こんにちは。
カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載されている『きるる KILL ME』という漫画の紹介です。
『エム×ゼロ』や『KISS×DEATH』の叶恭弘先生の最新作。
殺し屋♀×標的♂というちょっと変わったラブコメです。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『きるる KILL ME』(叶 恭弘)
どんな内容?(ネタバレ注意)
好きな人に会うために、自らの暗殺を依頼⁉
日本屈指の医療系総合企業「碧ホールディングス」の御曹司で若き天才・碧音持は偶然出会った女性に恋をした。
もう一度会いたい、もう一度触れ合いたいという一心で、碧は政府情報局に依頼して彼女を捜し出してもらうことに。
しかし、碧は今まで自分から接点を作って人間関係を生み出したことがなく、彼女が見つかってもどうやって親しくなればいいのか分からなかった。
そんなとき、彼女の正体が判明する。
彼女の名は赤海きるる。暗殺組織の殺し屋だったのだ。
それを聞いた碧はあることを思いつく。
それは、
「碧音持の暗殺を赤海きるるに依頼する」ことだった。
こうすることでただ再会するだけでなく、碧がターゲットであるうちは、きるるが碧のことだけを考えていてくれるのだ。
そしてきるるに暗殺の依頼をし、念願の再会を果たすことに成功する。
涙が出るほどの幸せを感じる碧。
きるるはそんなことは知らずに碧を殺そうとしてくる。
碧ももちろんそのまま殺されないように事前に護身術を叩き込んだり、医療の技術を盛り込み限界を超えた肉体改造を施した体で耐え抜いていく。
暗殺をデートのように楽しむ碧。
こうして暗殺の依頼して様々なシチュエーションのデートを楽しむという究極の寸止めLOVEゲームの幕が開けたのであった。
感想
好きな人に会うために自分を殺しのターゲットにするというちょっと変わった恋の物語。
主人公の碧音持はイケメンで天才なのですがかなりの変態ですね。
好きな女性との接点をつくるために自分を殺させようとするなんてぶっ飛んだ発想普通の人じゃできませんもん。
御曹司なんだから、もっと普通に再会して恋をすることも簡単にできただろうに…
しかしそのおかげで、もう一度きるるに会いたいと思う碧、碧音持を殺そうと思うきるる、お互いが違った意味で想い合えています。
そしてそれで泣くほど喜ぶ碧。本当にそれでいいのか…
攻撃される度に喜ぶ碧が若干気持ち悪く、そして面白いです。
きるるの攻撃は常人だったらイチコロなのですが、そこを耐え抜いているのは素直に凄いと感心します。
さすが医療系総合企業の御曹司、最先端の医療技術を駆使して毎度軽傷で済ませてしまうのです。
こんなの、本気で殺そうとしているきるるにとっては屈辱でしかありませんが…
こんなんできるるがこの先碧に振り向いてくれるのか心配になります。
そしてこの作品の魅力はなんといっても、ヒロインであるきるるの可愛さです。
叶恭弘先生が描く女の子はとても可愛いですよね。
顔も可愛く、スタイルも抜群!!
なんで殺し屋なんてやっているのでしょうね。
碧を殺すため、ナースになったり弁護士になったりと様々なコスプレをしてくれるのもありがたい!!
今後もきるるには色んな服を着てもらいたいです。
碧音持の暗殺がきるるにとって殺し屋としてのデビュー戦なのですが、碧のせいで苦戦しまくり。
その魅惑のボディを使えばあっさり碧を殺すこともできるのに、そういうHなことは苦手なようです。
たまに無自覚でHな攻撃をしてしまっているのですが…
これからきるるが碧にどんな攻撃を仕掛けていくのかも楽しみの一つです。
そしてきるるはいつ碧の恋に気がつくのか、または碧のことを恋愛の対象として意識しだすのかも見物ですね。
碧音持は御曹司ということで、ガードマンがついたり、秘書がついたりとどんどんガードが固くなっていきます。
碧にとってはデートの邪魔が増えるだけですね。
この先、この強固なガードを潜り抜けながらきるるとの暗殺(デート)を楽しむことはできるのか。
続きが気になりますね。
ジャンプ+の公式サイトにて第1話と第2話が無料で読むことができます。
気になった人はぜひ読んでみてください。
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おわり