こんにちは。
カッパ室長です。
今回はビッグコミックにて連載中の『しょうもない僕らの恋愛論』第5巻を紹介させていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
前回の記事はコチラ↓↓
『しょうもない僕らの恋愛論』(原 秀則)
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『#しょうもない僕らの恋愛論』第5集 #原秀則絵里と一緒にソファを見に行くはずだった休日に、こっそりくるみと会っていた拓郎。それを絵里の同僚・薫が目撃したことをきっかけに、拓郎・絵里・くるみの関係に緊張が走り…!?
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— ビッグコミック編集部 (@bigcomic_mg) November 30, 2020
第5巻の見どころ(ネタバレ注意)
絵里とくるみ
絵里と一緒にソファを見に行くはずだった休日に、拓郎は急に仕事が入ったと言ってこっそりくるみと会っていた。
その現場を絵里の同僚・薫が目撃してしまい、絵里にそのことを報告する。
話を聞いた絵里はショックを受けるが、拓郎本人に問いただすことができずにいた。
そんなある日、絵里は薫といつものお店で食事をしていると、そこにくるみと悠がやってきてしまう。
薫がくるみに拓郎と会っていたか尋ねると、くるみは絵里のほうを見て「はい会ってました。筒見さんと会ってました。」と答える。
悠はくるみが拓郎と会っていたのは進路相談の為だと補足して説明する。
内心焦っていた絵里だが、大人の余裕を見せて笑顔で「そういうことならこれからもジャンジャン拓郎にアドバイスしてもらって。あたしに遠慮せずにね。」とくるみに言う。
くるみは大人で拓郎のことを理解している絵里にくやしさを覚えるのだった。
その後、くるみはもう一度絵里に会いに来て、前回の謝罪とこの前は嘘をついていたことを告白する。
「ホントは…違います…
筒見さんが好きだから会っていました…」
別れ
絵里に「最後にも一度だけ筒見さんと会ってもいいですか?」とお願いしたくるみは、拓郎に練習したデッサンを見てもらうことにする。
凄い上達だと褒める拓郎だったが、スケッチブックの最後のページをめくると、
「さよなら 筒見さん」
と言う文字が…
そして「今までありがとうございました。さよなら筒見さん」と言ってくるみは走り出す。
驚き呼び止めようとする拓郎にくるみは振り返り、「筒見さんはあたしのこと好きでしたか?」という言葉を残し去っていった。
その後、拓郎はマスターから絵里とくるみが会っていたことを聞き、絵里に「何で隠してた…?」と問いかける。
すると絵里は「隠してたのはどっちよ?」と返し、拓郎こそくるみに下心があったのではないか?と言う。
「やめろよ…そんな酷い言い方…」と言う拓郎に、ついに絵里が激怒する。
そして
「拓郎…あたしのことナメてない?くるみちゃんだけじゃない…あたしだっていなくなるかもよ…」
そう言って絵里は家を出ていってしまった。
翌日、絵里を見つけ謝罪をする拓郎に絵里は「拓郎の中に…あたしと結婚っていう選択肢は…ある?」と質問をする。
拓郎は「もう少しだけ時間をくれないかな…」と答える。
その答えを聞いた絵里は言うのだった。
「だったら…
もう終わりにしよ…」
感想
拓郎の曖昧な行動をきっかけに、拓郎・絵里・くるみの3人の関係が歪に変化していきましたね。
恋人である絵里との約束を破って、こっそりくるみに会いにいってしまう拓郎。
仕事のついでだったんだろうけど、それなら絵里に一言説明しておくべきですよね。
やはりちょっとは下心もあったのかもしれないし、絵里に対して悪い事をしている自覚はあるんでしょう。
そして優しい絵里は拓郎がくるみといたことについても問いただそうとせず、1人で悩んでしまいます。
長年想い続けてやっと恋人になれたのに、自分が変なことを言ってフラれるのが怖かったのかもしれませんね。
拓郎も絵里が自分にゾッコンなのを知ってるから、これだけ好き勝手しちゃうんでしょうね。
そしてくるみから別れを告げられる拓郎。
それがきっかけで絵里とも喧嘩になってしまいました。
これは拓郎の自業自得ですね。
しかも結婚の話になって、もう少し時間をくれという情けない回答。
その言葉を聞き、絵里も拓郎から離れてしまいました。
今までの拓郎の曖昧な行動のせいで、みんなが悲しい思いをする羽目になってしまいましたね。
本当に絵里が可哀想です。
やっとで付き合えても拓郎は他の子のことばかり考えてましたからね。
拓郎はこのままバッドエンドを迎えてほしいとまで思ってしまいます。
そして物語は数年後へと進みます。
大学生となったくるみ。
これはまた拓郎と再会して結ばれるというパターンかな?
拓郎や絵里、悠などはどうなっているのか。
続きが気になりますね。
おわり