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【異世界メイドの三ツ星グルメ 第2巻 見どころ紹介】おやつメイドvs.ランチシェフ!!魅惑の現代グルメで勝利を掴め!!

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カッパ室長です。

 

今回はシリウスKC異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

第1巻の紹介記事はコチラ↓↓

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異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~
原作モリタ
漫画:U4
キャラクター原案:nima

第2巻の見どころ(ネタバレ注意)

ブルーローズ家の執事とおやつタイムで勝負

シャーリィが王宮での生活に馴染んできた頃、ウィリアム王子の婚約者候補のブルーローズ家のご令嬢・アシェリーが王宮にやってきた。

粗相の無いよう極力関わらないようにしようとしたシャーリィであったが、メイド長・クレアによってお茶係に任命されてしまう。

『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第2巻 P5より

シャーリィは自分の仕事を終わらせてこの場を去ろうとするも、ウィリアム王子の命令で離れることができず。

さらにウィリアム王子がアシェリーの話を聞かずにシャーリィとばかり楽しく話すせいで、シャーリィはアシェリーから目の敵にされてしまう。

アシェリーはシャーリィを王宮から追い払うため、アシェリーの執事であるミアとおやつタイムで対決させるのであった。

おやつメイドvs.ランチシェフ

ある日、キッチンにランチシェフのローマンがクレームを言いにきた。

その内容とは最近おやつタイムに揚げ菓子や肉やチーズを使った重たいおやつを出すせいで殿下が昼食をあまり召し上がってくれなくなったというものだった。

これは完全に自分のせいだと謝ろうとするシャーリィであったが、ローマンは立て続けに「掃除女は掃除だけしていればよい」「下品な料理で殿下の舌を騙しおって」とおやつメイドたちを侮辱した。

その言葉でメイドたち全員が激怒し、一班のメイド頭であるクリスティーナがローマンに勝負をしようと提案する。

『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第2巻 P104,105より

勝負内容はランチとデザート。

負けたらおやつタイムもランチシェフが担当することになり、メイドたちは正真正銘の“掃除女”となってしまう。

シャーリィたちはおやつメイドの威信をかけてランチシェフに挑む!

感想

今回はご令嬢の執事やランチシェフとの料理バトルなどが描かれました。

おやつメイド内のいざこざは前回で解決し、今回からは別の料理人たちとのバトルになりました。

今回もシャーリィの変な顔がたくさん描かれていて面白かったし、さらにお嬢様であるアシェリーも怒って変な顔になっているのが面白かったです。

この作品のヒロインたちはみんな変顔にされてしまうのか…

 

まずはブルーローズ家の執事・ミアとの料理バトルのお話。

ただ平和に料理の研究がしたいだけのシャーリィですが、クレアのせいで面倒事に巻き込まれてしまいます。

たぶんクレアはウィリアムがアシェリーの話に興味がないことを知っていたんでしょうね。

なので今回もシャーリィが何かしでかして、ウィリアムとアシェリーが仲良くなればと思いシャーリィをお茶係に任命したのではないかと私は推測しています。

結果としてシャーリィのおかげでウィリアムとアシェリーは会話を楽しむことができるようになりましたしね。

料理の方はシャーリィ一人の力ではなく、おやつメイドのみんなと協力して作っています。

みんなで作ったプリンセス・パンケーキは本当に美味しそうでした。

『異世界メイドの三ツ星グルメ ~現代ごはん作ったら王宮で大バズリしました~』第2巻 P36,37より

前回争った四班のメイド頭・ジャクリーンが作る飴細工が凄すぎて驚きですね。

そして勝負に勝つためではなく、ウィリアムとアシェリーに楽しんでもらうために考えたメニューだったのも良かったです。

ただ美味しいものを作るのではなく、食べる人のことを考えた料理を作ってあげているのは、食事を楽しむことを第一に考えているシャーリィならではだと思いました。

今後もシャーリィの作る料理で人々の悩みや問題を解決していってくれるのかもしれませんね。

 

この世界ではまだアイスクリームが世間に広まっていないようで、アイスを楽しむウィリアムも可愛かったですね。

“アイスクリーム頭痛”でみんなが騒ぎ始めるのが新鮮でした。

新しいおやつを出すたびにシャーリィへの負担が増えていくのも面白いですね。

 

次にランチシェフ・ローマンとの料理バトルのお話。

ローマンは見た目が本当に嫌な敵キャラって感じだったのも良かったです。

クレアがシャーリィに「必ず勝ちなさい」と鬼の形相で言っていたのが面白かったです。

この人 アシェリーの時も怖いオーラ出していたし、もしかしたら一番血の気が多いのではないでしょうか?

料理バトルもシェフが作るフルコースに対しハンバーガーセットで挑むのが凄かったですね。

みんなが役割分担してそれぞれ最高の品を作り上げているのが良かったです。

今では炭酸飲料は当たり前の飲み物ですが、初めて炭酸飲料を見るとやはり恐ろしいものに見えてしまうのですね…

そしてこの国ではまだソースへの研究が不十分で、その弱点を突きビッ〇マックのソースが勝因となるのも面白かったです。

今回の戦いでおやつメイドも一致団結することができたし、王宮のランチシェフとも仲直りができました。

次回はどんな人と料理バトルをして、シャーリィがどんな料理を作り人々を驚かせるのか。

続きが楽しみです。

原作小説はコチラ

 

おわり