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【しょうもない僕らの恋愛論 第4巻 ネタバレ注意】新たな道へと進む拓郎

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どうも、カッパ室長です。

 

今回紹介するのはビッグコミックにて連載中の『しょうもない僕らの恋愛論』第4巻です。

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

前回の記事はコチラ↓↓

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しょうもない僕らの恋愛論』(原 秀則


前回までのお話

絵里と付き合い始めた拓郎だが、母親の写真を渡すという口実をつけてくるみに会いに行き、くるみを傷つけてしまう。

拓郎のことを忘れ、前へ進もうとしたくるみだったが、高校の「卒業アルバム委員」に選ばれてしまい、デザインのアドバイスをもらうため拓郎に連絡を取ることになってしまう。

第4巻の見どころ(ネタバレ注意)

「独立」の道へ

くるみからの連絡を受け、拓郎はくるみにデザインのアドバイスをすることになった。

無事仲直りすることができ、再びくるみの笑顔を見ることができて嬉しくなる拓郎。

一生懸命デザインの案を考えるくるみを見て自分も頑張ろうとやる気を出す。

 

しかし、そううまくはいかなかった。

後輩にデザインのセンスを追い抜かれ始め、さらに社長からは「後輩の育成」を指示され自分でデザインをすることができなくなってしまった。

「自分はもっとデザインの仕事がしたい」

そして拓郎の頭に「独立」という選択肢がよぎり始めた。

40歳過ぎてからの独立ということで悩む拓郎だったが、くるみと話すことで独立の道へ進むことを決意する。

一方、絵里は拓郎から独立の相談もされず、拓郎の未来に自分はいるのか不安になるのであった。

 

卒業アルバム制作を通じてデザインの楽しさを知ったくるみは、将来デザイナーの道に進むことを考え始める。

そして美大への進路について相談するだけだったのが、熱血すぎる美術の先生の押しに負けてデッサンの指導をうけることに。

感想

今回は拓郎、そしてくるみが新たな道へ進み始めるというお話でした。

この作品、恋愛だけでなく、40歳の大人の仕事に対する気持ちなどもしっかり描かれているのがとても面白いです。

40歳ってそろそろ現役を退いて若手を育てながら会社を経営する側にまわるのか、まだまだ現役で頑張るのか悩む年頃なんですね。

拓郎と同じぐらいの年齢の人達は拓郎の気持ちがよく分かるのではないでしょうか。

私も40歳ぐらいになるとこんな気持ちになるのかな…

 

悩んだ末、拓郎は自分でデザインをするため「独立」の道へ進んでいきます。

ここで拓郎の良くないところは絵里に何も相談してなかったとこですね。

結婚も考える年齢なんだから、彼女に一言ぐらい相談しとくべきですよね。

そのせいで絵里は拓郎は自分との未来を考えているのか不安を抱き始めてしまいます。

もともとくるみとの仲を良く思ってなかった絵里だからこれはけっこうダメージ強かったでしょうね。

絵里のほうは悠と映画を楽しんでて、今のところ2人とも特に恋愛には発展しなさそうですが後々何かありそうで不安です。

 

拓郎も絵里と付き合ってるのに、またくるみに安奈を重ねてドキドキし始めてしまってます。

この男…懲りませんね。

 

くるみもデザイナーになるため、美大への進路を考え始めました。

3年生になって、ここから美大受験の準備するのって相当大変だろうな…

はたしてこの選択がくるみや拓郎にどう影響を与えていくのか。

 

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おわり