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【無能の鷹 第1巻 あらすじと感想】見た目は“デキる人”なのに実は社内ニートな女の痛快お仕事マンガ

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カッパ室長です。

 

今回はKissにて連載されている『無能の鷹』第1巻を紹介させていただきます!!

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

無能の鷹はんざき朝未



どんな内容?(ネタバレ注意)

有能に見える女は実は社内ニート!?

緊張に弱い男・鶸田ひわだは就活中にある女性と出会う。

彼女の名は鷹野たかのツメ子

スマートな身のこなし、落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚な姿勢。

鶸田は一目見て彼女は“デキる人”だと思った。

そして縁あって2人は一緒の会社に入社するのだった。

 

それから1年半後―。

鷹野は社内ニートになっていた。

実は鷹野は“デキる人”に見えるけれど、実際はまったく仕事ができなかった。

普通の人の“仕事ができない”のレベルを超えた無能さ。

記憶力もなく、Excelも使えない、漢字も読めない、書類の印刷もろくにできないのだ。

なぜこの会社を受けたのかと鶸田が問うと、

丸の内のオフィス街をパリッとした服でカツカツ歩いて、受付を社員証でピッてしたかったの。 あと筆記試験ないところ」と鷹野の回答はとても浅いものだった。

 

鶸田は分析センスもあり、提案力もある有能な社員だが、気弱そうな見た目で損をしてしまい、プレッシャーにも弱く、営業先で上手くプレゼンができずにいた。

そんな鶸田はある日、見た目だけは有能そうな鷹野を引き連れて営業へ向かうことにしてみる。

すると、営業先の人達は鷹野のデキる人っぽい雰囲気に騙され、和やかな空気になった。

さらに鷹野が鶸田のことを「大丈夫です。彼は私などよりはるかに優秀です。」と言ったことで、営業先の人達から信頼を得て、鶸田はいままでにないくらい順調にプレゼンができ、無事契約を取ることに成功する。

もしかしたら鷹野はわざと仕事ができないフリをしているのではと思う鶸田だが、やはり鷹野は仕事ができない模様…

 

仕事ができない鷹野のおかげで、周りの人達の仕事が上手くいくようになっていく、愉快痛快新感覚お仕事マンガが幕を開ける。

感想

この作品は有能に見える女と無能に見える男がタッグを組み、様々な修羅場をくぐり抜ける新感覚お仕事マンガです。

この漫画とても笑えます!

鷹野さんが面白すぎる!

鷹野さんがシンプルにアホすぎます。

仕事中、堂々とYouTube観たり、ペン回しの練習してたり。

こんなんで社会人としていいのか…?

ただ子供の頃お仕事ドラマを観てたおかげで、立ち振る舞いは完璧でデキる人オーラが出まくっています。

そんな鷹野さんが営業についていくと、営業相手が勝手に良いように勘違いしてくれて上手く契約を取れちゃったりするんです。

 

鷹野さんの何が凄いかというと、“強靭なメンタル”ですよね。

会社の上司や先輩から何を言われても動じず、開き直った状態で常に前を向く姿勢。

凄すぎます、見習いたいですね。

そしてこのポジティブさからくるのか、様々な修羅場も都合よくこなしてしまうんです。

鷹野さんは無知ゆえに突拍子もないことを言ったりするのですが、相手にはなんとなくそれっぽい感じで聞こえてしまい、それを有能な鶸田がカバーをするというなんとも良いコンビネーション。

周囲の人達も鷹野さんのハチャメチャによって今までとは違う新しいことに気づかされたりもしていきます。

 

仕事はできなくても生きていける。

プレッシャーなどに負けず、開き直るのもたまには悪くない、この作品を読んでそんな気持ちにさせてもらいました。

鷹野さんみたいな人がいたら職場も楽しいでしょうね。

でも実際こんな人いたら大変だろうな…

読んでいて、フフッと笑わせてもらい、そして温かな気持ちにもさせてくれて、色々考えさせてもくれる、まさに新感覚のお仕事マンガです。

 

ウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」にて『無能の鷹』の第1話を無料で読むことができるので気になった人はぜひ読んでみてください!!

第1話試し読みはコチラ

 

おわり