こんにちは。
皆さんは「マジック:ザ・ギャザリング」を知っていますか。
トレーディングカードゲームで「マジック」や「ギャザ」と呼ばれ、「もっともよく遊ばれているTCG」としてギネス世界認定もされています。
私も昔MTGにハマっていて、当時、コロコロでやっていたMTGのマンガの主人公が赤緑のデッキだったから真似して赤緑の速攻デッキ作ってました。
友達の青デッキにボコボコにされたのは今となっては良い思い出です。
本日はそんな90年代MTG青春グラフィティのマンガを紹介します。
『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』
原作:伊瀬勝良
漫画:横田卓馬
監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
どんな内容?
1998年。
主人公の神納はじめは「マジック:ザ・ギャザリング」(MTG)というカードゲームが大好きな中学2年生の少年。
彼は「男は黒」と中二病のようなことを理由に黒単色のデッキを好み、友人の来島たちと学校の休み時間に対戦して遊んでいます。
そんな彼には天敵が存在します。
それは優等生の沢渡慧美です。
彼女との因縁は小学生のころまでさかのぼり、いままで勉強で1位だったはじめは転校してきた慧美に1位を取られてしまいます。
はじめは慧美のことをライバルと認めようとしましたが、慧美はそんなものに興味がないと一蹴します。
その後も慧美に成績で勝つことができず、万年2位という屈辱を受け続けてきたのです。
ある休日、はじめは冨成町にあるMTG専門店を訪ねます。
そこでは多くの人たちがMTGを楽しんでいました。
店の奥のほうから歓声が聞こえてきます。
なにやら十人抜きをしている猛者がいるらしい。
どんなクリーチャーだよとのぞき込むと、そこには学校とは別人のような恰好をしている慧美が座っていました。
日ごろの借りを返すチャンスと思い、はじめは顔を帽子で隠しながら、慧美に対戦を挑みます。
序盤、はじめは黒単色デッキの速攻で慧美を追い込みますが、後半から慧美の白単色デッキに攻撃を封じられ逆転されてしまいます。
勉強以外でも負けるわけにはいかないと焦るはじめはライフカウンターを落としてしまう。
その時、顔を隠していた帽子がとれてはじめだと気づいた慧美は、動揺し、店を出て行ってしまいます。
こうしてはじめは慧美の秘密を知ってしまうのでした。
ここが魅力的!
90年代にMTGにハマっていた人はとても懐かしい気持ちになりますよ。
私も昔ハマっていて大量にカードを集めた記憶がよみがえりました。
自分が持っていたカードがマンガに出るとかなり興奮します。
昔MTGをやっていた人はこのマンガを読むとまたMTGがやりたくなると思います。
最近MTGアリーナというMTGをPCで遊べるゲームが日本語対応したので遊んでみたのですが、ブレインズウォーカーなど新しいカードが追加されていてかなり困惑しました。
やっぱり私は昔の絵柄のMTGが好きなんです。
今の絵柄もきれいで良いのですが、昔の絵画のような感じがたまらなく好きなんです。
わかる人いないかな…
昔のMTGに懐かしむも良し。
はじめと慧美の恋の行方を楽しむも良しの面白いマンガです。
第1巻の特別特典は『悪魔の布告』の公式プロモカードが、
第2巻には特別特典として『ショック/Shock』の公式プロモカードが封入されています。
おわり