こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は「月刊！スピリッツ」で連載中の漫画 ビッグコミックス『７代祟りますので早く結婚してください！』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第1巻の紹介記事はコチラ↓↓
『７代祟りますので早く結婚してください！』
原作：猪熊しのぶ
作画：TABIKO
祟り神が高校生に婚活指導する話(0/8)#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/CesMe6I8rG
— 猪熊しのぶ (@shinobu_inokuma) June 28, 2024
第2巻の見どころ（ネタバレ注意）
疑惑
祟り神の黒猫・クロは人間の姿となって錦織クロミと名乗り、錦織孝太郎と沢光梨と同じクラスに転入した。
クラスの男子からもクロは可愛いと評判で、光梨とクロは城祭高校の美少女コンテスト“城祭小町”の最有力候補と言われている。
そんなクロと光梨と仲の良い孝太郎は男子から妬まれることも。
孝太郎にやたらと距離を詰め、いきなり「孝太郎」と下の名前で呼ぶクロのことを光梨の友人・保志恵衣架は怪しんでいた。
そして恵衣架は友人・丸美とともにクロを尾行することにし、クロが錦織家に帰っていくところを目撃してしまう。
さらにその日の夜、光梨もクロと孝太郎が錦織家の縁側で話しているところを目撃してしまい…
『７代祟りますので早く結婚してください！』第2巻 P28より校内ソフトボール大会
城祭高校で開催される校内ソフトボール大会で優勝したクラスは賞品として「学食1日食べ放題チケット」が貰えると聞き、やる気を出すクロ。
一方、孝太郎は恵衣架たちにクロのことで問い詰められ、優勝したら事情を説明しなくてはいけなくなり気が重くなっていた。
丸美は小・中で全国レベルのソフトのクラブチームのエースだったため、孝太郎たち1年A組は順調に勝ち進んでいく。
そして決勝戦前、3年生の高須英里（通称：スマイル王子）が孝太郎たちに話しかけてきた。
彼は野球部の4番・投手で春の甲子園にも出場した城祭高校のスーパースターでありながら、相当な女たらしで次から次へと口説いては食いまくっているという噂があり、“下半身MVP”というあだ名もある人物だった。
そんな高須はクロに興味を持ち、クロに「俺の“彼女”になりませんか？」と口説き始める。
孝太郎がクロを守ろうとすると、高須は「ソフトボール大会で3‐Cが勝ったらクロミちゃんは僕のモノになる」と勝負を持ちかけてくるのであった。
こうして優勝したくなかった孝太郎が、負けられない戦いに挑むことになってしまうのであった。
感想
今回はクロと孝太郎の関係がバレそうになったり、クロを狙う恋のライバルが登場したりしました。
クロが人間の姿のまま錦織家に帰宅してしまったことで、クラスメイトにクロミと孝太郎は付き合っているのではないかと疑われてしまいました。
さらには人間の姿のままで縁側で話していたことで、光梨にも疑われてしまいます。
けっこう早い段階で同居していることがバレてしまいましたね。
こういうのはもうちょっと時間が経ってからバレるのだと思っていたのですが。
孝太郎はバレるのを恐れて、猫の姿で帰れとか一緒に家を出るのは危ないからワザワザ外で待ち合わせをするなどしっかり危機管理していたのに肝心のクロや母・スミコがゆるいせいで台無しになっていました。
ホント孝太郎が可哀想です。
そしてクロのことがバレたら不正入学させた母さんが理事長をクビになると自分のことよりも周りのことを心配している孝太郎が本当に優しい子だなと感心してしまいました。
まぁ最終的はスミコがクロミは血縁的にはイトコでいわゆる「養子縁組」として孝太郎の“妹”だと嘘をついて乗り切っていました。
かなり無理がありそうですが、みんな普通に納得していたし問題は無いのかな？
ソフトボール大会ではクロを狙う恋敵・高須英里が登場。
コイツ、ただの爽やかイケメンなのかと思ったら女たらしな一面もあり普通にクズ野郎で安心しました。
悪いところがなかったら孝太郎に勝ち目がないですもんね。
大会では孝太郎たちは1年生なのに元全国レベルの女子がいるおかげで決勝まで勝ち上がっていきます。
丸美も凄いですが、彼女が投げる球を普通に捕れる光梨も凄いですよね。
特に描かれてなかったと思うのだけど光梨もソフトボール経験者なのかな？ それともただスポーツ万能なだけなのかな？
さらにクロも猫の動体視力と運動神経の良さでホームランを連発。
『７代祟りますので早く結婚してください！』第2巻 P112,113よりこのクラス、女子が優秀過ぎますね。
そして光梨が負傷してキャッチャーが出来なくなり、代わりに孝太郎がキャッチャーをすることに。
ボールは捕れないけど、後ろにそらさないように必死に体で止めているのが男らしかったですね。
あとクロのファインプレーでホームインを阻止するシーンもカッコよかったです。
ただ孝太郎とクロが仲良くハイタッチするのを見てちょっと悲しい顔をして素直に喜べていない光梨が可哀想でしたね。
クロはその後の回でランニングホームランも決めているし、攻守で活躍し間違いなく今回のMVPでした。
今回の勝負では高須はすんなりと負けを認めましたが、彼は今後もクロを狙ってきそうですね。
期末テストの追試対策合宿のお話では光梨が孝太郎の部屋に来て勉強を教えていたのですが、孝太郎が倒れ込んで光梨のお〇ぱいを揉んでしまうというラッキース〇ベを発動させていました。
『７代祟りますので早く結婚してください！』第2巻 P174,175よりこのままいけば孝太郎が光梨を意識して良い感じになるのに、クロはその現場を見て胸を痛め、大声を出して妨害してしまいました。
今回光梨からも指摘されたことでクロも孝太郎のことが好きだと自覚し始めるようですね。
夏休みはクラスメイトたちと一緒に海のバイトをするようです。
そこには孝太郎たちを厳しい目で見ていたクラスの風紀委員的存在の森という女の子も一緒に参加していきます。
なんで森さんはバイトに参加したのでしょうね？
よくあるのは孝太郎のことが気になっているからとかなのでしょうけど、なんだか違いそうですよね。
光梨やクロも行くという話を聞いて参加表明をしていたから、もしかしたら森さんは光梨やクロのことが好きだから参加するのかも。
彼女はメガネで素顔が分からないけど、あれは絶対メガネを外すとメチャクチャ美人でしょうね。
早く素顔が見たいし、彼女の目的が知りたいですね。
海のバイトで何が起きるのかとても楽しみです。
