どうも!
ドタバタコメディも大好き、カッパ室長です。
今回は週刊少年ジャンプにて連載されている『ウィッチウォッチ』第3巻を紹介させていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第2巻の紹介記事はコチラ↓↓
『ウィッチウォッチ』(篠原健太)
少年ジャンプ本誌で大人気‼️
「#ウィッチウォッチ」の
コミックス3巻がついに本日発売です🙌表紙を飾るカンシ、そしてもちろんニコやモリヒトも大活躍❗️
ぜひご一読ください‼️
(一部地域で発売日が異なるのでご注意を❗️)(担当) pic.twitter.com/Hf03xuBBGU— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) November 3, 2021
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
黒魔女と狼男
性懲りもなくモリヒトを使い魔としてスカウトしにやってきたネム。
今回もスカウトすることができず退散したネムは森の中で近くに黒魔女がいるという警戒信号を感じ取る。
魔道には白と黒があり、正義の白魔道を信仰するウィッチ、悪の魔道を信仰するウォーロックがいるという。
はるか昔から両者は対立し日本でもかつて大きな戦いがあり、黒魔女側は全滅した。
それ以来、万が一黒魔女が現れても気付けるように白魔女には全員警戒信号魔法がかけられるようになっていたのだ。
近くにあった廃屋をのぞいてみると、そこには目つきの悪い男と奥から彼に話しかける人物がいた。
奥にいる人物は男に「準備が整えば決行じゃ 若月ニコを捕らえよ」と命令する。
黒魔女がニコを狙っていると知ったネムは急いでニコたちへ知らせに行くのであった。
ネムから話を聞いたニコとモリヒト。
モリヒトはなぜ黒魔女がニコを狙うのかと訊ねると、ネムは「若月ニコは千の魔女 千の魔法を持ち 千の人を救う 千年に一人の特別な白魔女」だと言い、黒魔女はニコに秘められた魔力を狙っていると説明するのだった。
一方そのころ、カンシは校内でウルフという人物が力と欲望を増幅させる飴を流していることやドロップを使って暴れている“犬”の存在を耳にする。
帰ってモリヒトに知らせようとするカンシであったが、そこにウルフと呼ばれる人物が現れる。
ウルフとの戦いに敗れてしまったカンシは、この男とドロップが若月伊吹の予言した「犬と雨滴が災いをもたらす」だと気づくのであった。
玄関に倒れこむカンシを見つけたモリヒトとニコ。
ニコの治癒魔法によって回復したカンシから話を聞き、校内に潜むウルフを探し始める。
するとモリヒトの友人であるマガミケイゴからウルフからの招集があったという情報を得て、招集場所の公園へ向かうことに。
しかし向かう途中、モリヒトは黒魔女の罠にかかり別の場所に転移させられてしまいニコと離れ離れになってしまう。
転移させられた場所にケイゴも現れ、ケイゴはモリヒトに「一対一なら鬼に勝てる」と言い出す。
ケイゴは黒魔女の使い魔である狂戦士・狼男だったのだ。
「妖怪化した使い魔も血が薄れて変化していった。
満月を見ると変身するってのは昔の話。今の狼男は三日月を見ると変身する。
鬼は角が退化し天狗は翼を失った。狼男は狼にはならない。
凶暴さと野生の強さを持った―
別人格になる。」
感想
今回は笑える回あり、ちょっぴり感動する回あり、シリアスな回や戦闘シーンありと色々楽しめる巻でした。
カンシのヒーローショーのバイトの話は本当に笑えました。
篠原健太先生はこういう笑いを描くのが本当に上手ですよね。
次にクラスメイトのカラちゃんの頼みでシュレッダーで細切れになった手紙を復元する話ではニコの優しさがすごく伝わり、そしてとても感動する結末でした。
このお話がきっかけでニコは魔法を困っている人の為に役立てようと「魔女のお悩み相談」を始めていきます。
これは『SKET DANCE』のような感じになっていきそうな予感がしますね。
そして第3巻のメインのお話でもある「犬と雨滴」。
第1巻からニコの母・伊吹が予言していたニコに起こる災いがついに明らかになりました。
災いはニコの力を狙う黒魔女とその使い魔・狼男のことでした。
やはりニコは普通の魔女ではありませんでしたね。
ニコが今まで使ってきたちょっぴり変な魔法も他の魔女から見たらとても凄いことだったようです。
ネムが言うには現代の魔女は基本魔法以外の特殊魔法は自分の特性に合った数種類しか使えないらしいのですが、ニコは100個くらいの魔法を使えると言っています。
ドジすることが多いからニコは落ちこぼれの魔女だと勝手に勘違いしていましたが、本当はとても凄い魔女なんですね。
そして黒魔女&狼男との戦いへ。
これをきっかけにネムもモリヒトたちの仲間にするっと加わっていますね。
最初はライバル的存在かと思いましたが、黒魔女という共通の敵が現れたことで頼もしい仲間の一人になったようです。
狼男は狂戦士と呼ばれるだけあって、戦闘力もかなりありました。
普段は陰キャな感じですが、三日月を見ると凶暴さと野生の強さを得るとのこと。
そんな狼男にカンシは善戦するも勝てませんでした。
圧倒的な力を持つ狼男に対し、頑丈な体と力を持つモリヒトが挑んでいくのが本当にカッコ良かったです。
黒魔女との戦いのほうは、ニコとカンシが力を合わせて挑んでいきます。
見習い魔女には敵意をもって魔法を使うことを禁止されているため、ニコがどう戦うのか気になりましたが、まさかの日常パートで使用していた弱点だらけの魔法でサポート役として活躍しました。
弱点だらけの魔法たちですが、組み合わせ次第ではこんなにも強力になるんだと感動しましたね。
こういう能力や魔法を上手く組み合わせたり、応用して戦う漫画って本当に面白いです。
今回の戦い、どう決着がつくのかとても気になります。
狼男はこのまま敵として終わるのか、それともモリヒトが仲間に引き入れるのか。
またこの作品では今の時代はペットみたいなもの小動物を使い魔として契約するとネムが言っていますが、鬼や天狗、狼男などの妖怪や伝説の生き物が人間の姿になって使い魔になることも多そうですね。
今後どんな使い魔が出てくるのかも楽しみなところです。
次の巻が待ち遠しいです。
コチラの作品もオススメ
『彼方のアストラ』
『SKET DANCE』
おわり