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【GOLDEN SPIRAL 第1巻 あらすじと感想】海面上昇で沈む国から人類を救う、異能力×ポスト・アポカリプスファンタジー

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どうも。カッパ室長です。

 

今回は週刊少年サンデーサンデーうぇぶりにて連載されている漫画『GOLDEN SPIRAL』第1巻の紹介を紹介させていただきます!!

『うえきの法則』や『サイケまたしても』、『ポンコツちゃん検証中』で有名な福地翼先生の最新作です。

 

GOLDEN SPIRAL』(福地 翼

どんな内容?

土地も資源も限られた“人類最期の国”ベルソー王国

かつて人類はこの国とは比べものにならない程の超巨大文明を築いていた。

だがある日、神は人類に鉄槌を下した。

無数の“天使”と呼ばれる化け物が、わずか3日でその文明を滅亡させた。

わずかに生き残った人類も急激な海面上昇によって土地を追われ、この地上に残された唯一の陸地、世界最高峰の火口に身をよせ、このベルソー王国、別名すりばちの国を築いたのであった。

 

ベルソー王国で護衛班エスコートの仕事をする青年・ザビ

彼は人類の0.01%の割合で生まれる、体の一部を人工物化する能力者「マグユーザー」の一人。

そして前王の息子であるザビは身分を隠しながら、この資源が乏しく不自由な国でみんなが幸せに暮らせるように尽力していた。

だがこの世界の海面上昇がまだ止まっておらず、この国は海に沈みつつあった。

刻一刻と終わりへ向かう国を救うべくザビは「外の世界ユートピー」への手がかりを探し続けるが、何一つ手がかかりは見つからない。

心が折れそうになるザビ。

そんなとき、彼の目の前に希望の星が降ってくる。

その星の中には記憶を失くした一人の少年・ガロがいた。

感想

今回の福地翼先生の最新作は異能力×ポスト・アポカリプスファンタジーです。

福地翼先生といえばの異能力系のお話ですね!

前作の『ポンコツちゃん検証中』は甘酸っぱい能力検証ラブコメでしたが、今作は異能力を使ったバトルも展開される熱い物語です。

舞台は文明が退廃した後の終末的な世界。

海面上昇によって沈みつつある国から人々を救うため、主人公のザビは「外の世界」への手がかりを探しています。

そんなとき、「外の世界」から謎の少年・ガロがやってきたところから物語は進んでいきます。

私は最初ガロは女の子だと思ってましたが、男の子でしたね。

 

物語は始まったばかりでまだ謎がたくさんありますね。

みなが呼ぶ“天使”とはいったい何なのか。

普通の天使のイメージとはかけ離れた存在です。

本当に神が創ったものなのか。

それとも人類が過去に生み出してしまったものかもしれませんね。

超巨大文明を築いていたというから、こういう生命体も創り出せたはずです。

天使たちは島の縁に棲みつき、人類を島に閉じ込めて滅亡させようとしているらしいです。

他にも理由があったりして…

もしかしたら島の外にあるより危険なものから人類を守っているという可能性も低いですがあるのかもしれませんね。

外の世界への鍵は天使が握っていると前王が言ってたのも気になりますね。

天使が勝手に動いているのか、何者かに操られているのかもまだ分からないですが、外の世界へ行くためには倒さなくてはいけない強敵です。

奴らに対抗できる強い仲間たちが今後登場すると思うと凄い楽しみです。

 

ザビの父親である前王が何者かに殺されてしまったというのも気になります。

普通に考えれば今の王、つまり前王の弟が一番怪しいですよね。

そうだとしたらなぜそんなことをしたのか。

そして今の王が“人減らし”をする理由はなんなのか。

このあたりも今後明らかになるだろうから、楽しみに待っていたいと思います。

 

この国から脱出するにはガロの記憶が重要です。

この国はなぜかヘリコプターや飛行機などの「空を飛ぶ物」の文献が存在しませんでした。

ガロの記憶を蘇らせ、飛行機の製造方法を知らなくてはいけません。

製造方法を知り、飛行機を作る過程で多くのマグユーザーが必要になる可能性もありそうですね。

体の一部を人工物化するマグユーザーの力で飛行機を完成させるという流れとかありそう。

とにかくまずはガロの記憶を蘇らせることが第一目標のようです。

どうやってガロの記憶を蘇らせるのか。

そしてガロとはいったい何者なのか。

 

物語はまだ始まったばかり、どんな展開になっていくのかとても楽しみです。

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おわり