どうも!
カッパ室長です。
今回はヤングジャンプコミックスの『貧々福々ナズナさま!』第6巻の見どころを紹介させていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『貧々福々ナズナさま!』第5巻の紹介記事はこちら↓↓
『貧々福々ナズナさま!』(稲葉そーへー)
【お知らせ】「貧々福々ナズナさま!」最終6巻が6月18日に発売になります。最終巻のカバーはタカオとツーショット!どうぞよろしくお願いします🙇♂️https://t.co/tApuwU0hqE
— 稲葉そーへー@ナズナさま6巻6/18発売・先日〇〇1巻発売中 (@ina89sou) June 8, 2021
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
勇気
安西涼子が孝雄たちのアパートに引っ越してきたことを聞いた中野。
ナズナに「カナもこっちに引っ越してくれば?」と誘われ、中野も孝雄たちのアパートへ引っ越すことに。
さらに浅井とハルトの母・美咲が結婚、カズオが孝雄の部屋に居候することになり、孝雄たちのアパートに神様たちが勢ぞろいする。
そしてヨモギはみんなの力でナズナの福印を守る作戦を練っていくのだった。
最終決戦を目前に孝雄はある不安を抱いていた。
それはもし福印が守れなかったとき、ナズナの父・黒松の呪いによってすべての財を失い天涯孤独になるということだった。
そして孝雄はナズナに話しかける。
「ある日を境に天涯孤独になるってのが…具体的にどうなるのかは正直よく分からん。
突然誰からも相手にされなくなっちまうのか…
皆の記憶から消えちまう可能性だってある。
そうなる前にオレは…中野の本当に気持ちを知りたい…!」
いつもだったら願い事かって食いついてくるナズナだったが今回は真剣な顔で孝雄に言うのであった。
「それはナズナじゃなくて…カナにお願いすればいいと思う!」
「あぁ…そーだな…
ナズナ様…願い事です。オレに勇気をください」
最後の戦い
ナズナの持つ福印がもうすぐ貯まってしまうことを知るヒナゲシ。
福印が貯まってしまうと福印は神界に返還され約百年間封印されてしまう。
焦った引地悠太はヒナゲシとレンギョウを連れ、孝雄たちのもとへ奇襲をかける。
突然敵が目の前に現れ、動揺する孝雄たちはヒナゲシの快楽至極の能力によって戦闘不能状態にされてしまう。
ヨモギたちに助けを求めるが、ヨモギたちもヒナゲシの快楽至極の前ではなす術がなかった。
ナズナが敵に捕まり絶体絶命のピンチのとき、ナンテンによって回復した孝雄が助けに入る。
ヒナゲシは再び孝雄を快楽至極で動けなくしようとする。
しかしそのせいで力を使い切ってしまったヒナゲシに変化が起こり始める。
ヒナゲシは凶々しいオーラを放ち、もののけになろうとしていた。
ヒナゲシ程の力を持つ神がもののけになると、街が消し飛ぶほどの災厄となってしまう。
孝雄のもつ供物ではナズナにお願いしてもヒナゲシを元に戻すことはできなかった。
そして孝雄はこの街のことは諦め、このアパートにいる人々だけでもテレポートさせて救おうと考える。
しかし、ナズナは「ナズナのせいで街がなくなっちゃうなんてやだ!人がいっぱい死んじゃうなんてやだ!」と言って諦めようとはしなかった。
「じゃあどうすんだよ!どう考えても街を救うだけの供物はオレには無ぇぞ!」と孝雄はナズナに言う。
するとナズナはこの状況を打開する秘策を思いつく。
「1コだけ…いいこと思いついた!
みんな助かる!人も街も!」
感想
今回で『貧々福々ナズナさま!』も最終巻。
あっという間でしたね。
第6巻は恋あり、愛あり、バトルありで盛りだくさんでした。
安西涼子が引っ越してきたことによって、孝雄のことが気になる中野加奈ちゃんも引っ越してきちゃいます。
これはヒロインらしい行動力ですね。
そして孝雄も加奈ちゃんが引っ越してこれるようにこっそりサポートしてるところも可愛いですね。
しかし、これからラブラブな生活が始まると思いきや、孝雄の部屋にカズオが居候してくるという謎なホモ展開に。
これは笑いましたね。
用心棒役として招いたはずなんですが、結局最後まで役に立ちませんでしたしね。
こうして孝雄たちのアパートには神様が続々と集結していきます。
よくよく考えるとすごいアパートですよね。
貧乏神もいますが、健康の神、勝負運の神、千客万来や恋愛成就、筋力増強とここまで揃っていれば、みんなが協力していけば何不自由なく暮らせる最高のアパートです。
福印をめぐる最後の戦いでは引地悠太、ヒナゲシ、レンギョウとの戦いというより、ヒナゲシとの戦いでしたね。
こうして戦うのを見てみると快楽の強さってすさまじいんだなと思い知らされます。
そんなヒナゲシが最終的には暴走してラスボスになってしまうのですが、ナズナの秘策でなんとか暴走を止めることに成功し、物語はハッピーエンドへ向かいます。
結局、引地悠太についてはあまり描かれませんでしたが、ただのオタクということでよかったのかな?
ハルトのお母さんも浅井と結婚し、孝雄も加奈ちゃんと無事に結ばれ、みんなきれいなところに収まったという感じでした。
最後まで私は栞さん推しだったのですが、やはり正ヒロインには勝てませんでしたね。
物語終了後のおまけイラストでは、孝雄と加奈ちゃん、ナズナ、ナンテンが仲良くソファに座って旅行の計画を練っています。
栞さんもヨモギちゃんとキャンプしてたり、結衣ちゃんと涼子さんとカズオも仲良くコスプレをしてて、ハルトくんたちも家族で花火をしていました。
一瞬、神様って一家族に複数は憑けないじゃなかったっけ?と思って2巻を読み返したら、貧乏神が複数憑けないだけで福の神だったら大丈夫のようです。
最後の戦いでアパートはボロボロになってしまいましたが、みんなココが良いと言っていたので直して仲良く暮らしているんじゃないかと思います。
とにかく、この漫画は笑いあり、ときにはバトルありで最後までほっこりとした気持ちで読むことができました。
疲れたとき、ほっこりと笑顔になりたいときにはまたナズナ様たちを見て癒されたいと思います。
「となりのヤングジャンプ」では第1話が試し読みできちゃいます!
コチラの作品もオススメ!
『先日助けて頂いた〇〇です! 』
おわり