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【落ちこぼれだった兄が実は最強 第12巻 見どころ紹介】ユリウス一同、夏休みに冒険者ギルドに入団!?

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カッパ室長です。

 

今回はシリウスコミックス落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第12巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

第11巻の紹介記事はこちら↓↓

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落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~

漫画村上よしゆき
原作:茨木野
キャラクター原案:あるてら

 


第12巻の見どころ(ネタバレ注意)

[13使徒]とのイザコザ

13使徒ナンバーズの聖騎士ヘンリエッタの鎧を届けに帝都の教会本部を訪れたユリウスたち。

[13使徒]は話の通じない奴らばかりで、ユリウスは襲い掛かってくる[13使徒]の攻撃を[反逆の反撃リベンジ・カウンター]で倍返しして倒していく。

勝てない相手だと分かると[13使徒]たちは醜い押し付け合いを始める。

その様子をヴェノムザードに録音されてしまい、自分たちの痴態を世間に知られてはマズイと[13使徒]の[1リーダー]は奥の手を使う。

それは大魔神の心臓で、これを取り込んだ[1]はバケモノとなってしまい…

『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第12巻 P28,29より

呪われし洋館

夏休みになりユリウスたちの同好会サークルは冒険者ギルドに入ってクエストをこなすため、港町カシクザキへとやってきた。

元S級冒険者のカマセーヌ・ヴェネタによる入団試験ではガイアスたちは圧倒的な強さを見せつけ、さらにはユリウスが調子に乗って地球を真っ二つに斬ってみせて、見事合格するのであった。

 

そしてユリウスたちは宿へ向かうのだが、サクラが手配した宿があまりにも何か“出そうな”雰囲気の洋館だった。

サクラはユリウスと「幽霊コワーい♡」とイチャイチャするために選んだのだが、ここでガイアスが予想外な反応を示し…

感想

今回は聖騎士[13使徒]とのお話の続きから始まり、夏休みになりユリウスたちの同好会が合宿へ行くお話などが描かれました。

そして今回もまたたくさんのネタが散りばめられていて面白かったです。

 

まずは[13使徒]とのお話から。

前回一人だけ巨大で北斗の拳みたいな作画だった[1]ですが、実際は普通の大きさで目の錯覚を利用したハッタリだったことが判明。

あまりのしょうもなさにヴェノムザードもドン引きしてましたね。

あとヴェノムザード本体はユリウス宅でガイアスとカードバトルに興じていたのも面白かったです。

ヴェノムザードの自称無敵コンボがガイアスにあっさり破られてて笑えました。

そしてユリウスを倒すために[1]は奥の手を使ってバケモノに。

この姿、どこからどう見てもバイオハザードのバーキンGですね。

ここから激闘モードになるのかと思ったら、あっさり倒されているし本当に何がしたかったのやら…

しかし、ユリウスがガイアスへのお土産を[1]の攻撃から守ろうとしたせいで、ちょうど近くにいたヘンリエッタも守ってしまい、ヘンリエッタから変な勘違いをされプロポーズをされてしまいました。

『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第12巻 P48,49より

また面倒くさいヒロインが誕生してしまいましたね。

しかも彼女は帝国の皇帝の愛娘なんだとか。

意外と重要キャラのようですね。

その後、ヘンリエッタは聖騎士を辞め、ユリウスたちの学園の教師になっています。

今後は年上の♡♡♡な先生ポジションでユリウスたちに絡んできそうですね。

今回の一件、理事長はこうなるように仕組んでいたように見えますが、一体彼は何を考えているのでしょう?

 

そして物語は夏休みに入り、ユリウスたちの同好会は夏合宿で冒険者ギルドに加入していました。

ユリウスの修行が凄すぎるせいでエリーゼヒストリアサクラも元S級冒険者以上の実力になっていました。

というか元S級冒険者の名前、カマセーヌ(かませ犬)って酷すぎましたね。

 

呪われし洋館でのホラーミステリー回?では色々なネタが仕込まれていました。

廊下にいた双子の女の子は『シャイニング』で、窓の外に見えた井戸から出てくる女性は『リング』。

家の図面は『変な家』が元ネタで、呪霊の王リッチ・キングが封印されていたのは『呪術廻戦』の獄門疆が元ネタかな?

私はホラー映画が苦手なので詳しくないのですが、好きな人が見たらもっと色々気づけるのでしょうね。

あと管理人のオカモトさん、これは見た目がポケモンのオカルトマニアみたいでちょっと可愛かったです。

ガイアスがホラーが苦手という可愛い弱点を知れたのも良かったですね。

そしてこの屋敷に封印されていた呪霊の王はカッコよく登場したのですが、やはりユリウスたちの敵ではありませんでした。

『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第12巻 P138,139より

彼が古の魔導書で復活させたかった破壊の王“ガンデスブラッド”や冥界の神“ハデス”はどちらもすでにユリウスに倒されていましたし…

というか古の魔導書がヴェノムザードのポエムが書かれた日記帳で、読まれてプンスコ怒っているヴェノムザードが可愛かったです。

最後はホラーが怖くてブチギレたガイアスによって屋敷周辺丸ごと消し飛んだのですが、そんな中何もなかったかのように熟睡しているエリーゼたち。

彼女たちもいつの間にかバケモノの領域に達していたのですね。

 

次の巻ではユリウスたちはどんなハチャメチャを見せてくれるのか楽しみです。

第13巻は2025年6月ごろ発売予定です。

原作小説はコチラ