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【勇者様のお師匠様 第1巻 あらすじと感想】地味な少年師匠と最強美少女勇者の英雄譚!!

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どうも!

ファンタジー系の漫画大好き、カッパ室長です。

 

今回はコミックヴァルキリーにて連載されている『勇者様のお師匠様』の第1巻を紹介させていただきます。

 

 

勇者様のお師匠様

漫画:ゼファー
原作:三丘洋
キャラクター原案:こずみっく

“コミックヴァルキリーチャンネル【公式】”より

 

どんな内容?(ネタバレ注意)

騎士を目指す少年とある秘密を持つ少女

朴訥な少年ウィン・バードは両親を夜盗に殺され孤児となり、父親の親友だったランデルの厚意で彼の営む宿屋に置いてもらっていた。

そんなウィンは5歳のとき遠征から帰ってきた騎士団を見て、騎士に憧れを持つようになる。

ウィンがそのことをランデルに話すと、彼は「騎士になるにはお金はもちろん、知識や教養も必要だが…騎士とは人々の盾!!まずは強くなければならんのだ!!」とウィンに言うのだった。

それからのウィンは騎士になるため、宿屋の手伝いの合間に鍛錬を行ったり、仕事の中にも少しでも鍛錬の余地を見つけてはそれを徹底して実行していく。

さらに偶然冒険者から剣術の型を教わったウィンはその日から1日も休むことなく剣を振り続けるのだった。

 

そんなある日、いつものように鍛錬に励むウィンのもとにレティと名乗る少女がやってくる。

鍛錬に興味を持ったレティはウィンの鍛錬に加わることに。

他の子どもたちは1日2日でウィンとの鍛錬に飽きてしまうのだが、レティは必死にウィンの鍛錬についていく。

そして大人顔負けの剣術を身につけ、絆を深めていく二人。

だがウィンが12歳の年、レティとの別れがやってくる。

レティには隠された秘密があった…

感想

この作品は地味な少年師匠と最強な美少女勇者のボーイ・ミーツ・ガールから始まる正統派ファンタジーです。

原作小説は小説投稿サイト「小説家になろう」発で、いわゆる「なろう系」の作品ですね。

なろう系の作品は主人公がチート持ちだったり、最強という設定が多いイメージですが、この作品はちょっと違う感じです。

主人公のウィンも凄まじい剣術を持っていますが、それは日々の鍛錬の積み重ねにより得たものです。

いきなり手に入れた最強の力というものではなく、努力によって手に入れた力なんですよね。

この作品、主人公ではなくヒロインのほうがチートなのです。

レティ(レティシア・ヴァン・メイヴィス)には勇者の力が宿っていて、人の何十倍の大きさもある巨大魔犬を一撃で倒しています。

魔力も凄まじく、魔法で魔物の軍団だけでなく、山をもえぐってしまう程でした。

はっきり言って強すぎます。

しかしいくら勇者といっても、レティはまだ小さな女の子。

そんな子が一人で魔物の大群と戦うシーンは読んでいて辛かったです。

それでも一人で軍団を壊滅させたレティは救世主のはずなのに、人々からは化け物と呼ばれる始末…

悲しすぎます。

この辛い体験がのちのストーリーにどう影響していくかも気になります。

 

そしてこの物語はそんな勇者レティが魔王を倒した後の世界のお話がメインとなるようです。

第1話の冒頭でウィンとレティが学校のような場所で再会しているシーンが描かれていました。

なので二人はこれから学校で騎士になるため勉学や訓練に励むという感じになるのかもしれません。

第1巻で描かれていたのは二人の幼少期のお話とレティが勇者として活躍したお話までだったのでどんな展開になるのかとても気になりますね。

しかし、魔王を倒し誰よりも強いレティがいまさら学校に通うのか?という疑問もあります。

レティは騎士などには興味はなく、ウィンに会うためだけの目的で騎士の学校に入学したのかもしれませんね。

そうなるとウィンの学校生活は大変な感じになりそう。

レティと仲良くしたら勇者に憧れる人たちから嫉妬されるし、レティの師匠だと知られたらどんな強い奴なんだと凄いプレッシャーをかけられることでしょう。

そしてウィンもレティと一緒にいたいだろうから、レティと一緒にいても問題ないくらい強くならないといけないと考え、さらに大変な訓練をすることになりますからね。

はたしてウィンとレティはこれからどんな学校生活を送るのか。

続きが楽しみです。

 

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気になった人はぜひ読んでみてください。

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おわり