こんにちは!
ラブコメ大好き、カッパ室長です。
今回はマガジンポケットにて連載されていた『フェチップル』第9巻の見どころを紹介していきます。
泣いて笑って駆け抜けるフェチラブコメも今回で完結巻となりました。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
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『フェチップル』第8巻の紹介記事はコチラ↓↓
『フェチップル』(るり原ズラチー)
一目惚れから始まる同棲生活(1/10) pic.twitter.com/ebA6s3a3Sl
— るり原ズラチー@単行本発売中 (@zurachinaruka1) November 9, 2021
第9巻の見どころ(ネタバレ注意)
文化祭
文化祭が始まり、麦たちはクラスの出し物であるお化け屋敷で出店人気投票で1位を獲得するため張り切るのであった。
そして休憩時間となり直生は美織に誘われ2人で文化祭を回ることに。
告白後、美織は積極的になり腕を組んだり間接キスをしてきたりで直生はドキドキさせられっぱなしとなってしまう。
美織のほうも他校の男子生徒にナンパされたとき、「俺の(フェチの)彼女に何か?」と守ってくれた直生を見て惚れ直してしまうのであった。
後夜祭となり、直生は麦から「ちょっと話さない?」と呼び出される。
麦は文化祭に来てくれた言花と太津を見て、フェチだけではないふたりの関係に対して「なんか素敵だよね…あーいうの」と語る。
そして麦は「つまりさ…私はフェチがなくたってナオ君が好きってこと!!」と直生に言う。
直生はそれを友達としての好きだととらえ「はいはいありがとよ」と流そうとしたが、麦は文化祭の買い出しの時に美織が直生に言った“恋してる”と同じだと説明する。
「…待て!!じゃあ麦の“好き”って―」と焦る直生に麦はキスをするのであった。
「うん “恋してる”の好きだよ?」
覚悟
美織と麦、2人から告白された直生。
恋とかよくわからない直生はどうするのが正解なのかわからず柚木先生に恋の相談をしてみることにした。
すると柚木先生は直生に「大事なのは“どうすべきか”じゃなく“どうしたいか”でしょ?大いに悩め少年!!」とアドバイスを送る。
その後も悩み続ける直生は生徒会役員の芽生から「どちらにも優しくしてたらどちらも傷つけることになりますよ?どちらかを傷つける覚悟を決める それが本当の誠意ですよ?」と言われ、美織と麦の2人に返事をする覚悟を決めるのであった。
突如開催された第2回生徒会隠れ鬼ごっこ。
鬼になってしまった直生は体育倉庫で麦を発見する。
美織を探しに行こうとする直生に麦は「もう少し二人でいたいなぁ…なんて」と言って呼び止める。
髪を触らせてもらうという条件でもう少し一緒にいることにした直生は麦の髪を触り、自分が麦に抱いている気持ちはフェチだけではないことに気づく。
自分の気持ちに気づいた直生は麦を抱きしめ言うのであった。
「麦が好きだ」
麦に告白するところを隠れて聞いていた美織。
後日、直生は美織に大事な話があると放課後学校の裏門へ呼び出す。
直生は美織に「俺は美織の想いには応えられない」と告白の返事をする。
自分の前でもはっきりと麦のことが好きだと言い切る直生を見て、美織は「よくできました」と言ってその場から去ろうとする。
そして最後に振り向き笑顔で直生に、
「恋をさせてくれてありがとうございました」と言うのであった。
感想
今回で直生、麦、美織のフェチの三角関係という恋物語も完結となりました。
前回の第8巻では美織が告白をし、今回は麦が告白、そして直生が二人のうちから選ぶという形になりました。
結果からいうと直生は麦のことが好きだと気づき、麦を選びました。
これは麦ちゃん推しだった私からしたら最高のエンディングでしたね。
やはり美織は前シーズンの言花と見た目が似ていたから、今回は違うタイプの子を正ヒロインにしたという感じなのかな。
とはいえ、こんな可愛い子二人から告白されるなんて直生は羨ましい限りですね。
そして麦を選んだ後も美織とは気まずくなることはなく、今まで通り仲良しの関係を続けているところも好印象でした。
恋人関係のフェチップルから親友としてのフェチップルになってましたね。
失恋後の美織は髪を切ってショートヘアーになっています。
前シーズンの言花のときもそうでしたが、個人的には髪を切ったときのほうが美織も言花も可愛い気がするんですよね。
言花の時はちょっと幼く見えましたが、今回の美織は髪を切ったことで大人っぽくなった感じがします。
直生、麦、美織たちの物語が終わり、最後は太津と言花がイチャイチャするシーンでこのお話は終わっています。
やはり太津と言花から始まった物語ですから、この2人で終わるのが良いですよね。
最後の最後まで甘々な展開で、口から砂糖が出てきそうなほどのラブコメでした。
おわり