カッパ室長です。
今回は週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中の『ジャガーン』第11巻の見どころを紹介していきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
前回の記事はこちら↓↓
『ジャガーン』
原作:金城宗幸
漫画:にしだけんすけ
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— にしだけんすけ@ジャガーン (@tyokopaisotugyn) September 29, 2020
第11巻の見どころ(ネタバレ注意)
チーム・ジャガーン
蛇ヶ崎、雪丸にノーメンチームを裏切った松屋散春が新たに仲間に加わった。
そして東京都知事選に立候補したノーメンが選挙活動中の拠点として使用している舞羽ヒルズタワーに潜り込み攻撃するという作戦を立てていく。
そのころ南沢愛理の身体で生きる青年・宿は、D・D・Lでジャガーンに助けてもらって以来ジャガーンのことが忘れられず、もう一度会って自分の気持ちを確かめるためSNSを駆使してジャガーンを探し始める。
しかし、SNSで出会った人物はニセ・ジャガーンという殺人鬼で、宿は殺されそうになるが逆に相手を能力で飲み込み危機から逃れる。
その直後、宿の前に敵と交戦中の本物のジャガーンが現れる。
敵の部隊と戦うジャガーンを助けようと、つい戦闘の中に飛び込んでしまう宿。
そして敵を全滅させたジャガーンに「お前は、なんだ?」と銃を突きつけられた宿は、とっさに自身の変身能力を見せて言うのだった。
「な…仲間に、してください!!」
作戦開始
都知事選の投票日前日、舞羽ヒルズタワーにはノーメンと後援会の人々が集まり、パーティーを開催していた。
そこにジャガーンと散春で奇襲をかけ、ジャガーンの弾丸がノーメンの顔面を貫く。
しかし、ノーメンは“再生”という能力により、今まで吸収してきた人間のDNAを盾にジャガーンの攻撃から逃れていく。
そしてジャガーンたちが奇襲を仕掛けてくると読み、待ち構えていたクロオニ(三日土)が散春を襲う。
それに対し散春は雪丸を使い、D・D・Lにいるクロオニの息子を人質に取り、動きを封じていく。
会場から逃げるノーメンを追うジャガーン。
射程圏内まで追いつめるが、突然横から現れたピノの襲撃に遭ってしまう。
「待ってたぜヒーロー。さあ、復讐の時間だジャガーン。最期の選択をくれてやる!!」
そのころ宿はある作戦を実行していた。
それは愛理の身体でパーティー会場に潜入し、後援会のお偉いさんを誘惑し、その男が持つPCをハッキングしてノーメンの裏金データを盗むというものだった。
感想
今回からジャガーンたちに散春が加わった「チーム・ジャガーン」vs「チーム・ノーメン」の3対3の死闘決戦が始まりました。
ジャガーンと散春というライバル同士の共闘というのはかなりアツい展開ですね!
2人がビルの上から舞羽ヒルズタワーに攻め込みに行くシーンはかなりカッコよかったです!
ジャガーン、散春も相当強いですが、ノーメンの能力も凄いですね。
取り込んだ人間のDNAを盾にでき、1000回殺さないといけないとか…
そしてノーメンの秘書のモナも重力を操るという意外と強い能力の持ち主でした。
モナがガードしてたらほぼ攻撃当たりませんもんね。
これをどうやって突破していくのか楽しみです。
そして散春は能力だけでなく、頭も切れるのが本当にすごい。
クロオニを無力化させるために生き返った息子を人質にとるとか。
普通に散春とクロオニの戦闘が見たかったけど、今後どうなっていくんでしょうね。
人質となった息子を取り返しに来るのかな。
散春のことだから、この先もさらに色んな策を練ってそうですね。
そして今回の一番の見どころはジャガーンvsピノの再戦。
なによりジャガーンの能力がカッコよすぎる!!
ついにロケットみたいになっちゃいました。
相手の細菌が死ぬところまでぶっ飛ばすとか想像以上の攻撃でした。
ピノの過去も描かれ、彼なりの正義を貫いていたことも判明し、ちょっと可哀想でしたね。
そして最後の「またなジャガーン。地獄で待ってるぜ。なんつって♪」のシーンは本当に良かった。
もうひとつの見どころはやはり宿の合流です。
いままで全然物語とは関係ないところにいましたが、ここでまさかのチーム・ジャガーンに加入。
そして結構重要な役割をさらっとこなしていきます。
ジャガーンとともに過ごすことで今後、宿はどうなっていくのか。
このまま正体がバレることなく愛理としてジャガーンの恋人枠を狙う存在になるのかな。
そうなるとベルちゃんと戦ったりしないかな。またベルちゃんにも出てきてほしいですね。
政治的ダメージを負ったノーメンが今後どういう手でジャガーンたちを襲ってくるのか。
続きが楽しみです。
おわり