こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は月刊少年マガジンRで連載中の漫画『Destiny Unchain Online 〜吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました〜』第8巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
『Destiny Unchain Online 〜吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました〜』第7巻の紹介記事はこちら↓↓
『Destiny Unchain Online 〜吸血鬼少女となって、やがて『赤の魔王』と呼ばれるようになりました〜』
漫画:ヤチモト
原作:resn
キャラクター原案:ヤチモト
父親が作ったゲームで強制ネカマプレイさせられる話①#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/xgU1ksYc3T
— ヤチモト@『DUO』①巻発売開始‼️ (@Mya5012) September 12, 2022
第8巻の見どころ(ネタバレ注意)
スパイ作戦開始!!
ギルドランク決定戦の準々決勝が迫り、クリムたちは優勝候補の一つで強ギルドの『嵐蒼龍』の情報収集を行うため、嵐蒼龍のギルドへの諜報活動を始める。
嵐蒼龍のギルドハウスのある街「玉龍」は中華な雰囲気のある街なため、クリムたちはチャイナドレスに身を隠し潜入する。
上手く潜り込むことに成功したかと思いきや、嵐蒼龍が決勝戦で使う予定だった戦闘用料理をフレイヤと雛菊が盗み食いしたのがバレてしまい大騒ぎに。
さらにはフレイが嵐蒼龍のリーダー・シャオに見つかってしまい…
ユニーク装備の強化クエスト
準々決勝に向け、クリムたちは戦闘練習や資料集めなど各自で戦力強化をすることに。
デザートメロウ戦でユニーク装備の強化素材を手に入れたクリムは自身が装備しているローブ「幼き獅子赤帝の外套」を強化しようとしていた。
しかしユニーク装備は特定のエリアでしか強化できないようで、どの場所なのか分からず困っていた。
場所のヒントは「11の影が守る王の静かな休息の地」と出ている。
そのことをリュウノスケに相談すると、ネーブルの郊外にある花の丘に墓があったと言われクリムはリュウノスケとともにネーブルの郊外へと向かう。
花の丘にやってきたクリムは墓標を見つけると、そこにはローブで姿を覆ったNPCが待っており、この墓は獅子赤帝ユーレリア=アーゲントのものだと説明し始める。
そして「再び戦火が広がるであろうこの世界にて彼女が安心して眠れる平穏なこの街を貴方に護っていただきたい」と言ってクリムの外套を強化するのであった。
しかしクエストはまだ完了しておらず、「新たな力で獅子赤帝に己の強さを認めさせるのです」と言われ、クルムは目の前に現れた大鎌を使ってかつてクリムを苦しめたサンドワームと戦うことになるのであった。
感想
今回は嵐蒼龍のギルド本部に潜入する話やユニーク装備を強化する話、そしてギルドランク決定戦の準々決勝の始まりが描かれました。
まずは嵐蒼龍のギルド本部に潜入する話から。
チャイナドレスを着て潜入したクリムたちでしたが、見た目が良すぎて逆に目立ってました。
クリムやフレイヤ目当てで嵐蒼龍に入るプレイヤーとかもいましたが、彼らはクリムたちがいないことを知ったらどんなリアクションをするのか気になりますね。
嵐蒼龍のギルド本部ではギルド『東海商事』との打ち合わせ内容や彼らが違反行為である協力プレイをしていることを知ってしまいます。
嵐蒼龍は勝つためなら多少汚れた手も平気で使うようなギルドみたいです。
それはギルドリーダーのシャオがトッププレイヤーではあるがクリムやソールレオンのような天才プレイヤーではないからのようです。
クリムたちのように人々を魅了するプレイで勝てない分、頭を使って勝ち上がってきたのでしょう。
それはそれでかなり凄いことですよね。
そしてシャオはフレイにも「ウチと協力しないか?」と持ち掛けてきます。
当然断るフレイでしたが、シャオに「このままではお前はいつまでも天才のクリムと対等にはなれない」と痛いところを突いて誘惑してきます。
フレイはかなり揺らいでいるようでしたし、もしかしたら今後クリムたちを裏切る可能性もあるかもしれません。
そんなことしたらクリムとの関係が本当に終わってしまうから絶対しないでしょうけどね。
フレイが今後どんな動きを見せるのか楽しみです。
あとフレイヤと雛菊が嵐蒼龍の戦闘用料理を盗み食いしていましたが、このせいで嵐蒼龍が決勝戦で不具合を見せてくれたら面白いですね。
次にクリムの外套を強化するお話。
ここでクリムは外套の強化だけでなく新たな武器として大鎌を手に入れます。
刀がメイン武器になると思っていたのですが、雛菊も刀を使うし差別化も含めて新たな武器を出した感じなのかも。
大鎌は小回りが利かなそうだし、刀と上手く使い分けながら戦っていくスタイルになりそうですね。
そしてクリムが宿敵だと感じている存在がサンドワームだったのも面白かった。
ソールレオンじゃないんですね。
まぁ序盤メチャクチャやられていたし、やられた回数的にこっちだとシステムに判断されたのかな?
そんなサンドワームも今では簡単に倒せているし、クリムもかなり成長したということなのでしょう。
あと気になったのはクエストに登場したローブで姿を覆ったNPC。
彼女は一体何者なのか?ただの墓守ではなさそうですよね?
クエストの終わりに「時が来たらまたいらしてくださいね」とも言っていたし、まだ何かありそうです。
獅子赤帝ユーレリア=アーゲントの秘密も今後のストーリーに関わってきそうで楽しみですね。
そして最後にギルドランク決定戦の準々決勝へ。
クリムたちのギルドは『ルアシェイア』という名前になって準々決勝に挑んでいきます。
準々決勝は2ギルドによるタッグ戦で相手の陣地の旗を取れば勝ちというフラッグ戦。
ルアシェイアの仲間はなんと落冥山でクリムたちを襲ったPKギルド『踊る墓標』。
試合開始早々仲間割れしているみたいだし、クリムたちを勝たせないために邪魔したりしてきそうですね。
はたしてクリムたちは勝ち上がることができるのか。
次の巻が楽しみですね。
単行本第9巻は2024年11月8日(金)発売予定です。
原作小説はコチラ
おわり