どうも、カッパ室長です。
今回はヤングキングコミックスの『かみくじむら ~ぬめりロワイヤル~』を紹介させていただきます。
ヤングキングコミックスの『かみくじむら』のifの世界が描かれた作品です。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『かみくじむら』本編の紹介はこちら↓↓
『かみくじむら ~ぬめりロワイヤル~』(大見武士)
どんな内容?(ネタバレ注意)
かみくじむらに産業革命到来!?
これは本来の世界線とは異なるIF世界で築かれた幸せな帝国の物語。
すべてが籤で決まる秘村・かみくじむらに次期村長として招かれたクズ青年・永瀬。
そんな彼が幸運に恵まれ村長ら敵を全員倒し新たな村長となって2か月、永瀬のへっぽこぶりが露呈して村は苦境に立たされていた。
このままでは村の娘たちが飢えて死んでしまうとエリに言われる永瀬だったが、前村長のようには働けるわけもなく、ただ逆切れするのであった。
ひとりふてくされていた永瀬。
そんなとき永瀬は屋敷の中で前村長が自作していた「〇ーション」を発見する。
さっそくミナで試してみるとこの〇ーションがあまりにも出来がいいことに驚く。
永瀬はこれを売って金儲けをしようと思いつき、エリとミナとともに外の世界で実地販売をしてみたところ良好な販売結果を得ることができてしまった。
さらには出稼ぎでユーチューバーをしているソウジと前村長にネットで宣伝をしてもらった効果もあり、〇ーションの注文は殺到しだす。
意中の相手を落としたい女の子、セッ〇スレスに悩む若妻などにも大人気となった「パパ〇ーション」。
村の娘たちも売り上げが伸びるとご褒美がもらえるため製造作業にやる気を出す。
そして外部から新規取り引きの申し込みがあり、かみくじむらは〇ーションを特産とした観光地へと生まれ変わっていくのであった。
感想
今回のかみくじむらは♡♡♡で血なまぐさいドロドロした話というものではなく、ただ♡♡♡でヌルヌルしたお話満載となっています。
まさかのIFの世界。
IF世界のかみくじむらでは永瀬が村長になるのは同じですが、誰も死んではおらずとても幸せな村となっています。
ただの女の子の楽園になってますね。
そんなかみくじむらですが、永瀬が村長になったせいで財政難となってしまい、前村長が作った〇ーションを売って立て直そうとしていきます。
〇ーションひとつで村の財政を立て直していくなんてできるのかよって思っちゃいますよね。
ところがネットなどでの宣伝が効果絶大で〇ーションは飛ぶように売れ、かみくじむらはすさまじい発展を遂げていきます。
この作品の魅力はやはり可愛い女の子たちの♡♡♡なシーンですね。
本編でも♡♡♡なシーンは盛りだくさんでしたが、今回は〇ーションを使用したヌルヌルな♡♡♡がたくさん描かれています。
ただの♡♡♡なシーンですらエ〇いのに、さらにヌルヌルな〇ーションが加わることでさらにエ〇チ度は増していますね。
女の子たちが恥ずかしいけど気持ちよさそうな顔をしているのがたまらなく可愛いです。
そしてこの作品のもうひとつの魅力はこれまでの大見武士先生の描いてきた作品のキャラが登場するということです。
『KISS MY ASS』の三浦栞ちゃんや『わつぃのふしだら』の橘伽凛さん、『ぼくらのふしだら』の結城美菜実さん、『ちょろこいぞ!休刊さん』の休刊さんなど。
これはファンにとってはたまらないのではないでしょうか。
今まで悲惨な目に遭ってきたキャラたちも今回はみんな笑って幸せな暮らしをしています。
まさに集大成といった感じですね。
大見武士先生の絵が好きな人、ヌルヌルな♡♡♡シーンが好きな人はぜひ一度読んでみてください!
『かみくじむら』本編はコチラ
『かみくじむら』
「妄想好き」ということ以外は極めて普通の人の良い青年が迷い込んだ村は全てが籤で決まるという限られた人口、限られたライフラインに隠された神のみぞ知る異様な世界だった…
大見武士が放つ空想非科学共同体、開村!
おわり