こんにちは!
ファンタジーも、♡♡♡なのも大好き!!カッパ室長です。
今回はWEB コミックガンマぷらすにて連載されている漫画『搾り取らないで、女商人さん!!』第3巻を紹介させていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『搾り取らないで、女商人さん!!』第2巻の紹介記事はこちら↓↓
『搾り取らないで、女商人さん!!』
著者:くつがえる
前回までのお話
巨大地下迷宮「タルタロス」のより深い階層へ進むため、ラビは『特殊許可クエスト』である「クラーケン討伐」に挑む。
えっちなハプニングもありながら、見事クラーケンの討伐に成功するラビとフィロ。
そんなふたりの前に、ラビのライバルにしてツンデレお嬢様のマリアベル・エストラス(通称:マリア)がフィロを手に入れるため、勝負を仕掛けてきた!!
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
VSマリア
マリアは自身のパートナーである高級商人ダニエラのアイテムが一級品なのに比べ、フィロが扱うアイテムは『特級』でありダンジョン攻略の概念を根底からくつがえしかねない、明らかな『オーバーパワー』だと説明する。
タルタロスを制するためフィロを仲間に引き入れようとするマリアからフィロを守るため、ラビはフィロと戦うことに。
マリアの強力な氷魔法で足を凍らされてしまったラビは『進化の種』で巨大化しているフィロに咥えてもらい兎狐合体『ラビデフィロン』で対抗する。
だがマリアの氷魔法によって巨大化したフィロもあっさりと動きを封じられてしまう。
フィロに舐めてもらったことで足の氷が溶けたラビは一人走り出すが、行き止まりにぶち当たってしまう。
そんなラビに勝利を確信したマリアは無様なポーズで相手を凍らせる「凍結化粧」という魔法を放つ。
しかし、ラビはただ逃げたわけではなかった。
そこには魔法攻撃を増幅して跳ね返す『仕返しの鏡』を『透明マント』で隠してあったのだった。
「『高威力の魔法攻撃』。クラーケンの対策が無駄にならなくて助かった…
感謝するよ マリア」
ラビとフィロが逆転!?
クラーケン戦のレベルアップのおかげでラビはリザードマン一体くらいなら一人で倒せるようになった。
しかし相変わらずステータスは低いままで、これではまだまだ深い階層では通用しないと悩んでいた。
以前マリアから「全部その商人のアイテムのおかげですわよね?」と言われたことも心に残っていて、固有スキルとか突然目覚めたりしないかなとラビは考えていた。
そんなときに「呼ばれて飛び出てフィロちゃちゃ~ん」といつものようにフィロがラビのもとへやってくる。
そしてフィロはラビに「レベルが低いなら敵から奪えばいいじゃない!!」と、レベルドレインができるアイテム『血吸の腕』を渡す。
見た目も恐ろしいアイテムに困惑するラビ。
しかし『血吸の腕』は勝手にラビの腕に装備されてしまう。
さらにフィロが外そうとすると『血吸の腕』は大きな口を開き、フィロを飲み込んでしまった。
するとフィロのレベルを吸い取ったラビは大人の姿に、そしてレベルを吸い取られたフィロは子供の姿になってしまうのであった。
15階層 吸精の巣
ついに15階層 吸精の巣にたどり着いたラビとフィロ。
ここは女性冒険者は素通り可能なエリアなのだが、男性冒険者はサキュバスたちに見つかってしまうと牢屋に捕まって死ぬまで精気を搾られてしまう場所だった。
そのため、フィロは隠密アイテム『保護色のカーテン』でラビに可愛いゴスロリを着せ女装させる。
「どこからどう見ても男にしか見えないでしょ!?」と叫ぶラビであったが、その姿はあまりにも可愛い女の子にしか見えず、逆にサキュバスたちの目に留まり捕まってしまう。
ラビが連れていかれたのはサキュバスたちが開催する冒険者参加型コンテスト『秘蜜の夜会』。
最近のサキュバスたちは冒険者が知恵をつけたせいで深刻な男不足になっていて、せめて可愛い子を拝んで癒されようとミス女冒険者を決めて楽しんでいた。
ここで男だとバレたら殺されてしまうと考えたラビは女の子になってやり過ごそうとする。
