸がモヤモヤするようになってしまった。
これが何なのか分からない雪菜は姫ヶ崎櫻子たちに相談する。
すると櫻子は「風邪じゃない??」と雪菜が自身の気持ちに気づかないように邪魔をする。
『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』第6巻 P12,13より夏樹と付き合えることができた櫻子は迫り来る脅威の芽を潰すことに必死だったのだ。
雪菜だけでも大変なのに、夏樹は今度は後輩の天宮秋のことも無意識に口説き始めて、櫻子は「このタワーディフェンスを一生やる気??」と、モテまくる夏樹に激怒するのであった。
悩む夏樹
櫻子と付き合えることになった夏樹は自身のギャルゲーの主人公属性で櫻子を不安にさせてしまうことを反省し、他の女の子と距離をとるようにしようとした。
しかし女子たちと良い距離を保つのが下手くそな夏樹は極端な拒絶の仕方をしてしまう。
夏樹はこれまで妹として甘えてきてた雪菜にも「俺たち本当の兄妹じゃないじゃん」と失言をしてしまった。
その後も、櫻子を優先しようと雪菜からの電話を無視してしまう夏樹。
その結果、雪菜は自分で部屋の蛍光灯を替えようとして脚立から落ちてしまい、全治一週間の軽い捻挫になってしまった。
雪菜を怪我させてしまったと自分を責める夏樹。
落ち込んでいることを周りに気づかれないようにしていたが、三森春香はすべてお見通しで…
感想
第6巻も夏樹に好意を寄せるヒロイン達に悪戦苦闘する櫻子の様子が描かれていました。
なにをしても女がよってくるギャルゲーの主人公属性を持つ彼氏・夏樹のせいで櫻子はいつ負けヒロインに戻ってしまうのか気が気じゃない感じがとても面白かったです。
櫻子が他のヒロイン達から夏樹を死守するのをタワーディフェンスって言ってるのメッチャ笑えました。
まずは雪菜や秋のお話から。
夏樹のことが絶対に好きなのにバカなせいで気持ちに気づけていない雪菜が可愛かったです。
でも櫻子がどんなに夏樹への恋愛ルートを潰そうとしても、変なルートを辿って軌道修正してしまうのも正ヒロインの力なんでしょうかね。
秋のお話では、文化祭の出し物でシンデレラ役に選ばれた秋を夏樹が応援したことで秋が夏樹を好きになる流れが発生するのでは!?と櫻子が危険視します。
夏樹はほんのちょっと優しくするだけでヒロイン達が好意を抱いてしまうから櫻子は大変ですよね。
そして夏樹を好きになる未来を回避するためにしっかりシミュレーションしてるのが面白いです。
一生懸命練習したけどアクシデントにより役を降りることになった秋のために劇が終わった後クラスメイトに頼んでドレスを着せてあげるとかイメージが具体的過ぎる。
しかも当日本当に秋の足を挫きに来る奴らがいたとか未来予知が完璧すぎますね。
夏樹を好きにならないようにする作戦会議を夏樹の隣でしてて、夏樹がちょっと不服そうだったのも笑えました。
次は長谷川楓真という大学生が教育実習で母校の中学校に行ったら、元同級生で元恋人だった紫ひなと再会してしまうというお話。
教師同士とかではなく、ひなは生徒なのが面白い。
付き人をしているとこんな偶然も起きてしまうんですね。
しかもピッチピチの制服着てるのがエ〇くて良いんですよね。
長谷川くんもこんな美人と別れてしまうなんて本当に勿体ない。
このお話はこれで終わりっぽいし、この二人が今後恋愛していくとかはなさそうですね。
あと、夏樹との進展に焦りを募らせた櫻子が「♡♡♡♡しないと出られない部屋」を自演してる話は笑いました。
というか勝負下着がエ〇いことエ〇いこと。
どこでこんなの売ってるんだよって思っちゃいました。
結局二人は♡♡♡♡することはありませんでしたが、仲良くなっていたので良かったのかな?
最後は夏樹が櫻子以外の女の子と距離をとろうとして悩むお話です。
女子たちと良い距離感を保てない夏樹の現状を説明するのに、ときメモの爆弾が例えになってるのが面白かったです。
『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』第6巻 P101よりさすがギャルゲーの主人公属性持ち。
そして自分のせいで雪菜に怪我をさせてしまったと落ち込む夏樹を春香さんがすぐに気づいて慰めてあげてるのがメチャクチャ良かったです。
『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』第6巻 P110,111より春香さんのアドバイスのおかげでヒロイン達の爆弾もとれてめでたしめでたし。
さらに「櫻子ちゃんに他の子には絶対にしないことをしてあげるの」というアドバイスを受け、夏樹は櫻子が特別だということを行動で示していきます。
アドバイスをもらった時、キスのことなのに「…つまりセ」と言いかけてた夏樹が煩悩まみれすぎで若干春香さんに引かれてるのも良かったです。
春香さんは今はお姉さん(もしくはお母さん)ポジションで夏樹の恋愛をサポートしていますが、彼女も夏樹の姿にかつての想い人だった夏樹の父親を重ねていたしそろそろ彼女も夏樹争奪戦に本格参戦してくるのかも。
そして櫻子に行動で示すためキスしようとする夏樹。
この時の櫻子のキス待ち顔がちょっとブサイクで、その顔のままギュンって近づいてくるのが面白かった。
キスに失敗して笑い合うというよくある展開だと思ったら、予想以上に夏樹がダメージ負ってて血まみれだったし。
キュンキュンするどころかホラー過ぎて怖かったです。
この二人が普通に幸せになるのはいつになるのやら。
まだまだ櫻子は負けヒロイン属性持ちとして奮闘していくことになりそうですね。
現在、YouTubeでは『姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い』のボイスコミック第2話が配信されています。
声のついた櫻子も雪菜も可愛いので、まだ見ていない人はぜひ一度見てみてください!
YouTube“KADOKAWAオフィシャルチャンネル”より


