どうも!
カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている『魔女に捧げるトリック』第3巻を紹介させていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第2巻の記事はこちら↓↓
『魔女に捧げるトリック』(渡辺 静)
マジシャンが転生して魔女を助ける話 1/17 pic.twitter.com/1zYZFjxs0V
— 渡辺静😈11/17魔女に捧げるトリック①発売 (@shizumukun) November 16, 2020
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
“奇跡”のトリック
“鉄槌”の一人・ヴァレリー司祭のナイフを自在に操る“奇跡”に圧倒され、捕まってしまったマキトとミア。
マキトたちは地下牢でヘルガの妹・ラウラと出会う。
ラウラからヘルガの過去を聞いたマキトたちはラウラと協力し、今度こそヘルガを助けることを誓う。
そして屋敷の外にいるリーゼの力を借り、空飛ぶ絨毯をおとりに無事に屋敷を脱出するのだった。
その後、ヴァレリー司祭が使う“奇跡”の謎が解けず頭を抱えるマキト。
そんなとき、ミアの悲鳴が家中に響き渡る。
急いでミアのもとに向かうマキトとリーゼの前に裸のミアが「私の身体を見てください!!」と言って飛び出してきた。
ミアは自分の胸に“悪魔の印”がついていることをマキトたちに知らせる。
その“悪魔の印”を見た瞬間、マキトはヴァレリー司祭が使っていた“奇跡”のトリックがすべて分かってしまうのであった。
VSヴァレリー司祭
ヴァレリー司祭から闘技場で100勝できたら妹と一緒に自由の身にしてもらえるという約束をしたヘルガはあと1勝で100勝というところまで勝ち進んだ。
しかし最後の相手はなんとヴァレリー本人だった。
過去の恐怖に縛られ、動くことができないヘルガはヴァレリーに一方的に切り刻まれる。
約束も噓であったことを知り絶望するヘルガ。
そんなときヘルガのもとにマキトとミアが助けに入る。
マキトは魔法の杖を取り出し、ヴァレリーに“魔法”と“奇跡”のどちらが強力か勝負をしようと挑発をするのだった。
挑発に乗ったヴァレリーはナイフを浮かせ、マキトたちに攻撃する。
しかしマキトはこの攻撃のトリックを見破っていた。
ヴァレリーはこの時代にはまだ存在しない「電磁石」を使い、ナイフ(鉄)を自在に操っていたのだ。
マキトはその力を逆手に取り、自分も電磁石の魔法の杖を使い、ナイフを全て杖に引きつけてしまうのであった。
“奇跡”を見破られ動揺するヴァレリー。
マキトはヘルガに「これでヴァレリーを倒せるぞ」と言うが、ヘルガはまだヴァレリーに対しての恐怖に打ち勝てていなかった。
そんなヘルガの心を救うため、マキトは新たな魔法で女の子へと変身する!
感想
今回はヘルガの救出&ヴァレリー司祭との対決のお話でした。
ついに“鉄槌”との戦いが始まりましたね。
“鉄槌”の一人・ヴァレリー司祭が使う“奇跡”の正体はなんと「電磁石」でした。
本来、中世であるこの時代にはまだ電気は存在しません。
まだ存在しないものを使っているんだから、誰も分からず“奇跡”と言うはずですよね。
しかし転生者であるマキトはこれに気づき、ヴァレリー司祭のインチキを見破ることに成功します。
さらに今回、衝撃の事実が判明します。
なんと“鉄槌”のトップであるピエトロ大司教もマキトと同じ未来からの転生者だったのです。
だから“鉄槌”たちはこの時代に存在しないものを使うことができたんですね。
しかもピエトロ大司教もマキトと同じマジシャンのよう。
腕前もかなりのものみたいです。
彼の目的は「未来永劫魔女狩りが続くようにする」こと。
マキトの「産業革命が来るまで魔女を守る」という目的と真逆ですね。
なぜ彼は魔女狩りが続くようにしたいのか。
彼が未来でどんな人生を送ってきたのかが影響してるのかもしれませんね。
相手もマジシャンということは、今後はマキトと“鉄槌”によるマジック対決になっていくということなのかな。
どんなマジックで騙し合うのか、とても楽しみです。
今回仲間に加わったヘルガの魔女の技術は『戦士』。
普段はボーっとしている食いしん坊の女の子です。
この子は今後マキトのマジックにどんな風に協力していくのか。
ヘルガは体が柔らかいので箱などの狭いものに入るマジックとかで活躍しそうですね。
着々と悪魔側につく人間が増えてきたし、マキトのハーレム化も進んでますね。
次の魔女ははたしてどんな子なのか。
そしてマキトたちを襲う次の“鉄槌”はどんな人物なのか。
次の巻が楽しみですね。
おわり