どうも!
可愛い女の子たちが頑張る物語も大好き、カッパ室長です。
今回はウルトラジャンプにて連載されている『瞬きより迅く!!』第6巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!
この漫画は“伝統派空手道”がテーマの本格的な青春モノの作品です!
第5巻の記事はこちら↓↓
『瞬きより迅く!!』(ふなつかずき)
ドジで気弱でコミュ障な女子高生が空手道をやる話① pic.twitter.com/JZyCCk2eFV
— ふなつかずき (@funatsukazuki) June 27, 2020
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
空手道部創設の秘密
優心のことや空手道部設立からこの1年の間に何があったのかを聞くため、日葵たちは珠希の家へ行く。
珠希の家は居酒屋を経営していて、真心は珠希の家に居候をしていた。
実は真心は由緒正しいお家柄のお嬢様なのだが、あることで家出をしているという。
そして真心と珠希は空手道部をつくった時のことを話し出す。
真心と優心が空手を始めたきっかけは父親・貴俊だった。
ふたりは貴俊から高校に入ったら空手道部に入ってみろと提案される。
フルコン空手は道場でも続けられるが、団体戦のある伝統空手を通じて高校では背中を預けられる仲間をつくれと貴俊は言う。
高校に入り、真心と優心は伝統空手部をつくるため経験者である珠希をスカウトする。
断ろうとしてくる珠希に勝負をしかけ、若干卑怯な手を使いながらもなんとか真心は勝利をおさめ、珠希を加えた3人で空手道部を発足させることに成功するのであった。
「やるからには1番を目指せ!!」という貴俊の言葉を胸に練習に精を出す真心たち。
そして6月下旬高校総体東京都予選会。
そこで真心は大熱戦を繰り広げ、多くの人々の心に天吹真心の存在を焼きつけることに成功する。
順調に見えた空手道部。
だがその少し後、真心と優心に悲劇が起こるのであった…
感想
第6巻では桜台北女子空手道部誕生秘話と優心が空手道部を辞めた理由が明かされました。
第5巻を読んだ時の感想に真心と珠希は一緒に暮らしているのでは?と書いたのですが、本当に一緒に暮らしていましたね。
真心は家出をして珠希の家に居候していました。
珠希の弟たちはこんなに可愛い女の子と一緒にお風呂に入っていて羨ましいですね。
お風呂上がりの真心の裸を見て美裕ちゃんたちが「だいなまいとぼでぃ」と言っていたし、かなり素晴らしい身体をしているのでしょうね。
今回は後ろ姿しか描かれませんでしたが、いつか見れると嬉しいですね。
真心と優心は父親の言葉を受け、伝統空手部をつくっていきました。
経験者である珠希を仲間に引き入れるために勝負をしかけるのですが、優心の作戦で見事に成功しました。
その勝負で真心が気絶してしまったときの優心が本当に可愛かったです。
真心が倒れたとき、優心はまさか本当に気を失うとは思っていなかったぽいです。
最初は演技だろうと思っていたけど、全然目覚めなくて怖くなっちゃったんでしょうね。
いつものクールな優心もいいけど、こういう女の子っぽい優心もとても良かったです。
空手道部に戻ってくるときはこういう優心になっていても良いですね。
そんなこんなで空手道部も順調に活動していましたが、真心たちの父親の一件で変わってしまいました。
まさか真心たちの父親が亡くなってしまうとは…
しかも空手が原因の可能性もあるかもしれないというのがまた辛いですよね。
そして祖母の家にお世話になることになり、祖母から空手をやめろと言われてしまう。
まぁ大事な息子を奪ったスポーツを孫にしてほしくないという気持ちになるのはよく分かります。
ですが、父親が愛したスポーツを続けることは大事なことですよね。
母親の柚乃さんも家計が苦しくなったとき、こんな理由で真心や優心に父親との思い出がたくさん詰まった空手を辞めてほしくないと思っていましたからね。
どちらを取るか選択を迫られ、真心は空手を続ける道、そして優心はやめる道を選んでしまったようです。
ここで姉妹の仲に亀裂が入ってしまったんですね。
優心が空手道部を廃部にしようとしているのは、真心に父親のようになってほしくないという思いがあるのかもしれません。
それともただ父親を奪った空手が憎いのか。
それだったら日葵にアドバイスとかしないだろうし、前者の方が有力っぽい感じがしますね。
空手道部を廃部させないためには、大会で結果を残すことも大事ですが、それプラスで祖母の気持ちを変えさせないといけない気がします。
祖母に真心たちの試合を見てもらい、息子が愛したスポーツを理解してもらい、廃部を撤回してもらうという流れになるのかな?
そして優心の気持ちもどう動かしていくのかも大事ですね。
そのあたりは日葵ちゃんが活躍してくれることを期待しましょう。
なにがなんでも全国大会に出場しなくてはいけない桜台北女子空手道部。
そんな彼女たちの予選大会の一回戦の相手がまさかの人物でした。
なんと神田和泉女学院の相澤京ちゃん。
ふなつかずき先生の作品を読んでいる人ならご存知『妖怪少女―モンスガ―』に登場したキャラクターです。
『妖怪少女―モンスガ―』でも空手少女として活躍しましたし、かなりの強者です。
『妖怪少女―モンスガ―』では京ちゃんたちは2年生だった気がしますから、この作品は『妖怪少女―モンスガ―』の1年後あたりのお話ということになるのかな?
京ちゃんだけでなく、ぱにゃにゃんの轆花や李ちゃん、ちょこっとニアちゃんも姿も描かれていました。
やはり過去作のキャラクターが登場してくれるのはファンにはたまらなく嬉しいですね。
この調子で他のキャラもちょっこっとずつでも良いから登場してほしいです。
さて、去年の春季大会個人組手準優勝&団体ベスト4の神田和泉女学院に桜台北メンバーはどんな試合を見せてくれるのか。
続きが楽しみです。
現在、となりのヤングジャンプの公式サイトにて『瞬きより迅く!!』を試し読みができるので気になった人はぜひ読んでみてください。
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おわり