こんにちわ、カッパ室長です。
今回は月刊ヤングキングアワーズGHにて連載されている『かみくじむら』第2巻の紹介です。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『かみくじむら』第1巻の紹介はこちら↓↓
『かみくじむら』(大見武士)
[本日発売]YKコミックス「かみくじむら 第2巻 大見武士著」が本日発売されました。近年稀に見るクズ・永瀬くんの狂い咲きをご笑覧あれw!電子版も同日配信です。お見かけの際は是非ともよろしくお願い致します。(S) #かみくじむら #大見武士 pic.twitter.com/QHNjg8rPmc
— アワーズGH編集部(毎月16日発売) (@Myoungking) June 17, 2019
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
新たな村長候補の出現!?
女性ばかりの村・かみくじ村に招かれ、次期村長候補となった永瀬。
女性たちの誘惑に耐えきれなくなった永瀬は、どんどん快楽に溺れていく。
その姿にエリも永瀬に不信感を抱き始めていた。
調子に乗った永瀬は、困っている住民たちがいても面倒がって適当なことを教え始める。
それでも自分のことを感謝し続ける住民たちを見て永瀬は快感を覚えていた。
そんなとき、村長がやってきて永瀬に言う。
「キミはもう村長にはなれんのじゃよ。
新しい候補を連れてきちゃったんじゃもの」
この桃源郷が自分の手に入らないと知り、永瀬は絶望する。
そんな顔を見て笑いをこらえる村長。
そして村長は永瀬と新たに村へ招いた青年・真島の2人から新村長を「よりくじ」で決めることを宣言する。
永瀬は多くの住人が自分のもとに集まる様を見て、すでに勝ったつもりでいた。
真島は永瀬と違い、この村の異常性にも気づき、どうやって脱出しようか考えながら、困っている住民たちにも紳士な対応をしていく。
その結果、住民たちは永瀬のもとから離れ、真島のもとにつくようになっていく。
「よりくじ」が投票式のくじだと知った永瀬は慌てふためき、夜中に真島を呼び出し村長を辞退してほしいと頼みこむのだが…
感想
2巻でよりクズになっていく永瀬。
欲にまみれすぎた人間ってこんな感じなんですね。
ただ体を求めるサルのような永瀬を見てエリもこの人でいいのかと不信感を抱き始めちゃいましたね。
でもまだエリは現村長に一泡吹かせるため、永瀬を利用しようとしています。
そしてエリはみんなに隠れて謎の男性と会っています。
この人がエリとともに村長を倒そうと計画しるのかもしれません。
エリの口からお兄ちゃんという言葉もあったので、この人がエリの兄なのかも。
気になりますね。
そして天国気分を味わっていた永瀬でしたが、急展開がやってきました。
新たな「まれびと」で村長候補の真島の登場。
彼は永瀬と違いまともな人間でした。
このカルト村が異常であること、そして逃げようとしたら命が危ないということにも気づいた真島はどうにか脱出する手段はないかと村を探索したり、聞き込みをしたり。
そして困っている住民がいたら助けてあげる。
普通にイケメンですね。
そしてあまりにもバカでクズな行動ばかりとる永瀬にあきれて見下していきます。
そりゃそうですよね。こんな危ない村でアホみたいなことをしてるヤツで、使い物にもなりませんからね。
それでもクズな行動をとり続けるせいで住民の信頼も永瀬から真島の方へ移ってしまいます。
最後には辞退するよう頼み込むのですが、拒否され逆ギレする始末。
本当にクズですね。
自分を正当化させようと言い訳ばかりして、それが駄目だと喚いて暴れだす。
読んでいて、こんな人間にはならないようにしないとと改めて感じました。
反面教師にしないとですね。
これで真島が村長になればこの村も変わっていくのかもしれませんが、そううまくはいきませんでしたね。
永瀬の意地の悪さがここでさらに悪化してしまいます。
これ以上クズになってどうするんだ。
第2巻を読み終えて、まじでこのクズ主人公を早く絶望に叩き落してくれって思いました。
第3巻では永瀬に不幸が訪れるといいな。
おわり