カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載中の漫画『クソ女に幸あれ』第4巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『クソ女に幸あれ』第3巻の紹介記事はこちら↓↓
『クソ女に幸あれ』
著者:岸川瑞樹
YouTube“ジャンプチャンネル”より
元カノと入れ替わる話①#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/iofGLQpTTD
— 岸川瑞樹 (@mo__zk31) January 4, 2024
第4巻の見どころ(ネタバレ注意)
入れ替わりがバレた!?
秋吉直は最近浅儀来花に絡まれるせいで、サークル内で「彼女が出来た」と噂されるようになってしまい、直はこのままではマズイと来花を呼び出し真意を聞いてみることに。
その結果、来花は直が西川檸檬と入れ替わり弱みを握って檸檬を脅していると勘違いをしていることが発覚。
来花は大学の入学式で檸檬と出会って以来檸檬のことが大好き(恋愛ではなく尊敬する人として)になり、日々檸檬を観察していたせいで直と檸檬が入れ替わっていることに気づいた。
そして脅されていると勝手に勘違いした来花は直を檸檬から引き離すため、自分に好意を向けさせようとしていたのだ。
一方、檸檬のほうは直と来花が付き合っているのではないかと鈴鹿等史に相談していた。
そしてこのままうじうじしても何も変わらない、後悔する前に全部伝えるべきなのではという思いにいたり、檸檬は直に告白しに行くのだが…
花火大会
サークルのみんなで花火大会に行くことに。
小河原菜摘の友人のミホは菜摘が直のことを意識していることに気づき、今回の花火大会に浴衣で行こうと提案する。
浴衣を着て男子たちと合流すると、菜摘は直に浴衣が似合っていると褒められ赤面してしまうのであった。
その後みんなで屋台をめぐり、手を洗いに行った菜摘はミホの機転により直と二人っきりに。
このチャンスを活かし、菜摘は直に「花火 二人で見ない…?」と誘うのであった。
感想
今回は直に迫る謎の女の子・浅儀来花との一件や、花火大会やカラオケのお話などが描かれました。
まずは浅儀来花のお話から。
来花の正体、それはただ檸檬のことが大好きすぎるだけの女の子でした。
直が考えていたような悪い女ではありませんでしたね。
しかし檸檬と直の入れ替わりに気づくとか、どんだけ檸檬のことを観察していたんだよってちょっと怖くなりました。
日々の観察と大胆な予想で入れ替わりという真実に辿り着く来花が凄すぎます。
そして檸檬を守るために自分を犠牲にしようとする行動力も凄いですね。
彼女は自身の家庭の事情から大事な人が涙を流してほしくないという思いがあり、この行動ができたみたいです。
これで来花の誤解も解けて、入れ替わりの事情を把握した心強い仲間が増えました。
来花が滑り込みで止めに入ったおかげで檸檬が告白せずに済んだし、一応今回の件は一件落着という感じになりましたね。
あと鈴鹿と来花がちょっと良い雰囲気になっていたのも気になります。
檸檬が告白しようとした時止められなかったことに罪悪感を感じていた鈴鹿に気に病むことはないとしっかりフォローしてくれた来花。
今後も二人は直と檸檬のサポートとして一緒に行動することもあるだろうし、徐々に仲が深まって付き合いだすなんてことになるのかもしれませんね。
花火大会のお話では菜摘と直がイイ感じになっていました。
直はしっかりと菜摘の浴衣姿を褒めているし、菜摘も二人で花火を見ようと誘っているし。
あとちょっと勇気を出すだけで彼氏彼女の関係になれるというのにそこまではいかないのがもどかしいですね。
ですが、この花火大会のお話で菜摘は自分が直のことが好きだと自覚してくれましたし、今後は菜摘ももっとグイグイ来てくれるかもしれません。
そうしたら直ももっと攻め込んでいけるのでは?
これは檸檬も早くアタックを仕掛けないと取り返しのつかない感じになってしまいそう。
第4巻の最後では直たちの映画サークルは学祭のために映画を作ることになりました。
やっと映画サークルっぽいことを始めましたね。
そして主演女優にミスコン出場者ということで他大学ですが檸檬に頼むことに。
しかし入れ替わりがあるので直も檸檬の体で演技をしなくてはいけなくなってしまいましたね。
日ごとに演技の差があっては怪しまれるし、これは直の演技力が試されそう。
はたしてどんな映画を作り、どんな撮影になるのか次の巻が楽しみですね。
単行本第5巻は2025年1月頃発売予定です。