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【HEART GEAR】少女と機械の冒険譚【あらすじと感想】

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こんにちは。

 

今回は少女と機械が冒険の旅に出るSF漫画を紹介します。

 

HEART GEAR』(タカキツヨシ

どんな内容?

第三次世界大戦。

世界中に偏在していたあらゆる火種が連鎖的に広がり、最終的には地上全てを飲み込む終末戦争へと発展してしまいました。

人類を含むありとあらゆるものが失われたこの戦争で唯一爆発的な進歩を遂げたのが「ギア(機械生命体)産業」です。

ギアは本格的な軍事利用を契機に飛躍的発展を遂げ、その活躍の場と個体数は年々増え続け、戦争により地上から人類は一掃され、後には荒れた土地と文明の残骸だけが残りました。

それから約200年後…

 

唯一人の人間の少女・ルゥ学術研究用ギアのゼットは平穏な日々を過ごしていました。

ゼットはルゥにとってお父さん的な存在で、ゼットもルゥのことを娘のようにかわいがっています。

ある日、ルゥが日課の探検に出かけると大きな施設跡でドラム缶のような形をした謎のギア・クロムと出会います。

ひとまずクロムを連れて帰ってきたルゥはゼットにクロムを見てもらうと、クロムには”基底プログラム”が入力されておらず、いわゆる魂がない状態だと言います。

クロムはルゥとゼットと一緒に暮らすようになり、まるで家族のように3人で平和な日々を送っていましたが、ルゥとゼットが森へ出かけるとそこでインセイン(狂機)化している戦闘用ギアに遭遇します。

ゼットはルゥを逃がすために足止めをしますがインセインに破壊されてしまいます。

そしてクロムの元まで逃げてきたルゥをインセインが銃で狙い、それをかばうためにクロムは撃たれてしまいます。

ところがクロムの中から人型のギアが出てきます。

これがクロムの本当の姿なのでした。

クロムは「ルゥを守り続ける」という”基底プログラム”を入力し、圧倒的な力でインセインを倒すのでした。

 

ルゥがゼットの死を悲しんでいるとクロムはゼットのコアユニットを渡し、互換性のあるボディに搭載できればゼットを蘇生できるかもしれないと言います。

ゼットにもう一度会いたいと願う二人は「技術者」と「新しいボディ」を探すために旅に出ます。

ここが魅力的!

とても画力が高く、戦闘シーンは迫力満点の漫画です。

 

クロムがまじでイケメンすぎます。

はじめは何だこのドラム缶は?と思っていましたが、中からこんなにカッコいいキャラが出てくるとは…

ゼットもベイマックスみたいな体型をしていて可愛いです。

 

1巻ではまだ人間はルゥしか登場していません。

人間たちはどうなってしまったのか。

ルゥ以外の人間はまだ地球に生存しているのか。

謎は結構多そうですね。

また「ギアによるギアのための理想都市」というヘブンランドも気になります。

 

私はメイドのマリーがお気に入りです。

ルゥのことが大好きで、そして戦闘もかなり強いです。

あのむっちりした足はかなり魅力的です!

また登場してくれるといいな。

 

1巻の終わりではクロムが敵の攻撃を受けて、また新たな状態に変化しています。

この変化が今後どのような影響を及ぼすのかとても気になりますね。

今後の展開がとても楽しみです。

 

気になった方はジャンプ+で試し読みできるのでぜひ。

 

 

おわり