カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第15巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第14巻の紹介記事はこちら↓↓
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』
著者:久世 蘭
学校No.1の美少女JKが自分に惚れない転校生に振り回される話(1/9) pic.twitter.com/ZCMEvk6qN1
— 久世 蘭 (@ranomannma) August 17, 2021
YouTube“マガジンチャンネル”より
第15巻の見どころ(ネタバレ注意)
アクシデント発生!?
バレンタイン当日。
黒岩メダカにチョコを渡そうと意気込む川井モナ。
しかし難波朋に先越されてしまい焦り始める。
その後も機会を窺うモナであったが、次は湘南旭がメダカを呼び出す。
「可愛い後輩のお願い…っ なんです…けど…」と上目遣いで言われてしまい、メダカは断ることができずついていってしまうのであった。
旭は先日モナに教えてもらったガトーショコラにその場で生クリームをデコレーションしてプレゼントする。
メダカも旭が一生懸命用意してくれたガトーショコラを美味しく平らげるのであった。
どんどん先越されるモナは自分もメダカが戻ってきたらすぐに渡そうと机の中に隠していたチョコパイを取り出そうとする。
しかしそのチョコパイは机の中で当たり所が悪くハートの形が崩れてしまっていた。
このままではメダカに渡すことができないモナは放課後までに修復することを試みるのだが…
感想
今回はバレンタイン編の後半が描かれました。
前回は朋ちゃんがチョコを渡すシーンだったので、今回は残りの旭ちゃんとモナちゃんが渡すシーンでしたね。
まずは旭ちゃんのターンから。
年下の子が呼びにくるだけでも可愛いのに、メダカに断られないように上目遣いでお願いしてくるなんて卑怯すぎますね。
あれは断れずについていってしまいます。
そしてガトーショコラもただ渡すのではなく、その場でお皿に盛りつけて生クリームでデコレーションという凝った渡し方でした。
まぁ凝りすぎたせいで休憩時間終わってしまってたのですが…
でもメダカは旭ちゃんの頑張りを無駄にするわけにはいかないと全部綺麗に食べてくれていました。
旭ちゃんのこれまでの頑張りが報われて本当に良かったですよね。
というか、メダカはこんな可愛い子たちからチョコをもらっているのに困った顔しているのがちょっとアレですね。
まぁ戒律があるから女子からチョコをもらうのはまずいのかもしれませんが。
モテない男子生徒から「なんだその羨ましい悩みは!」とキレられそうですよね。
そのうちメダカはモテない男子生徒たちから闇討ちにあうんじゃないでしょうか?
そして次にモナちゃんがチョコを渡す番になったのですが、チョコパイが崩れて渡せなくなるというアクシデントが発生しました。
なんでも上手くできるモナちゃんですがメダカのことになると不幸が続く、ちょっと可哀想になってきますね。
そんなことになってるとは知らず、メダカがモナちゃんからもらえるって期待していて、それがモナちゃんに筒抜けなのが面白いです。
他の子たちからもらうのは困るけど、やっぱりモナちゃんからは欲しいんですね。
今回はチョコを渡せずに終わるかと思いきや、弟のマオくんのナイスアシストによって最高の展開になっていきました。
そしてチョコを渡すシーン。
つぶれたチョコパイを見せて「…だってこれじゃ伝わらへんやろ…?」はもう告白してるのと同じですよね。
これはドキッとしてしまいます。
あの鈍感なメダカですらモナちゃんの気持ちに気づき始めているし。
ここでさらに良かったのがメダカが逆にモナちゃんにお花をプレゼントしたところ。
普段こんなことしないメダカがモナちゃんのためにやったというのが本当にキュンとさせてくれますよね。
しかもあげた花がチューリップ。
チューリップは色ごとに花言葉が違いますが、これは見た感じ赤かピンクっぽいので「愛の告白」や「誠実な愛」を意味していると思われます。
メダカは無自覚に選んだ花だったんでしょうが、これはしっかりと告白しているようなものですよね。
はたしてモナちゃんはチューリップの花言葉に気づいているのか。
このバレンタインイベントで二人の距離はグッと縮まったのではないでしょうか?
他のヒロインたちがこのことを知ったらどんなリアクションをするのかも楽しみですね。
単行本 第16巻は2024年10月17日発売予定です。
おわり