本日はアツい男の戦闘がカッコいい!
可愛い女の子にニヤニヤ。でもシリアス。
そんな漫画を紹介します。
『プランダラ』(水無月すう)
どんな内容?
数字に支配された世界
この世界は数字に支配されている。
この国に生まれた人間は生まれたその時から体のどこかに数字が刻まれていて、何かを「カウント」することを義務付けられています。
カウントが低い人間は自分よりもカウントが高い人間の命令に逆らえない。
そのため皆、毎日必死になってカウントを稼ぎ続けています。
また、カウントは下がることもあり、カウントが0になってしまうと地面に引きずり込まれてしまう「アビス送り」になってしまいます。
アビス送りになった人間はその後どうなったのかは誰もわからないのでした。
「撃墜王」を捜す少女
「伝説の撃墜王」を捜して旅をする女の子・陽菜は彼女の母親がアビス送りで地面に引きずり込まれる際に残した「撃墜王を捜しなさい」という言葉を糧に5年間も旅を続けていました。
撃墜王とはかつておこなわれた廃棄戦争の英雄の呼び名であり、白く輝く星をつけ、撃滅せしめた敵の数をその刀身に刻み人智を超えた力を発揮するといわれていた。
しかし多くの人はこれをおとぎ話だと思っていたのです。
仮面の男・リヒトーとの出会い、そして…
ある町で陽菜は変な仮面をつけた男・リヒトーと移動酒場の女主人・ナナに出会います。
彼らに撃墜王についての情報を尋ねるが聞いたことがないと返されてしまいます。
そんなとき自分が伝説の撃墜王であると名乗る軍人が現れます。
陽菜はその言葉を信じ、ついていきますが彼に騙され、星奪戦を仕掛けられてしまいます。
星奪戦とは互いがもつカウントをかけて戦うことで、敗者は勝者にカウントを奪われてしまいます。
星奪戦に敗れた陽菜はカウントを奪われますが、そこに本物の撃墜王であるリヒトーが助けに入ります。
圧倒的な強さで軍人を倒したリヒトー。
やっと捜していた人物に会えて涙を流す陽菜でしたが、リヒトーは陽菜を残して一人旅立ってしまいます。
そして軍人の部下らしき人物がリヒトーの存在を報告し、軍は「閃撃の撃墜王 リヒトー=バッハ」を追跡し始めるのです。
ここが魅力的!
迫力あるバトルシーンは本当に見ごたえがあります。
ストーリーも謎が結構あって先が読めないので、早く続きが読みたくなります。
1話から伏線みたいなものが多くみられます。
ヒロインの陽菜ちゃんだけ名前に漢字が使われていること、リヒトーの仮面が能面であること、リヒトーの武器が日本刀であることなどこの物語の町や人々とはちょっと違いますよね。
そういうところにも注目して読んでいってもらえると後々、意味が分かってより楽しむことができると思います。
あと、なによりこのマンガの男の子はカッコいいし、女の子は可愛いんです。
戦闘シーンはカッコよくてハラハラするし、女の子とのイチャイチャシーンは可愛いくてニヤニヤします。
完璧ですね。
最初はお色気やギャグが多めなのかなと思って読んでいましたが、そんなことありませんでした。
けっこうシリアスで重めな話満載の物語です。
それでも楽しく読めるのはイイ感じにギャグ要素がちりばめられているからだと思います。
カッコいいバトルものが読みたい、可愛い女の子が出るマンガが読みたいという人は是非読んでみてください。
ハマりますよ。
おわり