どうも!
カッパ室長です。
今回は少年マガジンエッジにて連載中の『江戸前エルフ』第8巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
YouTube“日活アニメチャンネル”より
『江戸前エルフ』第7巻の紹介記事はこちら↓↓
『江戸前エルフ』
著者:樋口彰彦
ウチの神社の神様がエルフだったはなし③ pic.twitter.com/aPAJmi3oF5
— 樋口彰彦 (@higuchi_akihiko) October 15, 2020
第8巻の見どころ(ネタバレ注意)
回転寿司へ
定期テストでいい点とったら寿司を奢るという約束を思い出した小糸。
約束通りエルダから寸志をもらい、小糸は一人でちょっと良いお寿司屋さんへ向かう。
しかし敷居が高くてビビってしまった小糸は結局コマちゃんを誘ってリーズナブルな回転寿司へ行ってしまうのであった。
それでも大満足した小糸。
そしてお金も余っているので今度はエルダを誘ってみることに。
思い出
ある日、小糸が雪駄の手入れをしていると下駄箱の奥から箱を見つける。
中身は小糸が中学時代に陸上部で使用していたスパイクだった。
この靴を見て小糸はあの頃を思い出す。
それは小糸が巫女になるかまだ迷っていた頃、そして白い人(エルダ)に憧れてまだ髪を伸ばしてた頃。
陸上部に所属していた小糸だが、足をケガして以前のように走れなくなってしまい中学卒業を機に引退することにした。
どんどん変わっていく自分の日常に小糸は戸惑いや不安を感じていた…
感想
今回はお寿司を食べたり、なぞなぞをやったりなどの楽しい日常回、小糸の過去のちょっぴり良いお話などが描かれました。
まずはお寿司のお話から。
第4巻のテスト勉強の話がまさかここで回収されるとは…
思い出した小糸にちゃんとお寿司を奢ってあげるエルダは優しいですね。
回らないお寿司屋にビビッて、けっきょく回転寿司に行っちゃう小糸も可愛かったです。
私もあんな敷居の高そうな寿司屋には一人で入れないなぁ。
どうしてああいうお店って入りにくい雰囲気があるんでしょうね?
今回の江戸の豆知識は「お鮨はもともとファストフード」だということ。
昔はお鮨は屋台でサッと食べてサッと帰るが主流だったんだとか。
回転寿司はその側面を受け継いだ感じなんですね。
そんな回転寿司を小糸とエルダが美味しく食べているシーンがとても良かったです。
この二人は本当に美味しそうな顔で食べるから読んでるとこちらも食べたくなってしまいますね。
これからも色んなものを食べてほしいです。
今回もヨルデや向日葵、ハイラやいすずが登場しました。
ヨルデはあいかわらず子供っぽくて、変なサングラスをぼったくり価格が買ってましたね。
それを怒ることなく一緒にサングラスかけてあげる向日葵ちゃんが優しすぎる。
でもそんな向日葵ちゃんだから、向日葵ちゃんのジョークはジョークに聞こえないんですよね。
ジョークだと気づかずにいっぱいお菓子買った小糸がちょっと可哀想でした。
ハイラのほうは久々に博打で勝利したようです。
勝ったとたんに成金スタイルになるのが博打好きっぽくていいですね。
オチがやっぱり賭けに負けてスッカラカンになるというお約束だったのも面白かったです。
今回おまけ漫画もありました。
なんと村井生花店の猫・タマのお話。
第3巻にあったお話をタマ視点で描いたものになります。
これまで漫画とアニメのどちらにも姿が描かれてなかったのですが、ここで満を持しての登場でした。
タマちゃん、美人って言われてたからメスだと思ってたけど、「ぼく」って言ってるしオスなんですね。
三毛猫でオスなのは珍しいし、それもあってみんなから可愛がられているのかもしれませんね。
今回のラストには新キャラも登場しました。
ヤンキー姿の可愛い女の子。
この子は小椿木つとめちゃんで、円耳神社の御祭神 円耳毘売命の巫女でした。
そこにもエルフがいるようで、名前はパンニャというそうです。
まだシルエットしか登場していませんが、丸メガネをかけていて文系女子っぽそうです。
パンニャは伊達政宗に召喚されたんだとか。
これで関東、関西、北陸、奥州が出てきましたね。
その次は九州あたりかな?
小椿木つとめちゃんは巫女になりたてのようで小糸に巫女の極意を教わりにやってきたようです。
はたしてこれからどうなるのか。
続きが気になりますね。
単行本第9巻は2024年春頃発売予定です。
おわり