こんにちは、カッパ室長です。
今回は週刊ヤングジャンプにて連載中の『貧々福々ナズナさま!』第4巻の見どころを紹介させていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
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『貧々福々ナズナさま!』第3巻の紹介はこちら↓↓
『貧々福々ナズナさま!』(稲葉そーへー)
4巻発売特別企画
【貧々福々ナズナさま!人気回ランキング】
第3位 30話「動物園」(3巻収録)
可愛さと優しさが詰まってて個人的にかなり好きな話だったので、読者さんにもそれが伝わってとても嬉しかった回です。
1/4 pic.twitter.com/V1VcNSVXGD— 稲葉そーへー@ナズナさま4巻発売中・先日〇〇1巻12月発売 (@ina89sou) November 26, 2020
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
次々襲い来る神様たち
孝雄たちの会社に大企業D・K・Iソリューションの美人副社長・安西涼子がやってくる。
涼子は福の神・ナデシコを連れていた。
ナデシコの能力は恋愛成就で、彼女の持つ神器は人の恋愛感情をコントロールするものだった。
ナデシコの神器によって、涼子に誘惑されてしまう孝雄。
涼子は孝雄に福印をねだってくる。
彼女たちの狙いはナズナが持つ「福印」だった。
ナズナとナデシコが福印の取り合いをしている際に、偶然ナデシコの神器が壊れ、難を逃れることができた孝雄たち。
彼女たちは「許して!このコは悪くないの!脅されてたのよ!」と言って姿を消してしまうのであった。
また別の日。
仕事終わりの孝雄と中野のもとに新たな神憑きが現れる。
彼の名は浅井龍一といい、彼に憑いている福の神は勝負運の神リンドウ。
中野は浅井に百円を賭けたじゃんけんの勝負を持ち掛けられ、敗北してしまう。
リンドウは勝負に勝つだけではなく、勝負した相手の射幸心を増幅させる能力もあり、中野はその後勝負から逃げられなくなり、最後は中野自身を賭けた勝負にも負けてしまった。
賭かっている額が大きすぎるため、助けようにもナズナの力でもどうすることができない。
孝雄は人質にとられた中野を救うため、福印を賭けて浅井と勝負をすることに…!!
感想
今回からナズナの福印を奪うために、本格的に敵の神様たちが孝雄たちに襲い掛かってきました。
今までゆるくて楽しい日常漫画だったのに、今回からゆるくて楽しい神様バトルコメディ漫画になってしまいましたね。
黒幕に憑いてる神様もナズナと同様の念願成就の能力を持っているようでかなり手ごわそうです。
ナズナの能力は代償として同価値の物が壊れますが、敵の方の代償は何なのでしょうね。
何かハァハアしてたり、ビクッビクンッってなりながら喘いでる描写があるのでそれが代償なんだろうけど、いやらしい感じなんでしょうか。気持ち悪いですね。
孝雄はナズナの父である黒松に福印が奪われたら全ての財を失い天涯孤独になると脅されてしまったので、ナズナのことをしっかり守らなくてはいけなくなってしまいました。
これからさらに福印を狙って様々な神様たちが襲ってくると思われます。
孝雄たちも敵に負けないように強力な仲間と見つけていくのかもしれませんね。
どんなバトルになって、孝雄たちはどう切り抜けていくのか、今後の展開が楽しみです。
あと、願い事して孝雄の所有物がどれだけ壊れていくのかもちょっと楽しみです。
また、この第4巻で個人的に好きだったのはヨモギの恩返しのお話です。
前回動物園にてヨモギのために孝雄がナズナに実体化のお願いをしてくれたことが嬉しかったようで、ヨモギがお礼に孝雄に天ぷらを作ってあげています。
ちゃんと上手く作って、孝雄が美味しそうにしているのを見て嬉しいそうなヨモギ、本当に可愛いです。
そして油がはねて大変そうなヨモギを見て、孝雄がこっそりナズナにお願いして油がはねないようにしてあげるのがとても良かった。
孝雄ってときどきこうやって優しさ見せてくるのが良いんですよね。
福印を賭けたバトルも良いですが、こういったゆるくてほっこりする日常パートもやはり最高です。
次の巻でも彼らのほっこりする日常に癒されたいですね。
おわり