カッパ室長です。
今回はコミックヴァルキリーにて連載されている『JKからやり直すシルバープラン』第12巻の見どころや感想を書かせていただきます。
『JKからやり直すシルバープラン』第11巻の紹介記事はコチラ↓↓
『JKからやり直すシルバープラン』
原作:林達永
作画:李惠成
元傲慢お嬢様が人生をやり直すお話(1/13) pic.twitter.com/YpmEBfsO5w
— コミックヴァルキリー編集部 (@comic_valkyrie) February 18, 2020
第12巻の見どころ(ネタバレ注意)
竹勇三の正体
体育祭を終え、自分を肯定できるようになった二ノ宮小百合。
さらに久しぶりの祖父・健一を交えての食事会で、タイムリープ前は「出来損ない」と見られていた小百合が、今回は「これからも期待している」と健一に認めてもらえた。
タイムリープ前は政治スキャンダルの暴露によるストレス性の心臓麻痺で死んでしまった健一。
今回は大好きな祖父を死なせないため、小百合はいよいよ二ノ宮家が没落した原因を調べ始める。
そして小百合は健一の秘書である竹勇三が約30年後、2019年の総理大臣であることを思い出すのであった。
千桜に相談
西彰吾から竹勇三が彰吾の父であり健一と敵対する派閥の議員である西定幸と会っていることを聞いた小百合。
そして彼らの会話から「北海道」というワードが出たことで小百合の父・俊一郎が手掛ける事業に罠があるのではと考える。
小百合は俊一郎に話を聞こうとするが何も話してくれない。
そのため小百合は以前俊一郎の事業について話していた西園寺千桜に連絡をしてみることに。
千桜のピアノのリサイタル後、彼女が待つホテルにやってきた小百合だが、なぜか千桜はパジャマ姿になっていて…
感想
今回からついに最終章に突入しました。
いよいよこの物語の最大の謎である二ノ宮家没落の事実に迫っていきます。
家族みんなでの食事会のときに小百合は竹勇三が未来の総理大臣であることを思い出しました。
人生転落して生き延びることに必死だったということもあるだろうし、そもそもタイムリープ前は政治などに興味がなかったようです。
そしてこの竹勇三が黒幕であることも確定しました。
健一の敵対派閥である西定幸と一緒にいるし、俊一郎の事業にも関わり不穏なことをしているようです。
本来健一をそばで支える存在である秘書が裏切って死に追いやるなんて酷い話すぎます。
西定幸は竹勇三をスパイとして認識しているようですが、たぶん西定幸も竹勇三に利用されているんでしょうね。
すべては竹勇三が成り上がり総理大臣になるために。
小百合はこれを阻止して祖父である健一を、そして家族を守らないといけないんですね。
かなり大変な戦いになりそうです。
情報を集めるため小百合は西園寺千桜に連絡をとるのですが、そのシーンも面白かったです。
お風呂あがりで小百合からの電話を必死にとりにくる千桜ちゃん可愛すぎです。
しかもNDS部専用の電話を準備してるとか、どんだけNDS部大好きなんだよ。
彼女にとって気軽に、そして本音で語り合える友達が彼らだけなんでしょうね。
そしてホテルではパジャマ姿になって小百合に「脱いでください」とか言い出すし…
まさかここで百合な展開になるのかとドキドキしてしまいました。
でもただのパジャマパーティーというオチで安心しました。
まだ千桜ちゃんはピュアな心の持ち主のようです。
ハワイ編から千桜ちゃんはこういう路線に走り出しましたが、こっちも面白くて良いですね。
今後も千桜ちゃんは小百合の良きライバルであり親友でありちょっとアブナイ仲でいてほしいです。
竹勇三が暗躍していることやこの先日本にバブル崩壊がくることを知っている小百合ですが、俊一郎も健一も全然小百合の話を聞き入れてくれません。
このピンチを小百合はどう切り抜け、未来を変えるのか。
次の第13巻が楽しみです。
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おわり