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【フェチップル 第8巻 ネタバレ注意】元祖フェチップル登場で3人の関係が急進展!?

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こんにちは!

ラブコメ大好き、カッパ室長です。

今回はマガジンポケットにて連載中の『フェチップル』第8巻の見どころを紹介していきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

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【フェチップル 第7巻 ネタバレ注意】直生、美織と麦にキス!?動き出すフェチの三角関係!!どうも! ラブコメ大好き、カッパ室長です。 今回はマガジンポケットにて連載中の『フェチップル』第7巻の見どころを紹介していき...

 

フェチップル』(るり原ズラチー


第8巻の見どころ(ネタバレ注意)

変化

最近、麦の雰囲気が変わったと言う直生。

最初は麦の身長が伸びたからではないかと思っていたが、それだけではなかった。

まさか男でもできたんじゃ?と直生と美織は麦を尾行するがあっさりと見つかってしまうのであった。

しかし直生は麦の雰囲気が変わったのは身長ではなく髪の毛が伸びていたからだと気づく。

麦は意識して髪を伸ばしていた。

理由を訊ねると麦は直生のために髪を伸ばしていると言う。

「好きな人のために頑張って伸ばしてるの♪」

『フェチップル』第8巻 P54より

元祖フェチップル

フェチだけではなく異性としてお互いを意識し始めた麦、美織、直生に柚木先生は「“恋”と“フェチ”繋がりで君たちに会わせたい人たちがいるの…♡」と言って3人を連れ出す。

やってきたのは元祖フェチップルである太津、言花夫婦の家だった。

『フェチップル』第8巻 P63より

自分たち以外にも“フェチップル”などとダサい名称の人たちがいることに直生は驚く。

太津と言花は3人が昔の自分たちに似ていることや、ぎこちなさがあることを知り、3人のために力になると張り切るのであった。

さっそく本音で話すために裸の付き合いといって銭湯に連れ出される直生達。

そこで直生達はそれぞれ太津、言花と話し合い、自身が“フェチの好き”以外の感情を抱いていることに気づいてゆく。

銭湯から出て麦と美織と顔を合わせた直生は、このドキドキはもうフェチだけじゃないということを認めるのであった。

告白

文化祭の時期になり、麦と直生は文化祭実行委員に選ばれた。

美織はこのままでは文化祭前まで麦と直生が二人きりで、自分は直生と話す機会がなくなってしまうと焦りだす。

美織はどうにかして接点を作ろうと直生に生徒会に出るときだけは「その時間…私にくれませんか…?」とお願いするのだった。

こうして2人で生徒会の課外活動をすることになった美織と直生。

その中でふざけあったり、一緒に買い食いをしたりすることがとても楽しいの感じた美織はつい「直生さんのこと…やっぱり好きだなぁ」と漏らしてしまう。

必死に誤魔化す美織であったが、そんな美織にも優しくしてくれる直生を見て、美織は吹っ切れて直生に告白をするのだった。

「私が言った“好き”の意味は…

あなたに恋してるって意味ですよ

これからは覚悟してください

私を女の子として意識させてみせます…!!」

感想

第8巻は3人の関係が大きく進展していきました。

これまでは3人とも自分のフェチを満たすためのフェチップルでしたが、それぞれが抱いている感情が“フェチ”から“恋”に変わっていることに自覚していきます。

そして真っ先に行動したのが麦ちゃんでした。

麦ちゃんは大好きな直生のために髪を伸ばしたりトリートメントをしたりと好みの女の子になろうと努力していきます。

そんな健気で可愛い麦ちゃんを見て直生は顔を真っ赤にして照れるのでした。

そして美織もこのままではフェチップルの関係からはぐれてしまうと大焦り。

頑張って直生の気を引こうとしていきます。

この時点で美織も無自覚ではありますが、直生のこと大好き状態になっているようですね。

その後2人で生徒会活動をしているときに、美織は直生といること自体に嬉しさや楽しさを感じていることに気づき、自分は直生のことが好きなんだと自覚し、直生に告白します。

こうして直生くんモテモテ状態になったのでした。

うらやましい限りですね。

 

そして今回ついに前シリーズの主人公&ヒロインである太津と言花が登場しました。

2人は夫婦となり娘の言莉ことりちゃんと3人で仲良く暮らしています。

相も変わらずフェチ全開の2人を見れて嬉しい限りです。

言莉ちゃんも太津におんぶしてもらいながら涎たらしたり、太津の背中を見てじゅるりとしているところを見ると、言莉ちゃんもお母さんと一緒で背中フェチなのかもしれませんね。

今後は言花と言莉ちゃんで太津の背中を奪い合うのかも…

太津と言花は現在の関係性に悩む直生に“フェチの好き”以外の感情が芽生え始めていることを気づかせてあげるのでした。

これによって今まで麦と美織に感じていたドキドキがフェチだけのドキドキではないことに気づき、直生は麦と美織を恋愛対象として認めていきます。

そんな直生に麦も美織も全力でアタックしてきて、直生はもうキュンキュン状態です。

これから直生がどちらのヒロインを選ぶことになるのか。

個人的には麦ちゃんを全力で応援していきたいですね。

そしてこの3人の中からちゃんとしたカップルが生まれたとき、3人のフェチップルという関係がどうなっていくのかも気になりますね。

次の巻は文化祭編。

3人にどんなドキドキな展開が巻き起こるのか、とっても楽しみです。

 

第9巻は2021年冬頃発売予定です!

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