しかし、途中からこのコンテストの本来の趣旨である『ゲストへのセクハラ行為』が始まり、ラビはサキュバスたちに辱められ、そして最終的に男であることがバレてしまうのであった。
第3巻でフィロが使用したアイテム
■『仕返しの鏡』
魔法攻撃を増幅して跳ね返す魔法の鏡。
クラーケンの『墨大砲』対策で用意していたアイテムだったが、マリア戦で活躍する。
■『テレポバングル』
投げた位置に座標移動ができる腕輪。
フィロは誤って小さな穴に投げ入れて、穴にハマってしまい動けなくなってしまった。
■『血吸の腕』
敵からレベルを吸収するアイテム。
レベルだけでなく、年齢も吸い取ってしまう。
■『保護色のカーテン』
ダンジョンの環境に適した装備を纏うことができるアイテム。
感想
第3巻はラビくん大活躍の回でした。
まずはライバルであるマリアとのフィロをめぐっての戦い。
はじめの兎狐合体『ラビデフィロン』はおふざけ全開で面白かったし、その後のアイテムを駆使してマリアを倒すシーンはとてもカッコ良かったです。
ラビくんは自身の戦闘力が低いかもしれませんが、アイテムやその環境を利用して戦う才能があるのかもしれませんね。
そして恥ずかしいポーズで凍らされて負けたマリアちゃん。
マリアちゃんはラビくんのことを嫌っているのかと思いきや、実はただ好きなだけっぽいです。
気になる子ほどいじめちゃうという子供の頃によくある現象のようです。
今後もラビくんとフィロちゃんにちょっかいかけて返り討ちにあう予感がプンプンしますね。
次に『血吸の腕』によってラビくんとフィロちゃんの年齢が逆転してしまう回。
ふたりの年齢が逆転ということでラビくんが24歳、フィロちゃんが12歳の姿になりました。
フィロちゃんって24歳だったんですね。コミックス第1巻のそでにあるプロフィール確認しちゃいました。
大人になったラビくんはカッコ良かったです。
剣さばきとか凄かったけど、全然敵に当たってなくてミス連発のザコ具合には笑いました。
そしてサキュバス・ネストでのラビくんの女装。
これまでもショタだったり、ケモミミだったり、大きなおっぱいだったりと様々な性癖にぶっ刺さってきましたが、今回さらに「男の娘」までも描かれてしまいました。
どんどんエッチさが過激化していきますね。
そしてサキュバスたちのセクハラもこれまたエッチなんですよ。
男だとバレてしまったラビくんは、はたしてこの階層から無事に脱出することができるのか。
次の巻でサキュバスたちからどんなお仕置きをされてしまうのか、ワクワクが止まりませんね。
もちろんフィロちゃんのえっちな姿もたくさん描かれていました。
今回一番えっちだったのは『テレポバングル』の回でした。
エロ漫画などによくある穴にハマって動けなくなっちゃうやつ。
ラビくんが一生懸命スライムを塗って助けようとしているのが、ただただエッチをしているようにしか見えないのは笑っちゃいますね。
フィロちゃんって各巻で一回はぬるぬるにされちゃうんですよね。
年齢を吸われてちっちゃくなっちゃったフィロちゃんも可愛かったし、次はどんな可愛くえっちなフィロちゃんの姿が見れるのかとても楽しみです。
今回は気になるところが結構ありました。
ラビくんがタルタロスを冒険しているのは行方不明になった母親・ラパンを探すためのようです。
アクセサリー店の店主であるラングさんはラビくんの父親の知り合いのようだし、ラビくんに話をするときの様子からして、ラパンと一緒のパーティーにいたんじゃないかと推測します。
そしてラングさんはタルタロスの深部から逃げ帰ることができたけど、そのとき固有スキルを失ってしまったから冒険者をやめてアクセサリー店をやっているんじゃないでしょうか。
また、ラングさんとコニーさんの会話でラビ君には「例の補助輪」がついていると言っていました。
ラビくんには何か隠された能力があるのかもしれませんね。
ラビくんたちの父親もまだ謎が多いのでこの辺りも後々明かされるのかな?
あと、ダニエラがフィロちゃんに『愚図』と言っていたのも気になりますね。
フィロちゃんにどんな過去があるのか。
これも楽しみに待っておくとしましょう。
WEB コミックガンマぷらすにて『搾り取らないで、女商人さん!!』の第1話や最新話を読むことができます!!
気になった人はぜひ読んでみてください!!
おわり