カッパ室長です。
今回はコミックヴァルキリーにて連載されている『恋獄島~極地恋愛~』の第5巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第4巻の見どころ紹介記事はこちら↓↓
『恋獄島~極地恋愛~』
漫画:九部玖凛
原作:七色春日
キャラクター原案:魁李
若い男女が無人島へ漂流してしまうお話(1/11) pic.twitter.com/lYZMGIU7PS
— コミックヴァルキリー編集部 (@comic_valkyrie) May 24, 2021
前回までのお話
島の内陸を調査するヒロトと赤音。
湖に白骨化した死体を発見し、さらに小屋の中にも首を吊った女性の死体などがあった。
その死体を見てヒロトは妹・朝内霧夏のことを思い出して叫び倒れてしまう。
一方、浜のほうでは「煙男」に殺されたであろうルナの死体が発見され…
YouTube“コミックヴァルキリーチャンネル【公式】”より
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
崩壊の兆し
ヒロトは赤音に妹・霧夏とのことを打ち明ける。
妹との関係が上手くいっていなかったこと、そして霧夏がヒロトの部屋で自殺していたこと。
ヒロトは身勝手で曖昧で自分に都合のいい薄情な人間である自分を嫌っていた。
それでも赤音はそんなヒロトを受け入れ体を重ねるのであった。
そのおかげでヒロトは自分が死ぬ前に赤音だけは生きて日本に帰してあげたいと思うようになっていた。
小屋にあった手帳から過去の遭難者六人は全員普通であったが一人の死によって全員が狂ってしまったことを知り、彼らと同じようにならないよう自分たちは誰一人欠けずにこの島を脱出しようと考えるヒロト。
しかし浜にいる美菜たちと合流し、ルナが殺されたことを聞かされるのであった。
そして美菜に興味を持ち始めた唐宮が美菜と付き合っているのに赤音とも仲良くしているヒロトに対し敵意を向け始めるのであった。
登場人物
朝内 広人
年齢 18歳
誕生日 10月20日(天秤座)
血液型 A型
身長 170.3㎝
たたき上げ官僚の息子。父母妹が居る。
運動神経は悪い方ではなかったがサッカー部のレギュラーにはなれず。
高校卒業間近にたまたま見ていた旅行パンフレットを唐宮に見つかり旅行先を決める。
唐宮 丈
年齢 18歳
誕生日 4月23日(牡牛座)
血液型 B型
身長 180.4㎝
サッカー推薦で大学に受かったので広人の誘いに乗って卒業旅行に…。
広人とはサッカー部繋がりの同級生。
昔から女性にモテていたので今回の旅行でもそれが目的だったが…。
灯向 赤音
あだ名 超淋病(唐宮命名)
年齢 17歳
誕生日 3月30日(おひつじ座)
血液型 AB型
身長 160.2㎝
BWH 85‐59‐89(Cカップ)
裕福ではない家庭に育つが十歳の時 父が始めたイタリアンレストランが繁盛し生活が変わる。
しかしそれによって元々あった父への確執の溝が深まり旅行と噓をつき家を飛び出す。
氷上 ルナ(死亡)
あだ名 ボイン(唐宮命名)
年齢 21歳
誕生日 9月26日(天秤座)
血液型 B型
身長 163.6㎝
BWH 92‐58‐84(Eカップ)
十四歳の頃から年齢を誤魔化してホステスを始め ずっと男のあしらい方を磨き続けいた。
勤め先のお客様(男性)に誘われた旅行中に嵐に遭い無人島に流れ着く。
なお同伴の男性は行方不明。
荒神 美菜
あだ名 ボブ→子猫ちゃん(唐宮命名)
年齢 16歳
誕生日 6月7日(双子座)
血液型 O型
身長 152.8㎝
BWH 78‐54‐80(Bカップ)
父親がレンジャーをしていたため祖母の元 田舎の山奥で時折 父親からサバイバル技術を学びながら自然の中で育つ。
父親と祖母が亡くなってからは拠点を海外に移し日本と往復する暮らしを続けていた。
感想
ルナが死んでしまったことでヒロトたちの漂流生活は崩壊の兆しを見せ始めました。
内陸を調査しにいったヒロトと赤音が体を重ね、ヒロトも赤音に対してちょっとだけ好意を持ち始めていましたね。
ここにきて赤音が正ヒロインっぽく見えてきました。
はたしてヒロトは赤音と美菜のどちらを選ぶのでしょうね。
小屋の中でヒロトは過去にこの島で遭難した人間の手帳を見つけ、それによってこの島の場所などが分かりました。
この島はミクロネシア連邦から北東に500㎞に渡った孤島なんだそうです。
本当に海のど真ん中なんですね。
ヒロトはカヌーを作ってこの島を脱出しようと考えているみたいですが、はたして上手くいくのか。
有人島まで一週間くらいかかるそうですが、一週間海の上ってかなりキツイですよね。
小屋の中で見つけた手帳には遭難者六人は一人が死んだことによって全員狂ってしまったことも書かれていました。
一人死んで人狼みたいな状況になってしまったのかもしれませんね。
ヒロトは自分達もこうなる可能性があるから誰も死なせたくなかったのに、ルナが死んでしまい彼らと同じ状況になりつつあるようです。
唐宮が美菜を狙い始めたことでまた惨劇が起きそうな予感がしますね。
コイツがいるとろくなことにならない気がするのは私だけでしょうか?
しかし唐宮だけでなく赤音も要注意な気がします。
ヒロトに自分だけを見てもらうため、美菜に攻撃をしかけそうですよね。
やはりこういう状況での恋愛は良くないことを引き起こす種にしかならないのかな。
そして今回のラストではヒロトと美菜の喧嘩からのイチャイチャへ。
赤音とイチャイチャしたことは気にしていないと言っておきながらもメチャクチャ攻撃してくる美菜が怖すぎです。
こんな奴に誰が勝てるのか…
お互い布一枚状態で戦うのがあまりにも♡♡♡でした。
その後のイチャイチャもけっこうなページに渡って描かれていて最高でしたね。
やはり美菜は一番怪しい人物です。
ヒロトたちが見つけた小屋や手帳も美菜はすでに発見済みだったそうです。
島の地形にも詳しすぎるし…
やはり美菜が「煙男」なのか。
違っていたとしても、美菜によってヒロトたちは過去の遭難者たちと同じように狂わされてしまいそうな気がしますね。
このドロドロな四角関係は今後どんな悲劇を生んでしまうのか。
次の巻が気になります。
単行本第6巻は2024年冬頃発売予定です。
おわり